ビジネスマンのための「読書力」養成講座


10 15, 2008 | Tag,読書術

正統派の読書術の本です。
読書を単なる文字を読むものとしてではなく、学びを得るものとして位置付けているところがとても共感できます。

本書の中で著者は論理的な読み方論理的に考える力をつける、などひたすら論理の重要性を強調しています。

論理の定義について調べてみました。
はてなキーワード > 論理
(1)思考の形式・法則。議論や思考を進める道筋・論法。
(2)認識対象の間に存在する脈絡・構造。「歴史の―」
(新辞林 三省堂)

とあります。

思うに、フレームワークを用いてMECEとロジックツリーを利用して読んだり考えたりするのが論理的であると言えるのだと思います。

この本の著者、小宮一慶さんはMBAホルダーであり、経営コンサルタントの仕事などもされているので、論理的な思考がいかに大切なのかを強調されているのだと思います。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座ビジネスマンのための「読書力」養成講座
(2008/09/15)
小宮 一慶
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小宮さん流の読書術は5段階に分かれます。これらのレベルの使い分けは相手(本)によって使い分けるべきであると主張されています。
  1. 速読
  2. 通読 レベル1
  3. 通読 レベル2
  4. 熟読
  5. 重読


  1. 速読

  2. この言葉の意味するところは一言で言うと、拾い読みです。本の中の重要な言葉を効率よく拾っていく読書です。MBAホルダーの人は皆、アメリカに留学した時に読まなければいけない膨大な資料の前で、必要に迫られこういった読書術を身につけるようです。
    レバレッジ・リーディングの本田さんも同様なことを述べていました。
    注意すべきはやはり知識の下地が必要であるということです。重要なことを重要であると判断できる力が備わっていないと、速読は効果が上がらないと主張されています。


  3. 通読 レベル1
  4. 通読 レベル2

  5. これらの違いはザーっと最初から最後まで一気に読んでいくという点では一緒なんですが、レベル2になると、論点を整理し、本に線を引きながら、メモをとりながら読んでいきます。この過程を小宮さんは論理的思考力やひらめきを生む大事な過程であると言っています。
    通読するときは自分なりの仮説を持って読むと、”読め方”が違うといいます。
    どういうことか、小宮さん流の仮説を紹介すると、
    • 成功している会社はキャッシュフロー経営を行っている
    • ビジネス書はお客様第一という視点が重要

    といった具合です。このように仮説を検証するような視点で読むといいそうです。


  6. 熟読

  7. 熟読というのはゆっくり読むという意味ではなく、丁寧に読むという意味です。巻末に載っている文献を調べたり、インターネットで調べたりしながら読む読書です。この過程こそがもっとも頭を鍛え、論理的思考力を養う、頭をよくする読書と言っています。


  8. 重読

  9. 繰り返し読む読書です。座右の書などが対象です。
    繰り返し読むに値する本は何度読んでも新しい発見がある主張しています。


本書ではそれぞれの読書レベルに適した本が紹介されています。入門書から専門書まで幅広いですが、どれも興味をそそられる本ばかりでした。

私は仕事柄専門書にあたる本を読まざるを得ませんが、小宮さんはこういった難しい本は、まず入門書から始めて次に専門書、これで終わりではなく、また入門書に立ち返るといいと言います。
この時入門書は、専門書を書いている人が書いた本であることがポイントです。
同じ本でも良書と不良書では得られるものに大きな差が出るということが強調されています。


”できる”人がなぜ”できる”のかを教えてくれる一冊だと思いました。






読書進化論


10 01, 2008 | Tag,読書論

読書進化論を早速読んでみました。

内容は本を”読む”、”書く”、”売る”と大きく分けて3つの構成から成っています。

本を売る、という視点は今まで読んだ本の中にはなかったので新鮮でした。

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
(2008/10/01)
勝間 和代

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インターネットと本の関係

インターネットと比較した読書の有利な点は、読書の場合、内容が多くの人の目に触れ、読者の元に届く頃にはかなり磨かれていることです。それに対してインターネットの世界では情報量は圧倒的ですが、その情報が本当なのか嘘なのか、ある程度自分で判断しなくてはいけないということがあります。用途によって使い分かられると思うので、まだまだ本というメディアが淘汰されることはないでしょう。




”読む”



読書の最大の効能

本を読むことで著者の体験を読書が疑似体験できるということ。
実際には体験したことがないことで、イメージトレーニングができるのです。
もちろん、読んだからといって成功できるわけではありません。
本を読むことでゴールの設定がしやすくなったり、そこまでたどり着くヒントが得やすくなるのです。
だから、多くの成功者は本をたくさん読んでいるのです。


本を読むときのコツ

テーマを持って読む。目的を持って読むということ。
そして、読書で得た経験はなるべく自分の体験と照らし合わせ、自分の頭で組み立てる。
そうしないと、身につきにくいのです。
組み立てた内容は”フレームワーク”として再現性のあるものにしておく。
フレームワークというのは思考の枠組みのことです。

例えば「ブルー・オーシャン戦略」という本では「戦略キャンパス」というフレームワークが成り立ちます。さらにそれに、「新製品や既存サービスのポジションを見直す」というラベルを貼り付けておくのです。

そうすると、本で得た知識が再現性高く呼び出せるようになります。
とにかく、読んだ本は読んで終わりにするのではなく、何か一つでもキー・アイディアを身につけるようにします。


テクニックの部分ですが、勝間さんも勧める”フォトリーディング”というものがあります。
フォトリーディングは素晴らしい技術です。
私もこの講座を受講しました。
しかし、残念ながらこれは魔法の杖では在りません。
フォトリーディングの効果が最大限発揮できるのは、小さいときからとにかく本は読んできた、読書に慣れ親しんできた人たちです。
下地みたいなものができている人と、そうでない人では効果がまるで違うと思います。
ただ、そういう読書に親しんでこなかった人も、悲観する必要はありません。これから読書の経験を積めばいいのです。



”書く”

本は読んだ後に”書く”ことで知識が整理されます。
”書く”ことはブログで行うのがいい。(というわけで、私もこのブログを作っています)

文章を書く上でのコツ
①自分の事例をを利用して親しみを持たせる
②読み手にとって心に響くフレーズを最低1つでも書く
③読者に分かりやすいように比喩を使う。
つまり、著者の体験を読者に再体験させるために、共通体験として感じさせるようにする。
④コンテンツ力
内容が伴っていないと、いくら美文でもダメ。
このコンテンツ力は書けば書くほど鍛えられる。

この力は一朝一夕に身につくものでは在りません。それこそ読書の積み重ねが必要です。



”売る”

まだまだ出版業は売る仕組みを進化させる余地がある。
フレームワーク4Pで言うところのPlaceとPromotionが弱いのでここを強化すればもっと売れるだろう。
そのために、著者ブランド、メディアの積極的な利用、ウェブでのブログや書評の利用などを考慮すると良い。



思えば、読書を始めたのもブログを始めたのも勝間さんの本を読み始めてからです。
読書の技術、ブログの文章力、少しは上達したかな(!?)


ところで、この本も新書ですが、新書っていいですね。
最近立て続けに親書の本を読みました。
安価で質の高い文章が読めます。






読書力


09 27, 2008 | Tag,読書術

どうして読書がもっと受け入れられないんだろう?

かくいう私も半年前までは読書嫌い。

私の場合、読書の面白さを知るきっかけになったのは勝間本をたまたま読んだこと、フォトリーディングの講座に参加したことでした。

はっきり言ってそれまでは全然本なんて読みたくなかった。
親から本を読みなさい、と言われたことはたくさんあったのに、なぜか心が動かなかった。

その理由について考えてみたんですが、
単純に読書の面白さが分からなかったからだと思っています。

一人で黙々と本を読むより、外で友達と野球をやったり、サッカーをやったり、一人でだったら家でテレビゲームをやってる方が楽しかった。

初めに出会った本が良くなかったのかもしれません。


あるクリスマスでの出来事。

親心だとは思うのですが、クリスマスにおもちゃをおねだりしていたのですが、朝起きると枕元に灰谷健次郎さんの詩集が置かれていた。

がっかりしながらも、その本を読んでみたのですが、全く良さが理解できなかった。

当時の私には理解するための器が出来上がっていなかったのだと思います。

だから、子供に本を読ませるには、その子供のレベルに合った本を勧めるべきだと思います。

初めのきっかけが大切です。
最初に本の面白さに気づいた子供は、興味の範囲を自分で広げていき、自分の読書力に合わせた本をどんどん選んで読むようになるんだと思います。

幼少時代から読書力を付けている人はとても大きな強みになっていると思います。
名文家の多くはものすごく多くの読書をしています。



前置きが長くなってしまいましたが、この本の著者も相当の読書家です。

”小手先のテクニックとかではなく、読書の意義について書かれた本です。”

読書力 (岩波新書)読書力 (岩波新書)
(2002/09)
斎藤 孝

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内容をまとめます。

読書の価値に関して、
”読書は単に情報の収集ではなく、思考力を鍛え、人間をつくるものだ”
というのが一つの答えです。

読書を通して得た知識や思考は自分を作っていきます。
自己のアイデンティティというものは他者が存在して初めて確立されるものです。
だから、本の著者との対話は自分自身を形成するのに役立ちます。

また、教養が増えれば、偏った視点ではなく、総合的な視点から判断を下せるようになります。
一枚岩はもろいものですが、岩を重ね合わせれば強靭になります。
矛盾しあう複雑な内容を自分の中に共存させること、それを繰り返していくことで、強靭な自己を作ることができます。



よく分からなくなる、
”読んだ”ということの指標は?
と言うと、

それは”要約が言えるようになること”です。

書いてあった内容をそのまま丸々言えるというのは単なる記憶です。単なる記憶はそのうち消えていきます。

そうではなく、自分の言葉で本の内容を要約するということです。
本の内容を自分の言葉で短い内容にして言うというプロセスは、脳の中に落とし込んだ本の中の知識とこれまでの自分の体験や知識を結びつけ、それをさらに言葉にして表現するということです。

本を読めば読むほど、知識のつながりができるので記憶力が強化されます。

さらに、本を読んで自分のものにした知識をアウトプットできる力というのは、思考力そのものになります。

このプロセスには著者との対話や自分との対話、これまでに読んだ本同士の結びつき、自分の体験との結びつきが含まれます。

本を読む、ということはこういうことです。

だから、本は読めば読むほど良いのです。



注意したいのは、だからと言って本を最初から最後まで細かく読む必要はないということです。
要点が分かればよいのです。

80対20の法則です。
その本の中で大事なことの80%は本文の20%に書かれていると言います。

内容によって読書のスピードを変えることも大事です。
メリハリです。
重要でないと思われる文章はサーッと読み流してしまいましょう。

記憶に残しておきたい、後で読み返したい個所には線を引いておきましょう。
人間の記憶は脆いので。


本は読んだ方がいい、という周知の事実ですが、どうもその意義がぼんやりとしてはっきりしない、という方にとてもお勧めです。

読書の価値、自分の中の変化は目に見えるものではないので分かりにくいと思いますが、これは読書を続けていくことで分かってくるものだと私は信じています。

当ブログ
本を読む
の記事も参考までにどうぞ






本を読む本


09 05, 2008 | Tag,読書術

本を読む本 (講談社学術文庫)本を読む本 (講談社学術文庫)
(1997/10)
モーティマー・J. アドラーC.V. ドーレン

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読書術に関する古典的な名著です。

この本は読書の技術を初級読書、点検読書、分析読書に分けて説明しています。さらに究極の読書をシントピカル読書と読んでいます。

少しでもフォトリーディングをかじったことのある人ならこの言葉の響きに聴き覚えがあるはず。

そうです、シントピックリーディングです。
概念も同じです。

複数の本から必要な部分を読み取って、それらを統合させることで新たな知を生み出すというものです。



まずは初級読書ですが、これはあまり説明の必要はありません。小中学校で教わる普通の読書です。


次に点検読書ですが、”拾い読み”と”表面読み”からなります。
点検読書では対象の本に合わせてスピードを帰る必要があります。
あくまで、”点検”読書なので時間はあまりかけません。

”拾い読み”は目次を活用したり、帯を活用したり、見出しを活用したりと本全部は読まずに内容についてある程度の分類をするというもの

”表面読み”はとにかく、分からなくても一度通読するというものです。

表面読みをする時は目の動かし方が重要とも言っています。さらに、目で読むのではなく、精神で読むのだと。目の動かし方は手(指)で視線を先行させるといいと言ってます。

ここまでで本の内容について一言で言えるようにします。



そして次が分析読書です。

本をよく理解するためにはココが一番重要。

分析読書の第一段階は、”何についての本であるか見分ける”、ということ。
ここで点検読書の”拾い読み”と”表面読み”が活きてきます。

拾い読みで内容を分類し、表面読みでアウトラインを作り、本の内容をとりあえず一言で言えるようにします。


次に分析読書の第2段階です。ここでは”内容を解釈”します。

キーワード、キーセンテンス、キーパラグラフを見抜きそこを重点的に理解する。
そして著者の主張を汲み取ります。


最後に第3段階です。

本に対する批評です。批評をする前にまずは著者の主張を受け入れるようにしましょう。著者の主張を理解してこその批評です。



記憶に定着させるため、理解を深めるために本に線や丸を書き込んだり、メモを書き込んだり、というようなことを推奨しています。

ここまでの読書ステップを進めるのに辞書や参考図書を使うのはOKです。でも、それらの道具を使いまくって時間ばかり消費してしまうのはやめましょう。辞書にはまる傾向は往々にして完璧主義の一回で理解したい読者に多いと思います。

本を読む速度、内容の理解度はもちろん読み手の経験も大きく影響します。


とても良い本です。



当ブログ”本の読み方”コーナーはこちら↓

本を読む



すごい速読術


08 28, 2008 | Tag,読書術

今、スライド作りに追われています。

週末に発表する機会があるので、準備をしているところです。

もちろん、理系のための口頭発表術
が参考になります。



さて、今日の読書はこの本です。

すごい速読術 ひと月に50冊本を読む方法 (ソフトバンク文庫 サ 2-1)すごい速読術 ひと月に50冊本を読む方法 (ソフトバンク文庫 サ 2-1)
(2008/06/17)
斉藤 英治

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この著者は以前に当ブログ王様の速読術でもご紹介した斉藤英治さんです。

もちろん、主張は一貫して変わりませんが、
今回はより実践的な内容になっていました。

私がこの著者のどこに共感しているかというと、一つの速読術にとどまらず、理想の読書法を追求している点です。著者は自らの読書法を第3の速読術と呼んでいるだけあって、読書法の改善に余念がありません。それと、ただ”読む”、”見る”、ではなく”理解”を伴った読書を目指している点も共感できる点です。

じっくり読んだけれども、はて?何が書いてあったっけ?とか、速読術を身に付けて速く”見る”ことができるようになったけれども内容はチンプンカンプン、では意味がないと思います。


個人的には速読は”読む”読書じゃなくて”見る”読書というのが理想だと思います。
もちろん、理解を伴わせて、です。
どうして”見る”読書が必要かと言うと、”読む”読書ではスピードに限界があるからです。

職業柄、大量の文献や書物から知識をインプットする必要があるので、是非とも”見る”読書を身につけたいと思います。



では、”すごい速読術”にズームインしていきます。


まず、前提として持っていなければならない心構えです。

1.速く読むと決める。
決意を固めることが大事です。今までの読書スタイルを捨てるのです。
どうしても、方法を変えるときというのは自分の脳が抵抗します。
その方が脳にとって楽だからです。
しかし、速読を身につけたいと思ったら決意を固めましょう。
そして、制限時間を決めます。

2.80対20の法則
その本の主張の80%は文章の20%にある。
完璧主義はやめましょう。
一字一句読んでも理解の度合いは知れてます。

3.目的の明確化
その本から何を得たいのか、知りたいのか明確にしておく。
”目的”こそが速読を加速させる推進力になります。



そしてテクニックです。

1.一度に視界の中に入れる文字の量を増やす。
実際にはこれが難しいと思います。
読書スピードが遅い人は本を読むときに視点が立ち止まることが、速い人に比べてはるかに多いことがデータで分かっています。
立ち止まらない読書をするには、”見る”読書が必要です。
言うは易し、行うは難しですが、
一度に一行、三行、五行、一ページを”見る”というように段階的に視野を広げるように練習する必要があります。
その時に使うのが”ホリゾンタルリーディング”というものです。
縦書きの文章も塊ごと視界に入れて横へ横へ進んでいきます。決して縦横縦横と行を読んでいくのではありません。ご注意ください。
見たものをイメージとして理解するのが究極です。
右脳式読書に通じます。

ちなみに、本書の中にはトレーニング用のページがあります。

2.スキミング
ホリゾンタルリーディングをしながら、自分の読書の目的に沿った場所で速度をゆるめてじっくり読みをする。
空飛ぶカモメが餌を求めて海の上を飛んでいるのを想像してください。
そのカモメが急降下して餌をゲットする、そんなイメージです。

3.トレーシング技法
読んだものを記憶に残しておくための技法です。
結構古典的だと思いますが、
・マーカーをつける
・アンダーラインを引く
・書き込みをする
・テーマについて自分の頭で考える
などです。



最後にヒントとして、

1.慣れ
2.リラックスと集中
3.完璧主義を捨てる
4.アウトプットをすることでインプットが加速する

ということを挙げておきます。


この本に載っていた視野を広げる訓練をもう少しやってみたいと思います。







フォーカス・リーディング


08 01, 2008 | Tag,読書術

本日リアル書店で発見して思わず直感で買った一冊。

速攻で読みました。

内容は・・・これまでに紹介した読書本とそう変わりありません。
今までの本より目の使い方、集中の仕方を解説しています。

著者はSRRという有名な速読教室の講師だそうです。

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術
(2008/08/01)
寺田 昌嗣

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本のコンテンツ力=著者の力×読者の経験値
これには同感です。内容をどれくらい理解できるかどうかは読者の経験値にだいぶ左右されると思います。そして、これは速く読めるかどうかの重要な要素でもあると思います。


この本が勧める速読術、要領のいい読書とは?

1.目的を持って読む。全ては読まない。
目的こそがスピード、理解を上げる原動力

2.時間設定
まず制限時間ありきです。
決めた時間にそれなりの読み方をするのです。
これだったら仕事で忙しい人にも可能です。

3.状況認識
締め切りが近ければ、それに追われて力を発揮することありますよね?

4.繰り返し読む
一番良くないのは一字一句に集中しすぎて全体を見失うこと。
スピードを保って繰り返し読んだ方が、結局は時間短縮で理解も深まります。

一冊の本を読んで、その3ヵ月後にどれくらい内容を覚えていますか?

驚くほど覚えていないと思いませんか?

だから、1回の読む時間を少なくして、繰り返し目を通せるようにするんです。
これが賢い時間の使い方です。

5.集中する ←ココが今まで私が読んだ読書本にはなかったところ
姿勢、呼吸法、目の使い方について解説してます。
巻末に付録があって、それを使って練習するような内容になってますが、実際には本を読むだけでこれを実践するのは難しいと思います。正直言って。

ただ、目の使い方で私なりに得たヒントは、気をつけてはいても、結構本の上で視線がさまよってしまうということ。なので、これを直す訓練が必要。とにかくスピードを保って視線を動かしてみることにしました。

私の読書法もまだまだ改善の余地があります。

人間弱いもので、習慣化していないとどうしても今までの楽な読み方に戻ってしまいます。
習慣化するまではひたすら繰り返すことが重要です。



世の中にはページを見ただけで写真を撮るかのように、本の内容が全て頭の中に入ってくると謳っている速読術があるらしいです。そして、実際にそんなことができる人もいるらしいんです。

でも、そんな夢のような技術が万人にできるとは思いません。
もっと実用的な技術を身につけるべきです。

ここで一つ誤解のないようにフォトリーディングについてコメントしておきます。
フォトリーディングはそんな魔法のような技術ではありません。
特にクローズアップされるのが、右脳で読むというフォトリーディングのフォトフォーカスの過程ですが、この過程は”分かる”過程ではありません。
たぶんコレがフォトリーディングに対して誤解の多い点ではないかと思います。

あくまでフォトフォーカスは”読んだ感じ”を植えつける作業です。
そして、次のステップ、活性化につなげる作業なんです。

フォトフォーカスだけでは本の内容は分かりません。
本をパラパラめくるフォトフォーカスは、あくまでフォトリーディングの一過程です。


実はこの本の主張している内容は、フォトリーディングの内容と重なる点が多いと思います。
読書法の神髄はやっぱりそうたくさんあるものではなさそうです。


ご参考までに
レバレッジ・リーディングレバレッジ・リーディング
(2006/12/01)
本田 直之

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本を読む本 (講談社学術文庫)本を読む本 (講談社学術文庫)
(1997/10)
モーティマー・J. アドラーC.V. ドーレン

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あなたもいままでの10倍速く本が読めるあなたもいままでの10倍速く本が読める
(2001/09/19)
ポール・R・シーリィ

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ブログ:王様の速読術
王様の速読術王様の速読術
(2006/05/12)
斉藤 英治

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ブログ:本調子
本調子 強運の持ち主になる読書道本調子 強運の持ち主になる読書道
(2003/12/20)
清水 克衛本田 健

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ブログ:「知」のソフトウェア
「知」のソフトウェア (講談社現代新書 (722))「知」のソフトウェア (講談社現代新書 (722))
(1984/01)
立花 隆

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ブログ:スピード読書術
速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術
(2008/06/20)
宇都出 雅巳

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王様の速読術


07 21, 2008 | Tag,読書術,フォトリーディング

速読の極意かな?

自分なりに結論に達しました。


①好奇心をもつ。その本から何を得たいのか主体的な目的を持って読み始める。とにかくコレが大事。

②制限時間を決めてしまう。例えばアウトプットまでやって1時間とか。それに合わせて読書の仕方を変える。

③全部は読まないとわりきる。80対20の法則。自分にとって必要な知識が習得できれば良いということ。

④言葉をイメージ化して右脳で読む(見る)

です。もちろんフォトリーディングの技法は使います。


とても参考になった本がコチラ

王様の速読術王様の速読術
(2006/05/12)
斉藤 英治

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いわゆる目の動かし方を身につけるような速読術を学んでも、目は動かせても理解がついていかないと思います。

著者が主張する読書法はこういった小手先の速読法ではありません。
とても理に適っていると思います。
フォトリーディングの影響も強く受けているようです。
本の中に”写真読み”として登場します。

著者は様々な速読法を学び、それを全て融合させて今の速読法に至ったと本文でも言っていますので、それはそれでいいのかもしれません。



方法ですが、

①プレビュー:5分
目次、まえがき、あとがき、本文中の図、表などからなんとなく本の概観をつかむ

②写真読み:5分
ページをパラパラめくって文字を見る。
意味をイメージとしてとらえる。
重要な部位を感じる

フォトリーディングのステップ、フォトフォーカスと一緒ですね。

③スキミング:20分
鳥になったつもりで大海原(本)にいる魚(必要な情報)を捕らえにいく。

フォトリーディングのスーパーリーディング&ディッピングと一緒ですね。



専門書は10冊チョイスして、その中の最も基本的で全体の把握に有効そうなものをじっくり読み、残りの9冊は20対80の法則で必要なところのみざっと読む。

英語を読む時は構造の特徴を利用する。この方法をトピックセンテンス法という。
英語の文章は、見出しがあってその次の段落をリード、それに続く段落をビルボード、次のトピックに移る前の最後の段落をキッカーといいます。
これらキーになるセンテンスを読んで大まかに理解する。

新聞は最初に必ず重要なことが書いてあるので、ここを読むのに力点を置く。残りは流して読む。



知識の統合と新たなアイディアのために必ず、読書の中の一過程としてアウトプットする時間をつくる。メモやブログなど。



悩めるフォトリーダーへ

いくらフォトリーディングの技術に長けたとしても、全くなじみのない、バックグラウンドのない本は読むのに時間がかかります。それは当たり前です。
なので、たくさんフォトリーディングすることで少しずつ知識を増やしましょう。

「”私”という鳥は初めは海(本)の水面上にいる魚(必要な情報)しか捕えることはできない。それで構わない。焦る必要はない。知識を増やしていくと少し深い場所にいる魚も捕えることができるようになる。」

全てを理解する必要はないのです。完全主義を捨てましょう。自分にとって必要な知識を得るのです。

経験を積めば、自ずとフォトリーディングの速度も加速するはずです。




スピード読書術


07 14, 2008 | Tag,読書術

読書に関して技術を高めていきたいと思っています。

実は私、今話題のフォトリーディングのセミナーにも参加しています。

セミナーに参加したことがない方はこちらを参考にしてください。
参考になります。
あなたもいままでの10倍速く本が読めるあなたもいままでの10倍速く本が読める
(2001/09/19)
ポール・R・シーリィ

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フォトリーディングにケチを付けるわけではなく、もっともっと読書について追及していきたいという気持ちです。



土日で読んだ本のもう一冊
速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術
(2008/06/20)
宇都出 雅巳

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自分にとって役に立った文章をまとめると、

1.速く読んだ方が理解できる
3時間かけて1回読むよりは、20分×9回読んだ方がよく理解できるということ

2.わからなくても立ち止まらない。
先に全体を把握することで、分からなかった部位は後から理解すればいい。今わからないことは実はどうでもいいことかもしれない。

3.最初から最後まできちんと読まなくていい
自分の役に立てばいい。

4.いろいろな本を同時進行で読んだ方がいい

5.本は読めば読むほど読めるようになる

6.速読の極意は
視線のぶれ、無駄な動きを減らす
脳の奥の肌間隔で感じながら読む
本を目の奥で読む感覚、目で見るより目で触る感覚

7.目次だけ見て語る
内容について想像力が働く。”知りたいこと”、”分からないこと”が分かるので読むスピードに火が付く。

8.「なるほど」という相槌がブレーキを外す
初めから批判的に読んでいると本に対する意識や集中力が下がる

9.「わからない、わからない」という感情の渦に引きずり込まれない
将来「わかる」可能性があると考えて読み進めてみる
「わからない」部分があったとしても、ほかの大事な部分は「わかる」ことに気づくかもしれない

「わからない」ことがあるとどうしても読書のスピードが落ちがちだが、「全体を読んだ後にまた戻ってきて理解すればいいや」、という気楽な気持ちで読んでみる。

なので、「わからない」時こそ速く読む


10.本に書き込んで自分だけのノートにする

11.読んだら誰かに伝える
自分がわかっていない部分が自覚できる


私の知りたい内容はこの本の前半部分に固まっていました。
参考になりました。




本調子


07 09, 2008 | Tag,読書論

今日はショックなことがありました。

最近、本をまとめ買いすることが多いので、先日もアマゾンでまとめ買いしたんですね。

そしたら、届いたものを開けてみると2種類も重複して届いているのです。
同じ商品を2回もクリックした記憶は全くありません。一体どうなってるんでしょうか?
でも、注文内容のメールを見たら注文数が2って書いてあるんです(涙)。
確認しないのがいけないんだ、って意見もあるでしょうが、そこまで警戒していませんでした。


同じ本を2冊持っていてもしょうがないですよね?よっぽど中身がよければ人にあげればいいんでしょうけど。

なので、返品しました。
宅急便の代金が850円くらいかかりました。
本2冊で3000円くらいでしょ?
全然取り返せてない・・・


さあ、気を取り直して本日フォトリーディングした本

本調子 強運の持ち主になる読書道本調子 強運の持ち主になる読書道
(2003/12/20)
清水 克衛本田 健

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この手の本は読書好きに勇気を与えてくれますね。

6人の本好きの有名人が熱く本について語っています。

1.清水克衛さん
この本の仕掛け人で、「読書のすすめ」という本屋さんをやっておられます。著作もあります。

心に残った一言
というのは「きるため  恵」だそうです。

2.本田健さん
ユダヤ人大富豪の教えユダヤ人大富豪の教え
(2003/06/19)
本田 健

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の著者です。これ、気になってたんで今度買って読みます。

本田さんはフォトリーダーみたいです。

心に残った一言
・読書は安い自己投資
・メンターになる本に出会う
・本選びは直感
・多いときで50冊の本を読む

3.七田眞さん

心に残った一言
・読書は幅広い分野を
・読書メモのすすめ
・成功者に共通するのは①プラス思考であること、②読書家である こと

4.望月俊孝さん

フォトリーダーです。今もフォトリーディングの講師をされているみたいですよ↑。

読書の原則について書かれています。内容はフォトリーディングのフォトフォーカス抜き、ですね。
・目的を持って読む
・アウトプットすることを念頭において読む
・80対20の法則
・積極的に著者と対話しながら読む
・大事だと思った本、心に残った本は繰り返し読む

最後に、一番気に入った内容がコレ↓
例えば伝記などの本を読むときは主役になりきる、読書することでイメージを明確にして、そのイメージを自分に内在化させる。それが成功の秘訣。


5.斉藤一人さん

多読することによって、アイデア・直感が生まれる

潜在意識の中でつながっていき、それがある時セレンディビティとして現れるということだと思います。


6.ハイブロー武蔵さん

おもしろい名前の人だなと少し怪しんでいたら、そんな人ではないようでした。

心に残った一言
読書で情報、知恵、言葉を自分に抽入し、セルフイメージを高める。そして、なりたい自分になる
・気に入った言葉は書き写しとく
・座右の書を見つける


それぞれ6人とも主張していることがかぶっている部分がありますが、これはそれだけ大事なこと、共通の認識、ということだと思います。

とても元気をもらえる一冊でした。

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