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テリパラチドの奇妙な作用機序


07 30, 2012 | Tag,骨粗鬆症,薬剤


テリパラチドという新しい骨粗鬆症薬があるのですが、この作用機序が変わっていて興味深いです。テリパラチドはPTH製剤です。

PTHの骨に対する作用は少し複雑です。まず骨芽細胞に作用し、その結果二次的に破骨細胞を活性化することで骨の再吸収を促します。

このようにPTHは破骨細胞の働きを強化しますから、一見骨を脆くしそうに思います。事実その通りで、PTHが持続的に作用した場合は骨吸収が促進され、血清Caが上昇して骨は脆くなります。

ところがこれを持続的ではなく、間欠的に投与すると効果が変わってくるのだそうです。これが驚きでした。骨芽細胞が死ぬのを抑制したり、骨芽細胞ができるのを促進したりして、骨の形成を促進するのだそうです。

PTHは骨を溶かすものと覚えていたのでちょっと意外でしたよ。

そういうわけでPTH製剤であるテリパラチドは1日1回20μgの皮下注射投与になっています。間欠的と言っても1日1回です。はい。

参考:
フォルテオ皮下注:自己注射可能な1日1回投与の骨粗鬆症治療薬:日経メディカル オンライン



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