どんな状況でもどんな場面でも僕達の生活はいつも何らかの選択を迫られます。
選択した後で、しまった、やっぱり別の選択肢にしとけば良かったなんて思うこともしばしば。
短期的に後悔しても、長期的には自分の選択は間違ってなかったと思うことも多いのですが。
いつでも後悔ない選択を行えるように、どのようにしたらいいのでしょうかね。
永遠のテーマです。一生分からないんじゃないかとも思います。
直感に従えばいい、という意見もあります。たしかにその通りだと思います。
その反面、おいおい、自分の直感なんてほんとにアテになるのか?とも思います。何もないところからいい直感は生まれないはずです。
ではどうすれば直感を養えるのでしょうか。
「
決定力を鍛える―チェス世界王者に学ぶ生き方の秘訣」という本があります。ガルリ・カスパロフ(
ガルリ・カスパロフ - Wikipedia)というチェスの元世界王者が書いた本です。
将棋と同様にチェスも次々に決断を迫られるゲームです。
彼はいったどうやって15年という長い間世界王者として君臨できたのでしょうか。
一流の勝負師は経験から学ぶことが上手なのだと思います。
長期的に見てもっと危険なのは、悪い戦略がよい戦術やまったくの幸運のために成功するケースだ。一度はうまくいくとしても、二度起きることはめったにない。だからこそ、成功にも失敗と同様に厳しく問いを投げかけることが重要だ。
負けた時は当然だと思いますが、勝った試合もです。これはなかなかエネルギーがいります。成功するとその結果に安堵してそこで思考停止してしまうことが多いですから。
上の引用はほんの一例ですが、勝負師の直感は経験に裏打ちされた部分もあるということなのでしょう。単に天才だからという理由で生まれるものではないのです。
翻って僕らの生活ではどうでしょうか。
仕事をうまくこなしたければ、今関わっている仕事について、結果がどうあれ細目に振り返って反省することが必要かもしれません。趣味でも同じです。
そうですね。僕も明日のオペについてしっかり予習しておこうと思います。そして終わったら忘れずに復習したいと思います。