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逆パノプティコン社会の到来


05 16, 2011 | Tag,SNS,ウィキリークス

ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来 (ディスカヴァー携書)
フェイスブックやツイッターなど、ソーシャルネットワークサービス(SNS)の普及は目を見張るものがあります。

かく言う私もツイッターやフェイスブックを利用しています。私の利用法は情報の収集や発信など、あくまで個人的な趣味の領域を出ませんが、SNSは今や世界を変える力を持ったツールになっています。例えば、チュニジアでのペン・アリ政権崩壊にフェイスブックが大きな役割を果たしたことは記憶に新しいと思います。SNSは衆人による社会の監視システムという機能を持ち始めています。

同様に衆人による社会の監視システムとして、ウィキリークス (WikiLeaks) というウェブサービスがあります。これは、匿名により政府、企業、宗教などに関する機密情報を公開するウェブサイトの一つです。創始者はジュリアン・アサンジという人物で、このサービスは投稿者の匿名性を維持し、機密情報から投稿者が特定されないようにする努力がなされています。

ウィキリークスの存在は賛否の分かれるところで、ネット上で賛成派と反対派の攻防が繰り広げられています。しかしながら、ウィキリークスが社会に与える影響はもはや無視できません。


ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来 (ディスカヴァー携書)ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来 (ディスカヴァー携書)
(2011/04/16)
ジョン・キム

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パノプティコンとはもともと18世紀にイギリスで功利主義を提唱したジェレミー・ベンサムが考案した概念で、監獄を最も効率的に監視できるシステムとして考案されました。真ん中に監視塔を建て、その周囲360度を監獄で取り囲むというものです。監視塔は全方位で監獄を監視できるという設計です。

本書のタイトルにもなっている逆パノプティコンとは、監視塔を政府、周囲を取り囲む監獄を私たちネットの利用者に見立て、政府が全方位でネットの利用者から監視されているという概念です。

ネットの普及により、私たちが政府を監視する立場となり、政府を変える力を持ったというわけです。これは大きな社会変革です。

自分たちが住む社会は自分たちが変えて行く。私は逆パノプティコンのような衆人監視システムが普及することに賛成です。特に民主主義が行き届かない社会では有効なシステムだと思います。チュニジアのように、中国などでも今後大きな運動が起こるかもしれませんね。

本書は最近のネットを利用した社会活動が、世界にどのような影響を与えているかについて解説してくれています。具体的で示唆に富んだ一冊です。



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