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「歴史とは何か」


08 02, 2010 | Tag,歴史

現在は誰かの手によって記録され、それは歴史となる。

また、過去の事実は誰かに掘り起こされ、それが歴史として記録されている。

歴史家が書いた歴史を、さらにその未来に歴史家が歴史として書くわけだ。

わたしたちが手にしている歴史というものはそういった過程を踏んだものということである。

歴史に求められるものはなんだろうか?

ただの事実の羅列であろうか。

歴史家の手にかかると、そこには事実の選択や整理という作業が加わる。解釈が加わっている。

歴史家は現在の一部で、事実は過去に属しているわけだから、歴史家が生み出すものは現在と過去との相互作用の産物である。

事実を持たぬ歴史家は根もありませんし、実も結びません。歴史家のいない事実は、生命もなく、意味もありません。


歴史とは歴史かと事実の間の相互作用の不断の過程であり、現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話なのである。


そう。歴史は事実の羅列と違うのである。


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