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骨折治療に革命が!?


05 04, 2010 | Tag,整形外科,骨折

これは画期的なニュース。


骨折治癒を加速 米研究チームが開発 - MSN産経ニュース

骨折したマウスの治癒のスピードを速める物質を米スタンフォード大の研究チームが開発し、28日付の米医学誌に発表した。人の骨折治療だけでなく、さまざまな臓器や組織の再生に応用できる可能性があり、研究グループは傷ついた皮膚や心筋梗塞の治療への利用も検討していきたいとしている。
 研究チームは、動物が傷ついた組織を修復する際に細胞から出る「Wnt」というタンパク質に着目。Wntが骨の幹細胞を活性化させることで新しい骨の形成を促すことを突き止めた。
 さらにWntを効率よく細胞内に運ぶためのリン脂質でできたリポソームと呼ばれる微小なカプセルを開発した。
 リポソームに入ったWntを骨折したマウスに投与したところ、投与しないマウスに比べて新しい骨の形成が3・5倍速くなることが確認できたという。再生の加速は骨折した部位だけで限定的に認められた。(共同)



どうしてかというと、骨折が治るにはすごく時間がかかるから。皮膚が切れてそれが治るまでの時間とはだいぶ違う。

例えば、足をひねって足首を骨折したとする。

ギプスで治すにしろ、手術で治すにしろ、足をついて歩けるくらい骨が癒合するには1ヶ月半くらいかかる。

手術をすれば骨をくっつきやすい位置に戻しやすいし、ギプスに比べたらだいぶ強い固定ができる。だけど、結局骨が治るということは、自分の骨同士がくっつくことだから、手術でもギプス同様それなりに時間がかかる。

1ヶ月半がたってもまだ強度としては十分ではなく、骨折してから3ヶ月から半年くらいかけて骨は生まれ変わりながら強くなっていく。

時間がかかるから、治療をうける患者が「はやくはやく」とか「まだですか?」と思うのもうなずけるし、治療にあたる医師も早く治ってほしいと思っている。

上のニュースが画期的なのは、骨そのものが癒合するのにかかる時間を大幅に短縮できるから。3.5倍も速かったら、それまで3ヶ月かかっていた治療が1ヶ月弱だ。

これは患者にとって、また、治療する医師にとっても朗報以外の何ものでもない。

実用化されるのが楽しみな技術である。




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