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やさしい医療経済学


07 16, 2008 | Tag,医療,医療経済学,医療費

医療経済学について読書してみました。

やさしい医療経済学 第2版やさしい医療経済学 第2版
(2008/04/07)
大内 講一

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医療制度ってほんとややこしいと思います。

要点を私的な視点からまとめます。


お金の流れってどうなってるんでしょうか?

我々は医療機関を受診して、医療サービスを受けます。
医療機関は医療行為に見合った対価を受け取りますが、では、お金はどこから出てくるんでしょうか?
我々は通常病院に行っても3割しかお金を払っていません。
では残りの7割はどこが負担しているのか?

これは、医療保険と公費(国庫負担・国庫補助金など)が負担しているんです。

ちなみに2005年度の統計では国民医療費(介護費を含む)が39兆円で、そのうち公費負担が15兆円(37%)、保険料からの負担が19兆円(49%)です。

医療保険には通常会社勤めしている人が払っている「健康保険」や、公務員対象の「国家公務員等共済組合」、自営業の人は「国民健康保険」に加入していると思います。

我々が給料から天引きされているお金の中にはこのような保険料が含まれているんですね。


ここからが、特殊な点ですが、医療機関は行った医療行為を審査されるんです。
それでOKが出れば給付がおります。つまり、医療機関と保険者(保険組合)の間に仲介する機関があるんです。
こういう審査をする機関を審査支払機関といいます。

勤務医(開業医もか・・)は審査(通称レセプト)を通すために、行った医療行為について、病名を付けたり、どうしてこの治療を行ったかを文書で報告しなければなりません。
月末はこの書類作業をやらねばならず、忙しい勤務医にとっては正直負担だと思います。
しかも、レセプトをやるかどうかは医師の報酬に全く反映されません。
つまり、適当にやってもちゃんとやっても同じ給料なんです。
そう考えると医師のレセプトに対するインセンティブは開業医でなければ、低くて仕方ないと思います。


しかし、このシステム自体は保険者と被保険者の間を取り持つ中間的な存在なので、それはそれで大事な役割を果たしていると思われます。
これがないと、保険者と医療機関との間で、報酬について折り合いがつかなかった場合、民事訴訟しか解決手段がなくなってしまいます。


でも・・・制度があるのはいいとして、やはり医師のレセプトチェックの労力はなんとか改善してほしいところです。


続く・・・



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