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削除する勇気 「調べる技術・書く技術」


02 08, 2010 | Tag,文章力

とにかく文章を書く人にとって役立つ一冊。ブログを書く人にもおすすめ。


調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)
著者はノンフィクションライターの野村進さんです。過去の作品には 「フィリピン新人民軍従軍記 」など多数あり、現在は執筆活動をしながら大学教授もやられているようです。

ノンフィクションは小説とは違って、表現がリアルでありながらも、登場人物の言動はできるだけ事実に忠実に書く必要があります。これって難しそうです。

まずテーマがあって、特定の取材対象があり、それをもとに文章を起こしていくわけです。取材対象がこっちが期待したとおりにしゃべってくれればいいでしょうけど、そんな状況は少なそうです。

本書ではこうしたノンフィクション作家ならではの苦労も垣間見えます。



一方、本書は純粋に文章力を磨くためのコツのようなことも教えてくれます。

参考になったのは「削除のための勇気」というもの。


私は読んだ本の感想、紹介などをよくこのブログに書きます。

一冊の本からたくさんの学びを得ることがあります。そういう時どうしても一つの記事にやたらと盛りつけようとしてしまいます。

欲張っているわけではないのですが、あれもこれも書いておきたいし、伝えたい内容だなと思ってしまうと書かずにはいられなくなってしまうのです。

出来上がりの文章はなんとかまとまる場合もあるのですが、ただ長い文章になってしまっているだけで読み手にとっては負担になっていると反省するときもあります。

うまく削るのって難しいです。


”本”のような分量の多い媒体であればある程度校正を練ったうえで、枝葉を充実させて大きな木にする必要があります。本だったら一冊の本で一つのテーマを持っていないといけません。

しかし、ブログの場合一つのエントリーを枝葉と考えれば、ストックされていくトータルの記事を通してテーマみたいなもの、木ができればいいんじゃないかなと思います。

そう考えると書いた文章を大胆に削っても、もったいない気分にはならないんじゃないでしょうか。



本書を読むと過去の著者の作品にも触れることができます。

短い文章ですが、著者の作品にぐいぐい引き込まれますよ。


自分の文章力を振り返りつつ、明日からの「書く」作業に生かしていきたいと思った一冊でした。


調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)
(2008/04/18)
野村 進

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