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感情は行動に操られている


11 06, 2009 | Tag,脳科学

こんな実験があったそうです。


つまらない単純仕事があります。

グループAとグループB二つのグループがあります。どちらもおなじつまらない仕事をしなくてはなりません。仕事ですから報酬は出ます。

グループAには時給2000円、グループBには時給100円とします。

仕事が終わった後、それぞれのグループに「仕事はおもしろかったですか?」と質問します。

どちらのグループが「おもしろかった」と答えたでしょう?



普通に考えたらグループAの方がおもしろかったと答えそうですよね。私もそう思いました。

ところが、実際にはグループBの方がおもしろかったと答えるそうです。


これはいったいどういうことなのでしょうか?

この場合のグループAの人たちは「おもしろくないけど、いいお金をもらえるから頑張ってやろう」と納得できます。

それに対してグループBの人たちは簡単に納得できそうな理由が見つかりません。そうすると脳は自分を納得させるために自分の感情を操作するのです。「おもしろかったから仕事をしたんだ」と。

とってしまった行動は変えられないけど、これから生じる感情は変えられるからです。これが脳のしわざだと。


こういうことって日常生活でもあるかもしれませんね。例えば、異性と付き合う時。自分から積極的に告白するタイプの人と、告白されてから付き合うタイプがいるんじゃないかなと思います。告白されてから付き合う人のうち、初めは恋愛感情を抱いていなくてもそのうち本当にその人のことが好きになってくる人、こういう人ってまず行動ありきで後から感情がついてくる人と言えるかもしれませんね。


単純な脳、複雑な「私」単純な脳、複雑な「私」
(2009/05/08)
池谷裕二

商品詳細を見る


著者は脳科学者の池谷裕二さんです。

母校の高校生への講義をベースに書かれています。日常に即した脳科学のエピソードが満載で、とてもおもしろい本です。



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