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会計天国


09 30, 2009 | Tag,会計,ビジネス,起業

話の主役は娘の結婚式直前に、交通事故で突然生死をさまようことになった経営コンサルタント。

天国と現実の間に離脱してしまった彼はそこで天使と出会います。天使は彼に5つの課題を与えます。その5つの課題をクリアすることができれば、生きるという選択肢を選ぶことができます。5つの課題は、会計士でもある彼が生前に関わったことのある人々を彼のアドバイスで幸せに導くというものです。

本書はタイトルから察する通り、この物語を通じて実社会に役立つ会計に関する知識を伝えようとしています。

会社を経営するために財務諸表の読み方が役立つのはもちろんのこと、部下を評価するのにも財務諸表の知識って役立つんですね。

会計天国会計天国
(2009/04/21)
竹内 謙礼 青木 寿幸

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本書を読んでまずほぉー、と思った箇所は、部下を評価するのに適切な指標は売上ではなく「利益」であるというところでした。

売上売上と言っても、例えば売上を増やすのに多額のリベートが必要だったらその分利益は目減りしているはずです。売上が少なくてもリベートやかけている経費を少なく抑えてあれば利益は大きくなります。

これってどの仕事にも言える生産性の考え方と一緒ですね。医者の仕事ではあまり生産性は評価されませんが、たとえば人工関節の手術を一日に5件こなす外科医と、1件こなす外科医では実績に差が出ます。とは言っても、安全性や術後成績が確保されての話ですから、単純に数で評価はできませんね。


もう一つおもしろいいなと感じた箇所は、多角化経営で出てきたこの部分です。

1.同じ業種に事業を拡大することで規模の経済性が発生して、利益を大きくする
2.川上、川下に事業を拡大することで、コストの削減やお客のニーズに応える
3.多角化経営することで、将来の会社全体のリスクを小さくする

1から3の順でリスクが高くなります。だから事業を拡大させたかったら、1から3の順で進めていくべきで、いきなり3をやると経営は傾いていきますよ、ということです。

これを読んで考えていたのは、今自分がやっていることです。副業に興味があっても、これまでに全く縁のなかった業種に手を出すのは危険だということですね。

自分がやることを一つの事業として考えると、本職を軸にして自分の市場価値を上げることが先決だなあと思いました。自分の本職は整形外科ですから、それを軸にして、例えば関連した専門医の資格(リハビリ専門医とか脊椎脊髄病認定医とかね)をとっていった方がいいのではないかと。

ブログで書く、本についての記事は本業と全く関係ないですが、それはそれでしょう。大部分趣味ですから。


正直、会計についての話は専門用語が多いわりに図が少なく、理解するのに苦労します。しかし、本書を読むと、ビジネスパーソンなら基本的な会計の知識は持っておいた方がよさそうだ、ということが実感できます。私にとってはそれだけで十分でした。

仕事で財務諸表に触れる機会もないので、以前に読んだ会計本の知識も忘れがちです。おそらく財務諸表をたくさん読んだり、それを何度も自分で書いたりすることで読めるようになるはず。ビジネス本を読むだけではなく、一度集中的に勉強してみる必要がありそうです。

まずは目標設定です。まだ勉強を始める気はないので、来年2月にある試験あたりを照準に頑張ってみたいと思います。

会計天国会計天国
(2009/04/21)
竹内 謙礼 青木 寿幸

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