スポンサーサイト


-- --, --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場


09 25, 2009 | Tag,HBS,MBA,ハーバード

MBA(経営学修士)取得は企業内での出世や高額収入を得るためのチケットだ、なんて言われることもあるかと思います。それを手に入れた人は憧れの対象になったりするわけですが、「ビジネススクールって実際のところどうなの?」というのは行ったことない人にとって気になるところだと思います。

著者は大学で文学を学んだあと、ジャーナリストになり、その後ハーバードビジネススクール(HBS)に留学した方。銀行やファンド、コンサルタント出身の人が多い中、変わった経歴をお持ちです。卒業後も、再びジャーナリストとして働かれています。

MBA取得に関しては明るい面ばかりがクローズアップされることが多いですが、本書はビジネススクールの暗い面にも焦点を合わせた本になっています。そのあたりの詳しいところを2年間の学生生活を振り返りながらつづられています。

同じ体験記であるハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にてと合わせて読むとそれぞれの留学体験記が読めて一層おもしろいと思います。

ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場
(2009/05/21)
フィリップ・デルヴス・ブロートン

商品詳細を見る


「世界に影響を与えるリーダーを育成する」のがHBSの使命だそうです。

たしかにHBSは優秀なリーダーを数多く輩出しています。

卒業生で世界的に活躍している人は多く、例えばブッシュ前大統領、ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグ、元IBMCEOルイス・ガースナー、日本なら楽天の三木谷社長もそうですし、監訳者となっているライフネット副社長の岩瀬大輔さんもそうです。

著者が言う、HBSが不幸な人間の製造工場というのは、

「HBSは不幸な人間の製造工場なのさ。ぼくらにはとても多くの選択肢があるのに、満足そうなものはほとんどいない。HBSはみんなを不安にさせ、その不安は増す一方だ。何が彼らを変えてしまうのかは、わからない。きっとみんな冷静さを失ってしまうんだろうな。」

ビジネスでの成功を追い求めていけばいくほど、終わりのない苦悩にさいなまれる、というのも一つの真実なのでしょう。

とはいえ、魅力的な面も多いHBS。

卒業生に世界をリードしている人材が多く、その卒業生にコンタクトをとりやすいというのもメリットの一つでしょう。

また、ハーバードビジネスクールには様々な経歴を持った人がいるようです。人種もそうだし、経歴もです。そんな仲間に出会うことも貴重な財産になるようです。

ビジネスを学んでいく過程で得た優秀な仲間、仲間と議論することで仲間から吸収すること、自分を客観的に評価することなどは他では得られない経験になるのだと思います。


私個人的には医師免許を持った人のMBA取得、それをどうビジネスとして生かしていくか、この辺がおもしろそうだなー、なんて考えています。

MBAに興味はあるけど、どんなものかとりあえず知りたい人にとっては本書は良い一冊になると思います。

卒業生の岩瀬さんの著書ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて。こちらも参考になると思いますよ。

ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場
(2009/05/21)
フィリップ・デルヴス・ブロートン

商品詳細を見る
ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にてハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて
(2006/11/16)
岩瀬 大輔

商品詳細を見る




0 CommentsPosted in 経営
-0 Comments
Leave a comment
管理者にだけ表示を許可する
-0 Trackbacks
Top
最新記事
Amazon
リンク
Ads
月別アーカイブ
ライセンス
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
Related Posts with Thumbnails
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。