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【小説】向日葵の咲かない夏


07 08, 2009 | Tag,小説

今日はこの前書店で手に取ったミステリー小説の紹介を。

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
(2008/07/29)
道尾 秀介

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主人公は小学生のミチオ君。友達であるS君の死をきっかけに犯人探しに関わっていきます。登場人物には子供を偏愛する小学校の担任が出てきたり、凡庸な老人が出てきたり、しゃべる蜘蛛が出てきたりと、なかなか不可解な設定になっています。しかし、物語の後半3分の1くらいになってくると初めに物語に対して感じていた違和感が一気に解消されていきます。タイトルの意味も分かります。この辺のスピード感がたまりません。

本書の背後にあるテーマはとても深いものだと思います。人間は嫌なことが起こると、そこから目を背けたくなります。目を背けるだけならまだしも、頭の中で、既に起きた過去をねじまげようとしてしまうのです。誰でも少しならこういう経験はあるのではないでしょうか。過去を変えるために今という現実を変えようとしてしまう、行き過ぎた切ない思考が本書にはあります。

ミステリーなので、あまり内容を明かすことができなくて残念なのですが、興味を持ったらぜひ読んでみてください。



2 CommentsPosted in 小説
-2 Comments
By 藍色07 23, 2009 - URL [ edit ]

こんばんは。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

By flowrelax07 23, 2009 - URL [ edit ]

藍色さん、こんばんは。

トラックバック了解です。
完了しました。

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-1 Trackbacks
粋な提案07 23, 2009

終業式の日。欠席したS君は首を吊って死んでいた。彼の死体は忽然と消えてしまう。 一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺...

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