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どうして医者がビジネス書を読むのか


06 26, 2009 | Tag,医者,ビジネス書

与えられた医者の仕事だけやっていればなんとか勤務医としては生活していける、というのが実際のところです。日本経済がどうなっていようが、世界経済がどうなっていようが、それらによる影響はあまり感じることなく日々は過ぎ去っていきます。景気の影響を受けにくいのが医療職のいいところなのかもしれません。

しかし、特に経済関連のビジネス書を読んでいると現在がどういう状況にあって、未来はどのような状況になっているのか考えるきっかけになります。また、自分が稼いだお金をどのように運用すれば最も効率がいいのかも知ることができます。平均的所得に比べて恵まれているのが医者の所得ですが、単に稼いで銀行に預けておくよりも効果的な財産形成法があることを気付かせてくれます。

これからの時代を生き抜くためには英語、IT、ファイナンスが3種の神器だと以前のエントリー(必要とされる人材になろう 【書評】「知の衰退」からいかに脱出するか?)で紹介しましたが、これは医者の世界も例外ではないような気がします。

こんなことはビジネス書を読まないと気付きません。

もちろん、3種の神器なんて身につけなくてもそれなりにやっていけるのが医者の世界ですが、知っておいて損はないと思います。

とかく医者は世間知らずだと言われることが多いと思いのですが、それはある意味正しいと思います。病院という閉鎖された職場では医者の指示のもとコメディカルスタッフが医療行為を行うという形になっています。こういう構造ですからコメディカルも気を遣い、多少医者の態度が悪くても面と向かって指摘する機会は少ないのです。

ビジネス書は一社会人として身につけておいた方が良いだろうことを教えてくれます。世間で話題になっていることも教えてくれます。


日々の仕事に邁進するのは当然のことですが、それだけでは物足りないという思いもあります。
単に本を読むことが楽しいからということもありますが、最近はこんなことを考えたりしています。



4 CommentsPosted in 日記
-4 Comments
By オッキー06 26, 2009 - URL [ edit ]

タイトルどおりですが、ぜひ今回の記事をたくさんの医療従事の方々によんでもらいたいです。

今は離れたのですが、私、以前の会社が医療従事の方々向けに情報発信しているところだったのです。医師や看護師の方と接する機会が多かったので、いわゆる「世間知らず」という方は、どの病院にも一定量いらっしゃったのは肌で感じています。

その一定量の方々のために、多くの良心をもった医療従事の方々が批判や冷めた目線で見られるのは正直気の毒だと感じておりました。

ただその一方、私自身、会社で衛生管理者をやっていた時期があったのですが、産業医の先生、保健指導の先生、保健師さんや看護師さんにはもう少し一般的なビジネスの世界のことについて知っていただいたほうがいいなと思うこともありました。特にメンタルヘルスでの職場の雰囲気や理解がKYな方も多く・・・

ちなみに看護師さんは、ほんとによく勉強をされてますが、医療関係に特化しすぎており、専門性を追求された方にかぎり世間とのずれが著しい場合があります(勉強しない看護師さんはもっと悲惨ですが)。要求されることが看護師さんには多すぎるからなんでしょうか?

医療従事の方々が経済情勢や会計などの知識を深め敏感になることで、多くの病院が経営面でも問題にならない取組ができるようになることを願ってます。特に地方の公立病院には切に願います。一部の地方はほんとに医療機関の過疎化がすすんでいるのが悲しいですし、心配です。

By flowrelax06 26, 2009 - URL [ edit ]

オッキーさん、、コメントありがとうございます。

共感してもらえて光栄です。

医療関係の職場が他の職種と関わることの少ないものすごく閉鎖的な環境であることが、世間知らずにさせる要因なのではないかと思います。狭い範囲の専門的な知識を身につけることが評価される職場ですし。

また、医療従事者に病院運営における経済観念が欠けがちなのは、職種柄「患者さんのため」という大義名分が、経済観念よりも優先されるからだと思います。

ある程度コスト意識を持つことは必要だと思いますが、「患者さんのため」というのがなければサービス残業が横行する医療職は続けることができないとも思います。

いずれにせよ、私個人的には自分の専門以外のことにも広く興味を持っていきたいと思っています。

コメントありがとうございました。

By Dr. Joy06 27, 2009 - URLedit ]

先生のご意見に全く同感です。私は、勝間さんの本あたりからビジネス書、経済書を読み始めました。医学とは違う視点を得ることができ、それを自分の生活、仕事にフィードバックすることで、非常に役に立っています。
こちらで紹介された本、本屋で見かけたときには手にとって見たりしてます。これからも、「知の共有」よろしくお願いいたします。

By flowrelax06 27, 2009 - URL [ edit ]

Dr.Joyさん、おひさしぶりです。コメントありがとうございます。

そうなんです。医者の仕事ばかりしていると、偏った物の見方になってしまうということに気づいたんですよね。知らない事はそれはそれで幸せなんだろうと思うのですが、一つの事でも色々な角度から眺められた方が知的におもしろいですよね。

こちらこそこれからもよろしくお願いいたします。

コメントありがとうございました。

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