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心温まるビジネス書 【書評】日本でいちばん大切にしたい会社


05 19, 2009 | Tag,企業,感動

日本でいちばん大切にしたい会社日本でいちばん大切にしたい会社
(2008/03/21)
坂本 光司

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本書に登場する会社は決して上場企業並みに利益を上げていないものの、多くの従業員、そして顧客と地域社会を幸せにしている会社です。

読んでいるとビジネス書なのに、目頭が熱くなる個所が出てきます。会社は儲けるためだけに存在するのではないんだ、と思いました。


規模を追求していくと本書に登場する会社のような理念は次第におざなりにならざるを得ないのかもしれません。しかし、会社本来の存在価値は本を儲けの仕組みは本書で紹介されている小さな企業のシンプルな原則にあるような気がします。


本書で登場する大切にしたい会社は5社です。チョークを作っている会社や寒天を作っている会社、義肢装具を作っている会社にフルーツを売っている会社、お菓子を作っている会社です。

いずれの会社も景気に左右されず収益を上げているのですが、これらの会社には共通点があるようです。

  1. 社員とその家族を幸せにする
    まず初めにこれです。顧客や株主の幸せじゃないんですね。

  2. 外注先・下請け企業の社員を幸せにする
    下請け企業の業績は自社の業績と直結すると考えます。

  3. 顧客を幸せにする
    顧客が3番目です。

  4. 地域社会を幸せにし、活性化させる
    地域に愛される会社は顧客にも愛されます。このような会社なら株主はその会社の株を保有していることで間接的に地域社会に貢献することができます。

  5. 自然に生まれる株主の幸せ
    最後が株主です。


初めに社員の幸せがくるのは実は当たり前のことなのかもしれません。社員が幸せを感じていれば、仕事には一生懸命打ち込むでしょうし、そうすれば生産性もあがるはずです。業績が悪いからといって真っ先に従業員のクビを切るようでは順番が違うだろうということです。

社員の幸せが一番であるなら身の丈に合わない設備投資や身内優先の公私混同経営はあり得ないでしょうし、社員のクビを切る前に経営者や取締役の給与を優先的にカットすべきでしょう。

社会への貢献としてはここに登場するある会社は従業員の70%が身体障害者だそうです。彼らは社会的弱者としていつも守られている立場にあったわけですが、この会社に雇用され、働くことで生きがいを見つけるわけです。人間だれしも自分だけの幸せでは満足できないように思います。大なり小なり誰かの役に立っていると実感することで幸せを感じるのではないでしょうか。これは健常者に限ったことではなく、身体障害者にも言えることでしょう。だから、彼らに生きている実感を与えている会社というのは素晴らしい取り組みをしていると言えると思います。

「企業は社会みんなのものである」



本書はこのことが身にしみてわかる良書です。





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