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ニッチを極める 【書評】俺は、中小企業のおやじ


05 15, 2009 | Tag,伝記,経営者

俺は、中小企業のおやじ俺は、中小企業のおやじ
(2009/02/24)
鈴木 修

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自動車メーカー「スズキ」の社長兼会長である鈴木修さんの話です。

著者の鈴木修さんは、自動車メーカーとしては当時小さな規模だった「スズキ」という会社を世界に通じるメーカーに育て上げた立役者です。軽自動車や1000ccクラスの小型車という当時の自動車産業としてはニッチな分野でトップを極めたことが成功の要因のようです。

これは平成20年度の軽自動車を含む自動車販売台数ですが、これを見ると販売台数一位はスズキのワゴンRであることが分かります。

自動車販売台数


スズキは新車開発にあたり、過去に「アルト」、「ジムニー」、「ワゴンR」などのヒット作があり、これが業績向上の牽引役になったようです。

また、トヨタや日産、ホンダが得意とする中~高価格帯での自動車販売で勝負したのではなく、徹底したコスト削減と低価格帯にこだわった自動車(軽自動車や小型車)開発に力を注いできたことが特筆に値します。

これにより、日本国内の新たなブルーオーシャンだけではなく、海外でもブルーオーシャンを開拓しました。海外では、スズキのインドでの販売台数が象徴的だと思います。新興国で自動車の需要が増えることは誰もが予想できたことかもしれませんが、インドではスズキの低価格帯の自動車がうけました。高級車を買うことができる富裕層をターゲットにするよりも、数で勝る低~中流階級が欲する自動車を買いやすい価格で作ることが、新興国で自動車を売るための一つの秘訣だったのでしょう。

インドのタタ自動車では最近「ナノ」という30万円以下で買える車が発売され、好調なようですが、これは今までスズキがやってきたことさらに突き詰めたもののように思います。

ナノ


パソコンなんかもそうだと思いますが、モノの価格破壊が進んでいて消費者として嬉しい反面、モノの資産価値が10年後にはどうなっているか分からない混迷した世の中とも言えるのかもしれません。



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