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【書評】史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール


04 22, 2009 | Tag,バフェット,投資,

史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
(2009/03/19)
メアリー・バフェットデビッド・クラーク

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引き続きウォーレン・バフェットさんに関する著作です。本作は以前に当ブログでも紹介したことのあるバフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵の続編とも言うべき本です。前作は哲学的な内容が多かったのに対し、今回の作品は財務諸表をどう読み解くか、株の売り時、買い時など、より実戦的な内容になっています。

以下の4点についてまとめてみます。

1.選ぶべき企業
2.財務諸表を読む
3.いつ株を買うか、いつ買ってはいけないか
4.いつ株を売るか

1.選ぶべき企業

  • 他にはないユニークな製品を売っている企業

  • 他にはないユニークなサービスを売っている企業

  • 一般大衆からの安定した需要がある製品もしくはサービスを、低コストで仕入れて低コストで販売している企業

  • 特許に頼っていない企業

  • 将来も変更の必要がない商品を一貫して作っている企業

バフェットさんが長期保有しているコカコーラやガムメーカーのリグリー、プロクター&ギャンブルなどがそうです。製薬会社など、特許に頼っているビジネスモデルは特許が切れた時に競争優位性が脅かされることがあるので避けた方がよいのです。そして、マイクロソフトやグーグルも新しいテクノロジーに取って代わられる可能性があるのでバフェットさん的には投資の対象になりません。


2.財務諸表を読む


原則
たとえ今期の数字が良くても過去はどうだったのか、その一貫性を確認すること。


注目する財務諸表の数字(細かい会計用語の解説は他書に譲ります。ここではバフェットさんが財務諸表のどこを見ているかについて書いていきます。手元にどこかの会社の財務諸表があると分かりやすいかも。)

損益計算書

  • 粗利益(売上総利益)率=粗利益 ÷ 売上高

粗利益は売上高から原価を引いたもの。この数字は40%以上であることが目安です。

  • 支払利息

営業利益に占める支払い利息の比率が15%以下であるかチェックしましょう。

  • 純利益

売上高に占める純利益の割合が長期的に20%以上で継続しているか。

粗利益、営業利益、純利益はそれぞれ意味が違うので注意してくださいね。


貸借対照表

  • 負債比率=負債合計 ÷ 純資産合計

負債はやっぱり少ない方がいい。自己株式調整済み負債比率が0.8以下か。

  • 株主資本利益率=純利益 ÷ 純資産

これが高いということは、その企業が内部留保を有効に使えているということ。


3.いつ株を買うか、いつ買ってはいけないか

弱気相場。つい最近日経平均株価が7000円を割り込むところまでいきましたが、こういう時は絶好のチャンスでしょう。逆に買ってはいけない時は強気相場の時。バブルというのは企業の本質的な価値以上に株価が高騰するわけで、このような時は割高になっていると考えます。



4.いつ株を売るか

スーパースター企業でも売るべき時があります。
  1. もっと優良な企業をもっと有利な価格で買うチャンスが訪れた時

  2. 現在の優良企業が永続的競争優位性を失いそうな時

  3. 株式バブルが発生した時

ヒントは株価収益率が40%を超えた時だそうです。


前エントリーにあった「第一の原則は損をしないこと。第二の原則は第一の原則を忘れないこと」とありましたが、本作もその通りの投資哲学で一貫しています。

これをもとに優良な企業を探したくなりました。


【関連記事】
バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵

【書評】バフェットの株主総会




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