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【書評】無一文の億万長者


04 07, 2009 | Tag,偉人

無一文の億万長者無一文の億万長者
(2009/02/14)
コナー・オクレリー

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昨日に引き続きすごい人の話です。本書の主役はデューティーフリーショップ、”DFS”の創業者チャック・フィーニーさんが主人公。DFSと言えば成田空港をはじめ、国際空港に行くとよく見かける免税店です。

著者のチャック・フィーニーさんは免税店というビジネスモデルに目をつけて、「フォーブズ誌」で億万長者の上位に挙げられた人物です。

ビジネスマンとしての才覚も興味深いところですが、もっと興味深いのは莫大な財産を手に入れた人が到達する境地というものです。チャック・フィーニーさんの人生哲学にはカーネギー財団のアンドリュー・カーネギーさんの言葉が少なからず影響しているようです。
チャック・フィーニーさんの言葉。

豊かとは?という問いに対して


「いくらあれば豊かなんでしょうね?
文句なしに豊か、何の留保もなく豊かと言えるには?
わたし自身はちょうど、お金とか、ヨットを買うとか、各種の装飾品にはまったく興味をそそられないという結論にたどりついたところですよ。」



生存中に自分の財産を寄付することに使う理由


「巨万の富の持ち主は、存命中に価値ある目的を支援するために富を使うという責任を自ら引き受けない限り、将来の世代にとって問題を作りだしかねない。」

「お金はそれを必要としている人にとって、状況が楽な時よりも状況がきつい時の方が価値がある。」
「人助けと言うのは彼らの自助努力を支援することに他ならない。」



驚くべきは、チャック・フィーニーさんは全ての寄付を匿名で行っていたということです。


「自分がすごいハンサムな踊りの名手にされてしまうことが心配だったのです。
”絶対的な権力は絶対的に腐敗する”と言ったアクトン卿は、人間の本性を誰よりも分かっていたと思います。
金を寄付する立場にあることに誘惑されてしまうのですが、それに伴う傲慢さと無用な自信はひどいものです。大嫌いで最悪なんですが、そうなってしまう可能性は大きい。
友人や仲間に財団の会長だと思われない方がずっと心地よかったのです。」



昨日の本多静六さんもそうでしたが、今日のチャック・フィーニーさんも、贅沢をして自分を飾ることは重要だと考えていないことが共通しています。そのため、余計な雑念なく、自分の財産を純粋にどうすれば有効に活用することができるかを考え、それを寄付するという結論に達したのだと思います。




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