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「私の財産告白」


04 06, 2009 | Tag,投資,資産運用,

私の財産告白私の財産告白
(2005/07/10)
本多 静六

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本書は活かす読書の管理人ikadokuさんがかなり影響を受けたという本です。気になっていたので読んでみました。著者の本多静六さんは明治時代の人で、現在の東大農学部の助教授をつとめた程の学者なのですが、一代で莫大な財産を築き、その財産のほとんどを慈善事業に寄付したというすごい人です。

どうやって学者という本業の傍ら莫大な財産を築くにいたったかという点や、どのようにしたら自分が築き上げてきた財産を他人に寄付できるのかその境地とは?という点が気になるところだと思います。

本書を読んで得られるのは裏ワザ的秘密の財テク術のような特殊解ではありません。得られるのは誰でも実践できる、簡単だけど実際にはきちんとできていない一般解です。

しかし、一般の人にとって本当に必要なものは特殊解ではなく、単純な誰でもできる一般解の方だと思います。
本多静六さんのことを知るのに役立つ言葉を少し引用したいと思います。


「人生即努力、努力即幸福」

「四十までは勤倹貯蓄、六十までは勉学著述、七十まではお礼奉公、幸い七十生きられたら、居を山紫水明の温泉郷に卜し、晴耕雨読の生活を楽しむこと。」

「天才マイナス努力には、凡才プラス努力の方が必ず勝てる。」


本多さんは自分のことを徹底した努力家と評されています。努力できることも才能だと思いますが、努力し続けることで天才に勝てるかもしれないと勇気を与えてくれます。



本多さんの資産形成の秘訣は徹底した貯金、株式や不動産に対する投資にあります。


貯金に関しては

4分の1天引き貯金法


というのを推奨しています。どんな給料でも、給料の4分の1を貯金にまわすという方法です。はじめにこのような取り決めを作っておかないと気付かないうちにお金を使ってしまい、結果としてなかなか貯まらないという状況になりがちだと思います。

貯金をする上でネックなのは自分の内にある虚栄心です。収入の4分の1を貯金にまわすのは、生活そのものを切り詰めてしないといけない場合もあります。この時まわりの人と比べてどうしてこんなにみじめな思いをしなくてはならないんだと思ってしまったらもう貯金は続きません。欲深い自分と闘うのは大変だし、難しいことですが、大切なのは自分の中に強い信念を持つことだと思います。


株式投資では


「好景気、楽観時代は思い切った勤倹貯蓄」
「不景気、悲観時代には思い切った投資」


割安な時に株を買い、好景気の時には株取引はせず自分への投資をする。今の時代に本多さんが生きていたら、思い切った投資をするのではないかと思います。


「二割利食い、十割益半分手放し」


2割株価が上がればその株は手放す。運良く10割株価が上がればその株を半分手放す。そうすると買値の分のお金は売却益で確保得出来ているのであとは手元に残った5割分の株式は損得考えずに自由に使ってよい


「二杯の天丼はうまく食えぬ」


1杯めの天丼はおいしかったのに、調子に乗って2杯目に手を出したらあまりおいしく感じられなかった。これと似たような経験は誰でもしたことがあるのではないでしょうか。要するに欲を出しすぎるとロクなことがないのです。これはお金があればあるほど幸せとは限らないというとても大切なことも言っています。


不動産投資の話では、本多さんは秩父の山林などを誰も見向きもしない時期に買って、後に莫大な売却益を得ています。


本書の中の話は明治時代の話なので現代と違う部分も多いと思います。本多さんと同じことをしたら同じように莫大な財産を築けるようになるかと言ったらそうではないと思います。しかしながら、人が見向きもしないところに目を向けて、本物の価値を見抜くことや倹約の心を持つことなどは今でも十分通用する考え方だと思います。

私も倹約の考え方にはとても共感しました。


なるほど、いい本です。地に足をつけて生きていきたい人に特におすすめの一冊です。




-2 Comments
By ikadoku04 11, 2009 - URLedit ]

ご紹介いただきまして、ありがとうございます。

私にとっては、投資の成績が順調に伸び
少し調子に乗り出していた当時に読んで、
初心を思い出すことができた貴重な一冊です。

小手先ではなく、本多静六さんからは
生き方を学んだことが、現在の私を形作っています。

まさに、flowrelaxさんがおっしゃるように、
誰でも可能な一般解ですが、それ故に実践する人が
少ないのかもしれません。

By flowrelax04 11, 2009 - URLedit ]

ikadokuさん、こんばんは。お久しぶりです。

こちらこそ良書の紹介をありがとうございました。

ikadokuさんの人生に大きな影響を与えた一冊だったというのがよく分かりました。小手先のテクニックではなく、私も本多静六さんのような地に足のついたライフスタイルに憧れます。

貴重な本を紹介していただきありがとうございました。

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