スポンサーサイト


-- --, --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


学ぶこと、4つの意味 【書評】学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)


04 02, 2009 | Tag,学問,自己啓発

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)
(2009/02/09)
福澤 諭吉

商品詳細を見る

言わずと知れた一万円札の顔、福沢諭吉さんの「学問のすすめ」の現代版です。あまりにも有名な本なので、一度は読んでおきたいところですが、なにしろ原書は明治の本なので、なかなか読む気にはなれません。本来、「学問のすすめ」は一般向けに書かれた本なのですが、時代が変われば言葉も変わります。やはり今さら原書を読む気にはなれません。

そこで最適なのが本書です。ビジネス書としても参考になるところが多い一冊だと思います。このことはあとがきに訳者の斉藤孝さんも書いています。

学ぶことの意味を振り返ってみましょう。
いつの時代も官と民は仲の悪いもののようですが、本書では、お互いが仲たがいするのではなく、協力し合うことが本筋であると主張されています。福沢諭吉さんは官と民の関係を会社とビジネスパーソンの関係に例えています。つまり、会社を作るように国民一人一人が国を作っているという意識が大切なんだと。

そう考えると、国が定めた法律を国民一人一人がきちんと守らなけらばならない理由も腑に落ちます。会社の中には規則があると思いますが、これを守らないと会社の秩序は守れないでしょう。国も同じということです。

だから、天誅などと言って個人的な恨みで人を殺すのは決して許されることではありません。国が定めた法律に裁きを任せるのが道理です。そう考えると、税金を払うことも国に守ってもらうための必要な経費なのだと納得できるかもしれません。

本書では、こういった福沢諭吉さんの官と民が調和を保って国の文明を発展させていくことが重要なんだということが主張されています。



本題の「何のために学問を学ぶのか」ということです。
ビジネス書っぽく4つにまとめてみました。


1.社会を保つため
2.品格と見識を高めるため
3.判断力を養うため
4.人望を養うため



1.社会を保つため

「学問」と同時に存在する「教育」は、後輩の知識を指導することで社会全体をより良くするためにある。つまり、より充実した文明を築くためにあるのである。

2.品格と見識を高めるため

人間の品格、見識を高めるためには物事の様子を比較して、上を目指し、決して自己満足しないようにすることである。物事を比較するためには物事をよく知る必要がある。

3.判断力を養うため

物事を信じる、疑うためには取捨選択のための判断力が必要。学問というのはこの判断力を養うためにある。見識を高めることも判断力を養うための一つの方法である。

4.人望を養うため

人望とは実際の力量で得られるものではない。また、財産が多くあるからといって得られるものでもない。ただ、その人の活発な知性の働きと、正直な心という徳をもって次第に獲得していくものである。


本書のように昔の本を読みやすい形で提供してくれる本はとてもありがたいと思います。

原書がとっつきにくい人はまずは本書を手に取ってみては?




0 CommentsPosted in 教育
-0 Comments
Leave a comment
管理者にだけ表示を許可する
-3 Trackbacks
これからはじめるブログ生活04 07, 2009

これからブログをはじめていきます。 よろしくお願いします。

月のブログ05 09, 2010

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)斎藤 孝 by G-Tools 斉藤孝が現代語に訳した、というもの。 有名だけど読んだことなかったこともあり、...

hobo-多読多評-06 12, 2012

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)福澤 諭吉筑摩書房 ( 2009-02-09 )ISBN: 9784480064707sickboyのバインダーで詳細を見る ■感想 学生時代に読むべき本だと思いますが、チャンスに恵まれてい...

Top
最新記事
Amazon
リンク
Ads
月別アーカイブ
ライセンス
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
Related Posts with Thumbnails
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。