スポンサーサイト


-- --, --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


悩める人への一冊 【書評】決弾 最適解を見つける思考の技術


03 26, 2009 | Tag,知的生産

決弾 最適解を見つける思考の技術決弾 最適解を見つける思考の技術
(2009/03/23)
小飼 弾山路 達也

商品詳細を見る


まずは目次を見てどんな本か俯瞰してみますと、
introduction
Chapter00 決弾 determination
Chapter01 男女 affection
Chapter02 親交 communication
Chapter03 楽習 education
Chapter04 仕事 occupation
Chapter05 育児 cultivation
Chapter06 人生 from conception to termination
Addition 対弾 v.s.勝間和代
「知的生産のサバイバル術」Conclusion
書棚 Information


とこんな感じで、男女関係や子育てなど全2作よりも生活に密着した内容がテーマになっています。本書はこれらのテーマに対する質問に対してdankogaiさんが独自のコメントをつけています。

著者ブログ:404 Blog Not Foundのような切れ味鋭い論壇集というよりは、読んでみるとまっとうな内容が多いのですが、思いっきり質問者の立場に立った視点からコメントされているので、著者のことを身近に感じることができるかもしれません。


私が本書の中で気に入ったのは「知的生産」と「成功するために必要な条件」の部分でした。
誰しも仕事の生産性を上げたいと考えると思いますが、どうして生産性を上げる必要があるかというと、「ゆとり」を持つためです。例えば読書をしたり、子育てに参加するための時間を確保するためです。

本書の中でdankogaiさんは生産性を上げなくては来たるべきチャンスに対応できないと言っています。両手がふさがった状態では降ってきたチャンスをつかむことはできず、ただ目の前をチャンスが通り過ぎていくのを見ていなくてはなくなるわけです。そうならないために、仕事の生産性を上げて片手は空けておくようにするのです。

日々忙しく生活しているビジネスパーソンにとって、仕事の効率を上げるのは難しいことだと思いますが、その辺は書店に並んでいるたくさんのビジネス書が参考になるかもしれません。
暇を作れない人には、金も作れない(p.97)


だそうです。


もう一つ成功するために必要な条件、というテーマですがこれに対する本書の回答は「必要なのは気前の良さ」です。頭の良し悪しではありません。

ここで言う気前の良さというのは、失敗を恐れずに何事もチャレンジしてみるということです。上に書いた「生産性を上げる」という内容と一見矛盾しているように見えますが、そうではなく両者を両立させる、ということです。なんでもかんでも手当たりしだいにチャレンジするのではなく、本当に自分がやりたいことなのか、自分にとって必要なことなのかを自問自答してからチャレンジするといいのではないかと思います。

頭のいい人は頭の悪い人に比べて経験する前に分かってしまうことが多いから、経験してこそ得られる経験が減ってしまうことが危険な点です。



本書にはdannkogaiさんなりの「決断」がちりばめられていますが、dankogaiさんが億万長者だからと言って、これを真似すればいいというものではありません。これを参考に自分なりの「決断」を考えるのが大切なのだと思います。


悩みのある人におすすめの一冊でした。

関連記事:
全体最適化をめざす 【書評】小飼弾の 「仕組み」進化論
弾言



-0 Comments
Leave a comment
管理者にだけ表示を許可する
-0 Trackbacks
Top
最新記事
Amazon
リンク
Ads
月別アーカイブ
ライセンス
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
Related Posts with Thumbnails
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。