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建設的な議論を行うために。【書評】議論のルールブック


02 24, 2009 | Tag,議論,知的生産

議論のルールブック (新潮新書)議論のルールブック (新潮新書)
(2007/10)
岩田 宗之

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日常的に議論が必要な場面には遭遇すると思いますが、うまく言いたいことが伝えられなかったり、相手の主張がいまいち理解できなかったり、言い負かされたり、言い負かしたり、後味の悪い思いをしたことがある人は多いのではないでしょうか。

本書はインターネット上の掲示板における「議論」をきっかけに生まれた本ですが、議論を行う上で覚えておいた方がよさそうなことを教えてくれます。

1.議論に勝ち負けはない
2.議論とは相手の話を聞くこと
3.議論で得られるものは「違う視点」
4.自分の主張を伝える


1.議論に勝ち負けはない

勝つか負けるかで考えるから相手を言い負かしたくなるのだと思います。あくまで議論の目的はそれぞれの思考を融合させ、新たな知に到達することだと思います。


2.議論とは相手の話を聞くこと

まずは相手の主張ありきです。いくら好きではない相手だからといって初めから主張を受け入れないのではそれこそ時間の無駄というものです。せっかく議論する時間を作ったのだったら一度は相手の意見を受け入れてみます。いったん自分で噛み砕いておいて、それでも受け入れられない主張であれば反論をすればいいでしょう。


3.議論で得られるものは「違う視点」

きちんと耳を傾けると、他人もいい意見を持っているものです。「こんな考え方もあったのか」という気付きが複眼思考法につながります。


4.自分の主張を伝える

お互いが主張し合うからこそ議論は建設的になります。しかし、主張が感情的に訴えられたり、何の根拠もないインチキ理論であると議論そのものの信頼性がなくなります。相手を効果的に納得させるには客観的なデータが有効です。しかし、引用したデータの出所も信頼性が確保されているかどうかは確認しとくことが必要でしょう。

議論の場では客観的なデータによって積み重ねられた主張こそ、参加者にとって有用だと思います。ただ、客観的なデータに加えてそこから導き出される自分なりの意見こそがもっとも重要なので、データ収集のあとは頭を使って考える作業を忘れずに行います。



議論の醍醐味は自分の主張と異なる他人の主張を聞くことができることです。このような思考法を複眼思考法といいますが、ものごとを様々な角度から見ることは思考の幅を広げる意味でも大切ですよね。


参考記事
今求められている力【書評】知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ



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