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論語読みの論語知らず 「論語の活学」


12 25, 2008 | Tag,論語,孔子,人生訓,生き方ガイド

論語の活学―人間学講話 (人間学講話)論語の活学―人間学講話 (人間学講話)
(1987/12)
安岡 正篤

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書影がなくて残念なのですが、1987年初版であることを考えるとしょうがないのでしょうか。アマゾンで購入しました。

論語は紀元前4000年の孔子による人生訓です。

論語は原文を読んでも、特殊な教育を受けてきた人しか分からないのではないかと思います。論語の解説本は世に多く出版されていますが、本書もその一冊です。原文の味わい深さもあるのかもしれませんが、そんなこと言ってたら内容を読むのにどれくらい時間がかかるか分かりません。なので、こういった解説本は貴重です。

著者は文学の巨人で、子供の頃から論語は覚えるまで読んでいたそうです。本文中で、「論語読みの論語知らず」という項がありますが、これは「人間と言うものは自分で分かったようなつもりでも、なかなか本当のことが分からぬものである」、という著者の思いを込めた言葉です。著者ほど論語を読んだ人はいないかもしれませんが、その著者をもってしても論語はいつ読んでも学びがあるそうです。

本は読むタイミングや読者の経験によって得られるものが違うと言いますが、その最たるものが「論語」かもしれません。



今日紹介するのは本書から私が学んだ7つの教訓です。

 子曰く、晏平仲、善く人と交わる。久しうして人、之を敬す

孔子は言った。「晏平仲は善く人と交わった。そうして久しく交われば交わるほど、人は晏平仲を尊敬した。」


 之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為す、是れ知るなり

知っていることは知っているとし、知らないことは知らないとする。これが「知る」ということの意味である。


 吾れ日に吾が身を三省す

自分は日に何度もわが身を反省する。


 学んで時に之を習う。亦説ばしからずや

学んだことをその時代、その時勢に応じてまた学ぶ。なんと嬉しいことではないか。


 利によって行えば怨み多し


 人は与に権るべからず

複雑な心理を持った人間同士が、共に相はかって相談し合うということは、とうてい普通の人には難しいことである。(この場合の”べき”は”可能”の意味)


 言を知らずんば人を知る無きなり

「言」というのは思想、言論という意味。「言」が分からなければ、その人の本当の姿を知ることは出来ない。



その他、論語でよく登場する漢字についての解説も興味深く読めました。

例えば、「亮」という漢字の意味です。

「亮」という字は「高」という漢字から「口」をとって「人」を入れた漢字です。
つまり、高いところへのぼる人間、という意味なのです。
三国志の諸葛孔明の名はこの「亮」ですが、「亮」にはこういう意味が込められていたのです。



論語の意味は学者によっても若干解釈が違ったりするようです。他の著者の解説ではまた違った発見があるのかもしれません。


いずれにしろ、6000年の歴史を経て語り継がれてきた名言集です。
一度は目を通しておきたいところ。

私もまた人生の節目節目で読み直したいと思います。


参考記事:日本語が亡びるとき




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