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iPS細胞 ヒトはどこまで再生できるか?


06 30, 2008

医学部の学生は必ず基礎医学を勉強しなければなりません。
病理学、微生物学、解剖学、生理学などなど。たくさんあります。

どうして基礎医学を勉強しなければならないか。
それは、臨床医学を支えているのは基礎医学だからです。

臨床医学の方が分かりやすいし、華がある。
そして、何より今行っていることで目の前の患者さんを救うことができるという実感が持てます。
だから多くの医学生は卒業したらまずは臨床医になることを目指します。

それに対して基礎医学は、地味ですが一つの発見で自分の出会ったことのない人まで救うことができる、スケールの大きさがあります。
例えばインスリンの発明でどれだけの人が救われたか。


そんな最近の基礎医学の大発見がコレ
話題のiPS細胞です。

iPS細胞 ヒトはどこまで再生できるか?iPS細胞 ヒトはどこまで再生できるか?
(2008/05/22)
田中 幹人

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ES細胞とiPS細胞の違い
・ES細胞も万能細胞だが、ES細胞は未受精卵に体細胞の核を移植するので、倫理上の問題が大きい。
・iPS細胞はそれに対して体細胞に遺伝子を導入することで多能性を維持させるというもの。これだと倫理上の問題はES細胞に比べるとかなり少なくなる。

再生医療への応用

・輸血用の血液
・皮膚
・神経系(神経系は一度損傷を受けると回復不能といわれている。例えば脊髄損傷で下半身麻痺になったら今の医療技術では二度と戻ることはない。iPS細胞によって回復が可能になるかもしれない)
・網膜
・その他臓器

現段階ではまだまだ実用レベルではないようだが、実用化されるのもそう遠くない未来かもしれない。

創薬
新しい薬剤の開発には必ず、効果だけでなく、その副作用について入念に調べられなければならない。とにかくデータをたくさん集めなければならないので、市販までに時間がかかるのが問題。
iPS細胞を使って薬の効果や副作用が調べられれば、市販までの時間が大幅に短くなるはず。

日本の研究環境
日本は研究に向かない環境。
環境それ自体もそうだし、お金(資金)の問題、特許の問題もある。
多くの優秀な研究者はアメリカでの研究を望む。


かなり噛み砕いて分かりやすく書かれています。
専門知識がなくても読めると思います。




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