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カモメになったペンギン


11 06, 2008

本書が教えてくれることは、先日読んだビジョナリーカンパニーに劣らないかもしれません。

組織をマネジメントして、組織を成長させるための知恵を教えてくれます。
ビジョナリーカンパニーでは実在の企業を例に挙げて解説がされていましたが、本書の主役はペンギンで、寓話形式になっています。

あまり細かいことを書いてしまうと本書を読んだときの感動が薄れてしまうも知れませんので、どういうことを学べるかだけ紹介しておきます。

カモメになったペンギンカモメになったペンギン
(2007/10/27)
ジョン・P・コッターホルガー・ラスゲバー

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変革を成功させる八段階のプロセス
  1. 危機意識を高める
  2. 変革推進チームを作る
  3. 変革のビジョンと戦略を立てる
  4. 変革のビジョンを周知徹底する
  5. 行動しやすい環境を整える
  6. 短期的な成果を生む
  7. さらに変革を進める
  8. 新しい文化を築く

1 → 周囲の人々に変革の必要性とすぐに実行する重要性を理解させなければなりません。この過程でまずは多くの壁にぶつかるはずです。なぜなら人間はまず変化を嫌うものだからです。

2 → チームには優秀かつ適切な人材が必要です。これは昨日のビジョナリーカンパニー・飛躍の法則でも言われていたことです。本書では5匹の個性的なメンバーが登場し、それぞれが重要な役割を果たしています。

3、4 → ビジョンを持ち、戦略を立て、周囲の人々にビジョンを周知徹底させる必要があります。ビジョンを共有することが、目標達成の原動力になるからです。

5 → 障害はできるだけ取り除かなければなりません。ビジョンを共有できない仲間からの野次もそうです。ビジョナリーカンパニーでは、そういうメンバーはバスから降ろすように、と言っていましたが、この物語ではペンギンの集落が舞台になっているのでそういうことはできません。それでも、外野からの圧力に負けないような戦略を作るのです。

6 → 少しの成果でも、目に見えるような成果を提示することが、仲間を率いるためには大切です。目に見えるような成果が出ていれば、上手くいかなかったらどうしよう、という不安から解放されやすいのです。不安はチームの士気を下げます。

7、8 → 変革を止めてはいけません。変化し続けることが当たり前の仕組みを作るのです。今いる場所は永遠に安全な場所ではないのです。


リーダーと仲間がビジョンを共有すると、その他の仲間から思いもかけない良いアイディアが生まれたりします。

本書の中にとても印象に残った箇所がありました。

ペンギンはそもそも自分のために餌を捕ります。もし子供がいれば子供の分だけは親が捕ってきてあげます。そういう性質の生き物なのです。

物語の中でサリー・アンという子供ペンギンが素晴らしいアイディアを生み出し、ペンギンの、自分のためにしか餌を捕らないという問題を解決し、目標達成の手助けをしています。


タイトルにどうしてカモメとあるかは読んでのお楽しみということにしておきます。全てネタ証しをしてしまうと、この本に関しては面白くなくなると思いますので。


寓話形式なのでとても読みやすく、しかし、この短い文章の中に多くの知恵が詰まっています。
この内容をこの短い文章の中に凝縮する物語力もとても見事だと思いました。ビジョナリーカンパニーを読んだ後だったので、余計にそう感じたのかもしれませんが、とても学びの多い、良本だと思いました。



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