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ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する


10 25, 2008

 事例が多く、難解な内容にもかかわらず、一般の読者にも読みやすくなるように配慮されています。
この本は読んでおいたほうが良さそうです。社会を見る目が変わります。今後どのような企業が伸びていくのか判断するのに役に立ちそうです。

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
(2005/06/21)
W・チャン・キムレネ・モボルニュ

商品詳細を見る


 ブルーオーシャン戦略に相対する言葉はレッドオーシャン戦略です。レッドオーシャンは成熟した商品がしのぎ合う、成熟した市場のことで、例えば現在のエアコンやパソコン、自動車などの市場がこれにあたるのでしょうか。レッドオーシャンでは競争が熾烈なため、多くの利益を得るのは難しく、より多くの利益を得ようと思ったらブルーオーシャンを見つけなくてはなりません。ブルーオーシャン戦略で勝ち残る優秀な商品はキャズムを越えます。
 
 ブルーオーシャン戦略に成功した企業は飛躍的な成長を遂げます。数え上げるときりがありませんが、IBMやアップル、マイクロソフト、アマゾン、Fedex、トヨタ、シルクドソレイユ(サーカス)、ノボ(インスリン製剤)、ブルームバーグ、QBハウス(理髪業界)などなど現在の有名な企業はどれもブルーオーシャン戦略で成功しています。


 ブルーオーシャン戦略とレッドオーシャン戦略は対比させると分かりやすいと思います。前者がブルーオーシャン戦略です。

  • 競争のない市場空間を切り開く ⇔ 既存の市場空間で競争する
     
  • 競争を無意味なものにする ⇔ 競合他社を打ち負かす
     
  • 新しい需要を掘り起こす ⇔ 既存の需要を引き寄せる
     
  • 価値を高めながらコストを押し下げる ⇔ 価値とコストのあいだにトレードオフの関係が生まれる
     
  • 差別化と低コストをともに追求し、その目的のためにすべての企業活動を推進する ⇔ 差別化、低コスト、どちらかの戦略を選んで、企業活動全てをそれに合わせる

 ポイントはいかに消費者の視点に立った商品を作り出すかということだと思います。

 アメリカの自動車業界の歴史を見ると、ブルーオーシャンのことが良く分かります。20世紀初頭、自動車が登場するまでは馬車が人の乗り物でした。そこへ自動車が発明されたわけですが、もともと自動車は高級品でした。しかし、ヘンリーフォードはこれを大衆向けに改良して売りました。結果はご存知の通り、アメリカのビッグ3になるまでになりました。また、GMはラグジュアリー感を売ることでブルーオーシャンを築き、さらにトヨタやホンダは安価で燃費の良い、性能の良い車を市場に送り込むことでブルーオーシャンを築きました。

 このように、ブルーオーシャンは次々に現れ、今のアメリカの自動車業界を見て分かるとおり、いつまでもレッドオーシャンにいる企業は淘汰されていきます。企業に永遠はなく、成長過程で次々にブルーオーシャンを作っていかないと衰退してしまうことの良い例だと思います。

キャズム
イノベーションのジレンマ

とあわせて読むとより理解が深まると思います。



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活かす読書11 18, 2008

日本のブルー・オーシャン戦略 10年続く優位性を築く (2008/09/20) 安部 義彦 / 池上 重輔 商品詳細を見る 満足度★★★★ 血みどろの戦...

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