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投資できる起業 できない起業


10 24, 2008

 投資できる起業起業?ですか。企業?じゃなくて。まずはそんな疑問から始まりました。

 読み進めていくとどいうことかようやく分かりました。投資の対象は既存の企業ではなく、ベンチャー企業のような新しく起業された企業なのだということが。

 この本は書店に置いてあったらその装飾から手にとって見ることはなかったかもしれません。装飾は古めかしいですが、初版は最近で2008年9月です。amazonで購入しました。
 
 本書はエンジェル(後述)である著者が、これからベンチャー企業を立ち上げようとしている人々のために書いた本のように思いますが、エンジェルの見る目を学び、投資対象を探すのに役立てることで一般の人にも役に立つ本になるような気がします。

投資できる起業 できない起業 (Kobunsha Paperbacks 126)投資できる起業 できない起業 (Kobunsha Paperbacks 126)
(2008/09/20)
八幡惠介

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 著者の八幡恵介さんは長年勤めていたNECをやめ、1980年代にシリコンバレーで元々の専門である半導体産業で起業しました。初めは8億円の赤字を出したものの最終的には年間100億円の会社に成長させ、莫大なキャピタルゲインを得ています。

 アメリカでは日本よりも一般的なようですが、このように莫大なお金を手に入れた人々というのは次に何を考えるかというと、今までに自分が受けた恩恵を社会に還元しようと考えます。その結果生まれたのがエンジェルという存在です。

 エンジェルはこれからの社会を担うような、将来有望なベンチャー企業に投資を行います。しかし、統計上はベンチャー企業が100あるとそのうち投資家にリターンをもたらすのは1~2社といいます。社会への還元が主目的とはいえ、当然キャピタルゲインが全く得られないような企業には投資しません。そこでエンジェルはベンチャー企業の選別に力を注ぎますし、経営上のアドバイスを行ったりもします。

 エンジェルたちはIAI(国際エンジェル連盟)という組織を作って、上に書いたような活動のほか、研修を行ったりして知識を磨くことを欠かしません。

 
 良い起業を見分ける目に長けたエンジェルの視点を身につければ、今後の株式投資などに役に立つのではないかと思います。

     
  • 全く何もないところからではなく、経験のある分野で起業しているか?専門性を活かしているか?
  • はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術でいうところの職人+マネージャー+起業家の資質はあるか?
  • 準備は十分に行われているか?
    「なんとかなるだろう」と資金や資材を起業した後に調達するのではなく。
  • 企業理念はしっかりしているか?
  • 社会的責任をを果たそうとしているか?
  • 財務情報について公開しているか?悪いニュースでも公開しているか?
  • キャッシュフローは確保されているか?
 

 企業の価値を見極めるのには、少なくともその企業のホームページを見てIR:Investor Relationsを読むこと、さらに財務諸表をキーになる部分だけでも理解して読み解く力が必要だと感じました。



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