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ひらめきの導火線


10 10, 2008

ノーベル賞受賞者が1年に3人も出ました。物理学から二人化学から一人です。快挙です。
同じ日本人として、こういうニュースがあるとかなり勇気付けられます。

こういうニュースがあると、「日本人は創造性に乏しい」、という説こそ怪しくなってしまいますが、一般的にそう言われてきました。


この本はトヨタノーベル賞を対比させて、日本人の創造性も捨てたものじゃないと弁護してくれています。内容はビジネス書的な要素が強いと感じました。
文章量もそれほど多くないので、気楽に読めます。



本書を一言でまとめるなら、ひらめき=経験×意欲 です。

ひらめきの導火線 (PHP新書 544)ひらめきの導火線 (PHP新書 544)
(2008/08/19)
茂木 健一郎

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サブタイトルになっているトヨタノーベル賞というのはこういうこと↓です。

ノーベル賞は独創的な発想をし、社会に大きな影響を及ぼした研究に対して、個人に送られる賞です。こういう賞を見ると、画期的な発明は特定の天才と呼ばれる個人が生み出すものだと思われがちですが、そうではないんだということをトヨタを例に挙げて説明しています。

有名なトヨタ式”カイゼン(改善)”ですが、これは各社員がより良い物をつくるために新しいアイディアをA4の紙に一枚ずつ書かせるものです。
”カイゼン”は全ての社員が学歴関係なく、アイディアを出し合って、新しいアイディアを作っていくという考え方で、まさに衆知と言えます。こういう衆知が天才一人のアイディアに勝るというのです。
トヨタはの実績がそれを証明しています。

冒頭のひらめき=経験×意欲の経験にあたる部分を高めるためには一人で経験を増やしていくより、100人で少しずつの経験を蓄積したほうがいいのです。

万葉集も衆知の一つです。Wikipediaや、オープンソースのLinuxもそうです。
まさにウェブ2.0は衆知の象徴でしょう。

実のところ、天才も衆知に助けられるているはずです。
ニュートンは”巨人の肩から遠くを見ていた”から大きな発見が出来たと言っています。つまり、天才でも無の状態から独創的なアイディアを生み出すわけではないのです。


この本を読んで、色々な本にも書いてありますが、茂木さんが学生時代から続けているという思いついたらすぐにメモをとる、ということを実践してみたいといました。

書き出すのが良い理由は、思いついた内容を書くことで情報が圧縮され、整理され、分かりやすくなるからです。そしてそのような小さなひらめきが、ある程度の量蓄積されると、量が質に転化するのです。そうするとひらめきの質がよくなります。



茂木さんの本は他にもいくつか読みましたが、内容に統一感があります。

脳を活かす勉強法脳を活かす勉強法
(2007/12/04)
茂木 健一郎

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ひらめき脳 (新潮新書)ひらめき脳 (新潮新書)
(2006/04/15)
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感動する脳感動する脳
(2007/03/17)
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ブログもRSSでよく読んでいます→茂木健一郎 クオリア日記
こちらは文学的な仕上がりになっています。




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