スポンサーサイト


-- --, --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


読書力


09 27, 2008 | Tag,読書術

どうして読書がもっと受け入れられないんだろう?

かくいう私も半年前までは読書嫌い。

私の場合、読書の面白さを知るきっかけになったのは勝間本をたまたま読んだこと、フォトリーディングの講座に参加したことでした。

はっきり言ってそれまでは全然本なんて読みたくなかった。
親から本を読みなさい、と言われたことはたくさんあったのに、なぜか心が動かなかった。

その理由について考えてみたんですが、
単純に読書の面白さが分からなかったからだと思っています。

一人で黙々と本を読むより、外で友達と野球をやったり、サッカーをやったり、一人でだったら家でテレビゲームをやってる方が楽しかった。

初めに出会った本が良くなかったのかもしれません。


あるクリスマスでの出来事。

親心だとは思うのですが、クリスマスにおもちゃをおねだりしていたのですが、朝起きると枕元に灰谷健次郎さんの詩集が置かれていた。

がっかりしながらも、その本を読んでみたのですが、全く良さが理解できなかった。

当時の私には理解するための器が出来上がっていなかったのだと思います。

だから、子供に本を読ませるには、その子供のレベルに合った本を勧めるべきだと思います。

初めのきっかけが大切です。
最初に本の面白さに気づいた子供は、興味の範囲を自分で広げていき、自分の読書力に合わせた本をどんどん選んで読むようになるんだと思います。

幼少時代から読書力を付けている人はとても大きな強みになっていると思います。
名文家の多くはものすごく多くの読書をしています。



前置きが長くなってしまいましたが、この本の著者も相当の読書家です。

”小手先のテクニックとかではなく、読書の意義について書かれた本です。”

読書力 (岩波新書)読書力 (岩波新書)
(2002/09)
斎藤 孝

商品詳細を見る


内容をまとめます。

読書の価値に関して、
”読書は単に情報の収集ではなく、思考力を鍛え、人間をつくるものだ”
というのが一つの答えです。

読書を通して得た知識や思考は自分を作っていきます。
自己のアイデンティティというものは他者が存在して初めて確立されるものです。
だから、本の著者との対話は自分自身を形成するのに役立ちます。

また、教養が増えれば、偏った視点ではなく、総合的な視点から判断を下せるようになります。
一枚岩はもろいものですが、岩を重ね合わせれば強靭になります。
矛盾しあう複雑な内容を自分の中に共存させること、それを繰り返していくことで、強靭な自己を作ることができます。



よく分からなくなる、
”読んだ”ということの指標は?
と言うと、

それは”要約が言えるようになること”です。

書いてあった内容をそのまま丸々言えるというのは単なる記憶です。単なる記憶はそのうち消えていきます。

そうではなく、自分の言葉で本の内容を要約するということです。
本の内容を自分の言葉で短い内容にして言うというプロセスは、脳の中に落とし込んだ本の中の知識とこれまでの自分の体験や知識を結びつけ、それをさらに言葉にして表現するということです。

本を読めば読むほど、知識のつながりができるので記憶力が強化されます。

さらに、本を読んで自分のものにした知識をアウトプットできる力というのは、思考力そのものになります。

このプロセスには著者との対話や自分との対話、これまでに読んだ本同士の結びつき、自分の体験との結びつきが含まれます。

本を読む、ということはこういうことです。

だから、本は読めば読むほど良いのです。



注意したいのは、だからと言って本を最初から最後まで細かく読む必要はないということです。
要点が分かればよいのです。

80対20の法則です。
その本の中で大事なことの80%は本文の20%に書かれていると言います。

内容によって読書のスピードを変えることも大事です。
メリハリです。
重要でないと思われる文章はサーッと読み流してしまいましょう。

記憶に残しておきたい、後で読み返したい個所には線を引いておきましょう。
人間の記憶は脆いので。


本は読んだ方がいい、という周知の事実ですが、どうもその意義がぼんやりとしてはっきりしない、という方にとてもお勧めです。

読書の価値、自分の中の変化は目に見えるものではないので分かりにくいと思いますが、これは読書を続けていくことで分かってくるものだと私は信じています。

当ブログ
本を読む
の記事も参考までにどうぞ






-0 Comments
Leave a comment
管理者にだけ表示を許可する
-0 Trackbacks
Top
最新記事
Amazon
リンク
Ads
月別アーカイブ
ライセンス
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
Related Posts with Thumbnails
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。