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誘惑される意思


09 03, 2008

誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか
(2006/08/30)
ジョージ・エインズリー

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10年先の1万円と9年先の1万円ではどちらもそう大して違いがないかもしれませんが、今日の一万円と1年後の1万円だったらどちらの方が大きな価値に感じますか?

また、ダイエットしているのに目の前にあるチョコレートに手が出てしまうのはなぜなんでしょうか?


こういった

人間はどうして思ってもみないような、後から考えると理解できない行動をしてしまうのか?

という問いに答える本がこの本です。

双曲割引という理論で説明しています。


双曲割引といのは、人が将来起こることの価値を現時点でどう評価するか?つまり、どのくらい割り引いて評価するか?という理論です。
目の前の誘惑の方が、先の誘惑よりも大きいものとして感じてしまう、という人間の避けられない性質です。

だから今日の一万円の方が欲しくなるし、目の前のチョコレートに手を出してしまいます。


その誘惑に勝つために人間が身につけたのが「意思」です。
意思はルールを作りました。
型にはめてしまえば、双曲割引から逃れることもできます。

しかし、「意思」には副作用があります。

あまりに「意思≒ルール」が強すぎると、身動きがとれなくなるということと、もともと双曲割引では感じていた行為自体の喜びがなくなってしまいます。

合理的になりすぎてしまうということです。

例えば、意思の力でダイエットをしていた人が痩せすぎてもダイエットをやめられない、とか、
結婚、子育てに意味を見出せなくなるとかです。


自分の選択を見つめなおす上で、迷ったら双曲割引によるものなのか、意思によるものなのか、一歩引いて自分を俯瞰して考えてみると良い気がしました。


注:
ちなみに、本書はかなり難解な文章です。
あまり世の中に広まらないのも分かります。
もし、手っ取り早く内容を掴みたかったら、訳者である山形浩生さんの訳者解説を読んで見てください。
よく分かります。




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