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「借金の底なし沼で知ったお金の味」


11 26, 2012 | Tag,ビジネス書,

借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記

強烈なインパクトがあります。人が転落していくさまというのはこういう感じなのかと思い知らされます。あまりの内容にぐいぐい引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。

特に圧感なのは前半部分の借金が膨張し続けるところでしょうか。主人公である著者が東大法学部卒というからワケがわかりません。先物取引にはまって(はめられて!?)、親からもらった1000万円をつぎこみ、それだけでは飽きたらず、あれよあれよという間に借金は5000万円まで膨らみます。それが利子も含めると総額1億2千万円となり・・・。普通に働いていては、もはや利息だけでも返済しきれない状態です。

損失が膨らみ続けて、それを取り返そうとさらなる借金にはまっていく。正常な精神状態ではいられず、”そうなってほしい”という希望的観測にもとづいて物事を予想してしまうようになります。これでは予想が当たるわけがありません。ギャンブルをやったことがある人ならこの精神状態を理解できると思います。分かっちゃいるけど、やめられないという。

最終的に著者である金森さんは増え続ける借金を返すためには、借金をしてでも利息を上回る収益を上げるしかない。むしろ借金をすることでレバレッジをかけ、利益を膨らませることが必要だという結論に行き着きます。

借金は悪いことだと学校教育では教わってきていますが、ビジネスを成功させるにはこの考えを捨てなければならないというのが彼の主張です。毒をもって毒を制すという考え方です。

すごいと思ったのは借金まみれでサラリーマン生活を送っている時に、働きながらビジネスで成功するための普遍の真理のようなものをつかもうと努力していたところです。諦めて再起不能になる人がほとんどじゃないかと思うのですが、彼は違いました。そして激務の合間を縫って深夜のマックで勉強し、取得可能なさまざまな資格をとります。

彼はそうやって取得した行政書士の資格を利用して最初の成功のきっかけをつかみます。行政書士という仕事は今までにもありましたが、そこに今までにはなかったFAXによるマーケティングを取り入れたことで集客に成功し、行政書士としては他の人々より大きな利益を手に入れることができました。

さらにそれに留まらず、儲けたお金を不動産投資にまわして、お金を膨らまし、どんどんお金を増やしていきます。まさにレバレッジが効いていると言えます。


金森さんは、大きな成功をつかもうと思うのなら、リスクをとって行動に移すことが大切で、成功を夢見ても手にできない人のほとんどはリスクをとらずに与えられた労働をこなしているだけだと言います。

たしかに。しかしそうは言っても借金は身を滅ぼすというのも真実ですから、勝算があるかどうかの見極めは大事でしょう。勢いだけで金森さんの真似をしても身を滅ぼすだけです。

本書の活用には注意が必要ですが、一つの成功事例として説得力にあふれる刺激的な一冊だと感じました。


借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記
(2009/02/05)
金森 重樹

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