スポンサーサイト


-- --, --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


知らないと損する池上彰のお金の学校


11 27, 2011 | Tag,資産運用,金融リテラシー

知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)
お金の仕組みについてはじめに読む入門書としてはとてもよくまとまっていると感じました。

社会人ならこれくらいのことは知っていないとね。とか偉そうなことを書いていますが、本書を読んだことで僕自身の頭の中もすっきりしました。

特になぜ今の日本は低金利が続いているにもかかわらず、円高傾向がやまないのかとかという話が良かったです。

他には投資、保険、税金のこと、毎日ニュースで出てくるインフレデフレについてなどなどが解説されています。

本書を読むだけで明日からの新聞が格段に読みやすくなるんじゃないかな。ちょっと言い過ぎか。

著者はニュースを分かりやすく解説することで有名な池上さん。本書も期待を裏切らず分かりやすいです。

一社会人として恥ずかしい目に合わないように、こっそり読んでおきたい一冊です。


知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)
(2011/10/13)
池上 彰

商品詳細を見る


スポンサーサイト


0 CommentsPosted in

カルシウムをとり過ぎると心筋梗塞のリスクを高める!?


11 24, 2011 | Tag,医療,BMJ,論文,心筋梗塞


What do YOU eat for breakfast? / Lintilla


カルシウムのサプリはビタミンDの内服があるなしに関わらず、心血管疾患を発症するリスクを高める。


 >>Calcium supplements with or without vitamin D and risk of cardiovascular events: reanalysis of the Women’s Health Initiative limited access dataset and meta-analysis | BMJ

Britis Medical Journal (BMJ) からです。


ホントですか。骨粗鬆症の治療で僕らはカルシウムを処方する場合がありますので、他人事ではありません。

この場合の心血管疾患というのは心筋梗塞とか狭心症のことを指しています。

量にもよるのだと思いますが、1日1gのカルシウム投与は危険かもしれないと。

覚えておかないとですね。




0 CommentsPosted in

予防接種は「効く」のか?


11 19, 2011 | Tag,予防接種,感染症

予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える (光文社新書)
副作用、副反応といった方がいいのかな。

これがない医療行為は僕はほとんどないと思っています。

手術だってそうです。皮膚にメスを入れるということは体の中の組織、血管とか神経とかそういったものを損傷するリスクがあります。感染のリスクも出てきます。もちろん傷も残ります。

それでも手術を行うのは、手術を行わない治療より手術を行った方がより高い治療効果が得られると判断するからです。


予防接種も似ていると思います。

副作用が出たら困る、接種しても100%予防できるわけではないんでしょ、接種しなくても病気にかかると決まったわけじゃないし、という意見を持っている人もいるかもしれません。

その人にとってはまだ見ぬ病気ですから、そう言いたくなる気持ちもわかります。

しかしながら、予防接種というのは個人の意見でやるかやらないか決めるものではないと思います。

感染症というのは、ある人がかからなくても別の人から移されるという危険があります。感染する人の数を社会全体でできる限り少なくしておく必要があるのです。

だから個人単位ではなく、社会全体を一つの単位として考えるべきです。接種するメリットがしないメリットを上回るなら接種するべきでしょう。


日本はワクチン後進国と言われています。Hib、肺炎球菌、HPV、インフルエンザ、水痘、おたふくかぜ、HAV、HBVは任意接種です。有料ですから、接種しない人も多いと思います。


日本の小児における予防接種スケジュール


ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、結核、麻疹、風疹、日本脳炎は定期接種の対象。こちらは無料です。

厚労省には一日も早く、任意接種の疾患も同じように無料にしていただきたいものです。


予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える (光文社新書)予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える (光文社新書)
(2010/12/16)
岩田 健太郎

商品詳細を見る


予防接種についてはマスコミからの偏った情報しか普及されていない可能性があります。

感染症医として臨床の第一線で活躍している著者からの一冊。

読んでおくときっと役に立つと思います。



0 CommentsPosted in

大震災の後で人生について語るということ


11 12, 2011 | Tag,橘玲,資産運用,考え方

大震災の後で人生について語るということ
初めから終わりまでひとつの会社で働き続ける。

このような日本的な終身雇用制度は僕らにとって馴染み深く、一見安心出来る制度のように見えます。

しかしながらこれは、人生のリスク管理という面においてとても危険なことです。

現金、株式、債券などの金融資産のリスク管理において”タマゴを一つのカゴに盛るな”という鉄則があります。

これは、人的資本である僕達の仕事においても言えることです。

ひとつの会社に固執していると、会社がダメになった時に取り返しがつきません。

これからの時代、会社に頼らずともやっていけるようなスキルを身につけてく必要があるということです。


医師の場合も何かしら他の医師に出来ないことができないと、仕事がなくなるという時代が来るかもしれません。特に都市部ではそうなりそうです。自分の働きたい病院で働けないということは今でも十分起こり得ます。


本書では長いものに巻かれて目立たないようにしながら、定年を待てば幸せになれるというような今までの日本的な考え方を真っ向から否定します。

国ですら信用できるとは限らない。3.11を踏まえていつブラックスワンがやってくるか分からない。そういう前提のもと仕事(人的資本)、金融資本(不動産も含めて)どれも一つのかごに盛らないことの重要性を説いています。マイホーム購入にしても然り。日本人の多くがタマゴを一つのカゴに盛り過ぎだと。

3.11の震災で国は十分に被災者のことを救えているとは言えません。国がアテにならないとなれば、自分で意識して不動産を含めた金融資本を分散させておく必要があるなと感じました。


橘さんの著作を久しぶりに読みましたが、やはり僕は彼の考え方が好きですね。


大震災の後で人生について語るということ大震災の後で人生について語るということ
(2011/07/30)
橘 玲

商品詳細を見る




0 CommentsPosted in

大局観


11 06, 2011 | Tag,決断力

大局観  自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)
棋士は対局の時にどういうふうに考えて次の一手を打つのか。

先の先の手まで何百、何千という手を瞬時に考え、その中から最良の手を選択する。そう思ってました。

ところが棋士として経験を積んでくると、逆に考える手の数は減るのだそうです。状況に応じて、はじめから考える必要のない手が分かってくると。

全体を見渡して、最善の手を絞り込むことができる。そういう能力を大局観といいます。これは様々な経験を積んだベテランにしか出せない能力です。

若い時は怖いもの知らずの強みがあります。それは経験を積み、色々なことを知っていくうちに失われていきます。その代わり若い時にはなかった力を身につけることができるため、将棋の実力は努力次第で上がり続けるのだと。

そういう風に羽生善治さんは言っています。


本書を読むと、彼が努力する天才だということがよく分かります。

継続できることが立派な才能であると認め、自らも地道な訓練を欠かしません。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

と言って、敗因についての研究も怠りません。大局観を身につけるには負け試合からのフィードバックも必要だそうですよ。


普段から目の前のことにいっぱいいっぱいになっていると、「木を見て森を見ず」のような状態になりがちです。

頑張ってるはずなのに、いつまでも苦しい状況から抜け出せない。

大局観というのはそんな状況から抜け出すための一つの考え方だと思います。棋士でなくとも身につけておきたい能力ですね。

大局観  自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)
(2011/02/10)
羽生 善治

商品詳細を見る




0 CommentsPosted in

プライマリケア医のための抗菌薬マスター講座


11 03, 2011 | Tag,整形外科,感染症

医者を続けていると、研修医の時に勉強したっきり知識がアップデートされておらず、時代遅れなことをしているのではないかと時々不安に思うことがあります。

昔は覚えていたのに今や忘却の彼方といったこともあります(汗)。骨折や人工関節の治療をしたりと整形外科の分野ならいいのですが。。。

整形外科に入院している最中に、特に高齢者で肺炎や尿路感染症といった感染を起こすことがあります。これくらいの感染で内科の先生に治療を依頼すると嫌な顔をされる場合があるので、しばしば自分で治療します。

どこの科でもそうでしょうが、整形外科でも感染に対する治療というのは避けて通れません。

他にも化膿性関節炎や化膿椎体椎間板炎、硬膜外膿瘍などなどあります。

感染の恐ろしさはよく分かっているので、適正な抗菌薬使用を日頃から心がけるようにしています。


プライマリケア医のための抗菌薬マスター講座プライマリケア医のための抗菌薬マスター講座
(2011/02/25)
岩田健太郎

商品詳細を見る



抗菌薬使用について勉強するのにちょうどいい本を見つけました。こういう本があるととても助かります。

例えば、

SSTI(皮膚・軟部組織感染症)でβラクタムにアレルギーがあるなら①バクタ(ST合剤)4~8T 1日2,3回に分けて。良くなるまで。もしくは②ダラシン(クリンダマイシン)600mgを8時間おきに経口。

とか。

そういえば僕の経験と照らし合わせると、オーグメンチンを処方したところ薬が合わないからと言って途中でやめてしまう患者さんが時々いました。

オーグメンチン250mgにはクラブランサンが125mg配合されていて、その比率が高いから下痢などの副作用を起こすのだそう。だからサワシリンと一緒にして処方するのがいいそうです。

こういうことって感染症の先生じゃないとなかなか分からないのではないかと思います。

具体的にはグラム陽性球菌による感染症が疑わしいのなら、オーグメンチン250mg1T+サワシリン250mg2T、これを1日2回で処方する。

ちょっと感動。知りませんでした。実際にこのように処方してみましたが、今のところ副作用を訴えてくる患者さんはいません。いい感じです。


こういう内科系の本にも時々は目を通しておかないとですね。

すぐ読めて明日の外来から使えそうなことが書いてある一冊でした。


プライマリケア医のための抗菌薬マスター講座プライマリケア医のための抗菌薬マスター講座
(2011/02/25)
岩田健太郎

商品詳細を見る







1 CommentsPosted in
最新記事
Amazon
リンク
Ads
月別アーカイブ
ライセンス
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
Related Posts with Thumbnails
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。