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evernote4.0 日本語入力時の不具合


10 30, 2010 | Tag,evernote,evernote4.0,不具合

新しいevernote4.0がリリースされました。

Evernote 4 for Windowsが完成しました! « Evernote日本語版ブログ

もちろん早速ダウンロードしてみました。

新しいevernote4.0、サクサク動くようになって喜んでいたのですが、如何ともし難い入力上の不具合があります。

使っている人はもう気づいているかもしれません。他にも同じような報告が相次いでいます。

evernoteユーザーフォーラム上にありました(Evernote User Forum • View topic - MS-IMEによるインライン入力ができません

その不具合とは、

ScreenClip.png

という具合に日本語を入力するときに、上のような入力窓が出現するというものです。


なんとかならないものかと解決策を探していたら、evernoteフォーラム上にありました。

http://s.evernote.com/win4preview

ここにアクセスしてダウンロードすれば、evernote4.0.1βにアップグレードできます。

ダウンロードしてみると、

Image1.png

といった具合に、evernote3.5時代と同じように入力できるようになりました。



*問題は解決されたと思ったのですが、どうやらwindows7 64bitのパソコンでは4.0.1βをダウンロードできませんでした。windows vistaのパソコンではアップグレードできて、うまくいっています。

現在evernoteはローカルクライアントからアップグレードしようとしてもアップグレードできません。じたばたせずもう少し待ってみるのも手かと思います。



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Review: 虐待における整形外科医の役割


10 28, 2010 | Tag,整形外科,小児,虐待,骨折

最近目を通した論文の紹介。

Child Abuse: The Role of the Orthopaedic Surgeon in Nonaccidental Trauma : CORR - Clinical Orthopaedics and Related Research

以前にも紹介した事のある整形外科における子供の虐待の話題。今アメリカでは子供の虐待への関心が高いのかな。

今回の論文はReviewという形式。

虐待の発見と治療において整形外科医の役割は少なくないということを強調している。

外来に疑わしい患児が来たら、小児科と連携して治療にあたる必要がありますね。

specificity of radiographic findings.

一番の手がかりは皮膚所見だが、骨折の部位も参考になる。

【関連記事】
虐待と骨折 | メタノート





救児の人々


10 25, 2010 | Tag,周産期医療

救児の人々 ~ 医療にどこまで求めますか (ロハスメディカル叢書 1)
日本が世界に誇る周産期医療には光と闇がある。

光は言うまでもなく、周産期死亡率が低いことである。死亡率は低いほうがいいに決まっている。ちなみに周産期死亡率というのは妊娠満22週以後の死産と早期新生児死亡を合わせた時期の児の死亡率のこと(周産期死亡率 - Wikipedia)。

闇は発達した医療のおかげで、かろうじて生き延びることができた重症児も増えたということだ。もちろん、未熟児で生まれてきてもなんの障害もなく、成長する子供もいるだろう。しかし、命は救えたけど、人工呼吸器が手放せないような重症な子供が増えたのも確かだ。

今回読んだ本は、そういった新生児医療の光と闇にスポットを当てた本だ。

特に新生児医療に潜む問題点を鋭くえぐっているところに感心した。


どこまで医療を施せばいいのか?

赤ちゃんが母親のお腹の中で成長するとき、妊娠期間の満期(40週)に近ければ近いほど赤ちゃんは成熟する。早い週数で生まれるほど未熟児となる。現在の周産期医療は妊娠期間が20週に満たない場合でも助けることができたりする。

生きるか死ぬかをなんとか救うことも可能になった。しかし、なんとか救えた命の中には人工呼吸や経管栄養の管理など、家族にとってはかなりの負担がかかる状況に陥る場合もある。

もちろん「出来る限りのことをしてあげてください」という母親もいるが、なかには「これ以上何もやらないでください」と懇願する母親もいるそうだ。

どちらが正解なのか答えは出ない。医師は答えを出せない。担当した新生児科医も全力でその患児の救命にあたるだけだ。

こういう状況を踏まえて、これから母親になる人はお産がある程度リスクのあるイベントなんだということを自覚しておく必要がある。もしかしたら自分が障害をもった子供の母親になるかもしれないということを。


社会の受け皿が整っていない

不幸にも重い障害を持ってしまった場合でも、ずっと病院にいることはできない。

病院のベッド数には限りがある。新しく来る患者のためにベッドを空ける必要がある。

人工呼吸器がついている状態でどこに退院するのか?

基本的に自宅である。その場合の家族の負担はとても大きなものだろう。24時間付きっきりで見ていないといけないし、痰の吸引など、やらなくてはいけない処置も多い。

短期間でもどこかの施設に預けられれば、少しでも家族の負担を減らすことにつながる。

しかし、受け入れられる施設は足りていない。

つきっきりの看病のせいで何年も美容院に行っていない母親がいるという話を聞くと、国はNICUの拡充を叫ぶと同時に、その後の受け皿のことも考えるべきだと思った。新生児医療と障害者福祉は同時に考えていかなければ、片手落ちなのである。


救児の人々 ~ 医療にどこまで求めますか (ロハスメディカル叢書 1)救児の人々 ~ 医療にどこまで求めますか (ロハスメディカル叢書 1)
(2010/05/25)
熊田梨恵

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あと、新生児医療をどこまで行うかについて、際限なく使われ、そのほとんどが公費で負担されている医療費に焦点が当てられていた点に驚いた。

我々医師であればそのあたりのことは当然のように分かることなのだが、本書ではジャーナリストとはいえ一般の人が新生児医療にかかる医療費について問題提起している。



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ジェネリックをもっと普及させるには


10 21, 2010 | Tag,医薬品,ジェネリック

ジェネリックで医療費削減に NHKニュース
ジェネリック医薬品は、特許が切れた新薬と同じ成分で作られた後発薬で、開発費用が抑えられるため、新薬に比べると2割から7割程度、価格が安くなっています。

医療費削減という点から魅力的なジェネリックであるが、まだ実際に現場でジェネリックを積極的に使ってはいない。

処方することもできるのだけど、正直なところ処方する気にならない。


ジェネリックは先発薬とほぼ同等の効果が見込める薬で、値段が安い。値段が安ければ処方される患者も喜ぶし、赤字経営に苦しむ協会けんぽにとっても嬉しい。

それは分かる。僕はジェネリック使用を促進するという考え方については賛成である。

それなのに使う気に成らないのは、”ジェネリックがあまりに医師にとって不親切”だからだ。


先発薬は長い時間をかけて、薬を処方する立場にある医師に浸透していく。だから薬の名前が分かれば、どんな薬かだいたい判断できる。

ところが、ジェネリックだとその薬にどんな効能があるのか思いつかないことが多い。仕方がないから調べるわけだが、電子カルテですぐに検索できるとはいえ、大量の薬を内服している患者さんの薬を一から調べ上げるのは非常に手間がかかる。

入院してきた患者さんが持っていた薬が入院先にない場合がある。これがまた困ったもので、薬の名前が変われば用量が変わるし、配薬ミスにつながりかねない。

そんなわけで”わかっちゃいるけど、できるだけジェネリックは処方したくない”となってしまう。


どうすればいいのだろうか。

例えば、ジェネリック医薬品の名前の脇に先発薬の名前を書く、もしくはカッコ書きで薬品名も一緒に表示する、とかどうだろう。

これならだいぶ助かる。

表記を少し変えるだけなら、難しいことではないだろう。

処方する人にとっても優しい薬であってほしい。




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速読のカギは”予測”にあった


10 18, 2010 | Tag,読書術,速読

「予測」で読解に強くなる! (ちくまプリマー新書)
読むスピードは人それぞれ違います。そのスピードによって仕事の生産性は変わります。

どんなジャンルの本でもものすごいスピードで読める人はうらやましいですね。たとえば404 Blog Not Foundの小飼弾さんとか。

彼も言っていますが、一つ、早く読むためのコツを挙げるとすれば、”内容を予測すること”です。

巷にはたくさんの速読法などの本が出回っていますが、そういうテクニックはこの”予測すること”を利用しているものもあるように思います。フォトリーディングもそうでしょう。

次に出てくるであろうストーリーがなんとなくでも分かれば、その本はスイスイ読めます。

たとえば、自分の仕事に関係のある本はつまずかずに読めるのに対して、馴染みのない本はところどころでつまずくため、読むのが遅くなってしまいます。

僕の場合は、医療関係の本はそれほど苦もなく読めるのに対し、経済とか哲学、歴史の本になると読むのが遅くなります。

医療関係の本では、本の中に出てくる言葉が理解できている、というのがまず大きいのだと思います。また、周辺知識が身についている分、読むスピードを上げても内容が理解できます。

内容についての周辺知識が多ければ多いほど、読むスピードが上げられるということです。



今日その”予測”についての本を紹介します。

僕たちは本を読むとき、無意識のうちに予測を繰り返しています。

本書は豊富な例文をもとに、そのことについて納得のいく解説をくれます。

うまい文章には予測を促す仕掛けがされていることも多く、そのことを学ぶ意味でも本書は有用です。

夏目漱石から司馬遼太郎、村上春樹などなど多くの例文が用意されています。よくこれだけ集めたなあと驚きました。

それをもとに予測の仕組みを解き明かしているところは、言語学者の著者ならではの仕事でしょう。



速く読めるようになるための最も確実な方法は、「たくさん本を読むこと」です。

速読本を手にとってみるものの、なかなかうまくいかないなーという人。この本を読むときっと得るものがあると思います。

「予測」で読解に強くなる! (ちくまプリマー新書)「予測」で読解に強くなる! (ちくまプリマー新書)
(2010/07/07)
石黒 圭

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投資ミサイル


10 12, 2010 | Tag,資産運用,投資

投資ミサイル
傾きかけた上場企業。

そこでなんとなく働いていた30歳女性。彼女の前に現れたロボットの上司。

本書はロボット上司のもと、その女性が仕事の面でも生き方の面でも大きな影響を受け、成長していくという物語です。

事業計画書の練り方、株式投資、不動産投資、サンクコスト、利用可能性や代表性、アンカー効果などの行動経済学になど、幅広いテーマが盛り込まれています。

内容自体が小難しいだけに、普通のビジネス書として店頭に並んでいても手に取らないかもしれません。

本書は物語形式にしてありますので、手に取りやすいと思います。


読んでいると途中、難しくてページをめくるスピードが落ちてしまう部分もありますが、流し読みしても要点は理解できるようになっています。

例えば、株式投資はやっぱりインデックスファンド。投資用マンションでの不動産投資は割りに合わないからやめること。ギャンブルなんてもってのほか。

なんてことが読むと分かります。


主人公にロボットが出てくるあたり、現実離れしていて面食らうし、小説としての完成度が高いとは思いませんが、僕はこういうビジネス書好きですね。


投資ミサイル投資ミサイル
(2010/04/08)
竹内 謙礼青木 寿幸

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高齢者の骨折と死亡率


10 07, 2010 | Tag,整形外科,骨折,大腿骨頚部骨折,論文

femur1.pngなんとなく感覚としてはそうなんだろうなと思っていたのですが、それを論文としてまとめているものがあったのでご紹介。

骨折はあまり死なない病気なんてことがよく思われているのですが、高齢者の骨折はちょっと違います。それ自体が身体の衰えを表しているのでしょう。骨折を契機に具合が悪くなって死亡につながるなんてことがよくあります。

以前に大腿骨頚部骨折で、手術介入の時期による死亡率の差、なんて論文(Early mortality after hip fracture: is delay before surgery important? Moran CG, Wenn RT, Sikand M, Taylor AM. J Bone Joint Surg Am. 2005 Mar;87(3):483-9.)を見かけましたが、今回は大腿骨遠位の骨折でした。大腿骨遠位というのは大腿骨の中でも膝に近いところのことを指します。

Clin Orthop Relat Res. 2010 Sep 10.
Mortality After Distal Femur Fractures in Elderly Patients.
Streubel PN, Ricci WM, Wong A, Gardner MJ.

60歳以上の患者92人、1999年から2009年までのデータに基づいています。

この論文によれば、大腿骨遠位の骨折では頚部骨折と同様、手術の遅延(4日以上たってからの手術)は6ヶ月後死亡率、1年後死亡率に悪影響を与える、というのが結論です。

48時間以内に手術を行った場合の6ヶ月後死亡率は5%、1年後死亡率は6%。それに対して4日以上たってから手術を行った場合は6ヶ月後死亡率が35%、1年後死亡率が47%だそうです。



手術が必要な患者にはさっさと手術をするのが一番です。それは整形外科医なら誰でも分かっていることだと思います。

しかしながら、実際の臨床の現場では手術枠の確保とか、麻酔科との兼ね合いとか、なかなか一筋縄ではいかないハードルが立ちはだかります。

科をあげて、手術室、病院をあげて考えていかなければいけない問題なのです。




岩崎弥太郎と三菱四代


10 04, 2010 | Tag,三菱,岩崎弥太郎

岩崎弥太郎と三菱四代 (幻冬舎新書)
本書のタイトルにある三菱四代というのは、弥太郎、その弟弥之助、息子久弥、弥之助の長男小弥太のことである。

現在の三菱グループは、弥太郎以外の3人を抜きには語れない。

それぞれのキャラクターはどれも魅力的なのだが、僕が特に惹かれたのは弥之助である。

三菱は初め弥太郎が始めた海運業は成功し、莫大な財産を築いたが、明治政府との紆余曲折により、破綻寸前にまで追い込まれた。

これを救ったのが弥之助である。

弥之助は弥太郎の悲願であった海運業を手放し、鉱業や造船業、金融業、地所事業、倉庫業を中心に多角経営で三菱を再建したのである。

完全に同族経営だったわけだが、それがうまく機能しているところも興味深い。


しかし、三菱グループが巨大なことは知っていたが、キリンビールや東京海上火災保険、ニコンや旭硝子まで三菱グループとは知らなかった。

日本を代表する企業を知る上でもいい本なのではないかと思う。


岩崎弥太郎と三菱四代 (幻冬舎新書)岩崎弥太郎と三菱四代 (幻冬舎新書)
(2010/01)
河合 敦

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