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あなたの読解習熟度は? 25のチェックリスト


07 31, 2009 | Tag,読書術


  1. どういう読み方をすれば良く分かるか知っている
  2. 目的に合った読み方ができる
  3. 読んだ内容について自分なりの理解を得ようとする
  4. 読むときにこれから何を読もうとしているのかを考える
  5. 内容が理解できているかを確かめながら読む
  6. 読んでいる時に分からないところはどこか気をつけながら読む
  7. わからなかったところに印をつける
  8. むずかしいところは繰り返し読む
  9. 大事だと思ったところは文章に線を引く
  10. 新しい言葉や知らない言葉が出てきたら印をつける
  11. 読む前に目次をよく見る
  12. 文章の章や節の区切りに気を付けて読む
  13. 意見なのか事実なのかを区別して読む
  14. 段落ごとの意味のまとまりに注意して読む
  15. わかりにくい文は主語や述語など、要素に分解する
  16. 読んでいるときに気づいた事はテキストに書き込む
  17. 読んでいる時ときに内容に関係することをできるだけ思い出す
  18. 書かれている内容について具体的な例を考える
  19. 話題のつながり方(逆説・並列など)に気をつける
  20. 今読んでいるところと、全体との関係を考えながら読む
  21. 読んだ後に頭の中で要点をまとめる
  22. 読んだ内容の中で疑問に思ったことについて考えてみる
  23. むずかしい言葉を自分の言葉に置き換える
  24. 読んでいることと、自分がすでに知っていることを関係づける
  25. 新しい内容について読んだとき、それがどんなところで使えるかを考える

読む心・書く心―文章の心理学入門 (心理学ジュニアライブラリ)から改変引用 p.52-54



これは本を読むのが上手な人に共通した特徴です。
あてはまらなかった点を改善してみると、もっと読書力が向上するかも。

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読み書きは自分を知ること 【書評】読む心・書く心


07 28, 2009 | Tag,読書術,文章力

今日ご紹介する本は自分の読み方や書き方を振り返るのにいい一冊です。

読む心・書く心―文章の心理学入門 (心理学ジュニアライブラリ)読む心・書く心―文章の心理学入門 (心理学ジュニアライブラリ)
(2002/11)
秋田 喜代美

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「ジュニアライブラリ」とあるように、中高生に向けて書かれた本ですが、ばかにできません。大人が読んでも十分得るものがあります。

本書は読み方や書き方について、その活動を通じて自分の心がどう動いているのかを知るのに役立ちます。自分のクセを知り、よりよい方法を知ることは技術を改善させる上での基本です。本書は漫然と読み書きしてきた人にとって最適な一冊だと思います。


読むこと

彼は練習が大切だとずっと思ってきた。努力だけで成功できるわけではないし、天性の力も必要かもしれない。しかし、今の位置を保つには、努力は必要不可欠である。彼はすっかり手になじんだものを取り出した。それは、単なる道具ではなく、彼にとって分身のようなものだった。ゆるやかな曲線、しっかり張られた糸。これがデビューしてきてから、彼をずっと支えてきたのだ。

この文章を読んで、「手になじんだもの」というのがなんなのか想像してみてください。

ラケットでしょうか?それともギターでしょうか?

どちらでも意味は通じます。しかし、読んでる最中はラケット、もしくはギター、その他の何かを想像しながら読んでいたはずです。

つまり、文章を読んで何を想像するかは自分の背景知識によるのです。

「読む」という作業は字面をただ読み上げているだけではありません。自分の頭の中の既存知識と、これから入ってくる本の中の知識の融合過程です。だから、知識が豊富な人は文章の意味を理解しやすいし、それに伴い読むスピードも速くなります。それに対して知識が不足した馴染みのない分野の文章を読む時は、読むスピードは落ちます。意味を理解するのに時間がかかるからです。


書くこと

上手な文章を書く人には二つの特徴があります。
 1.最初のプランを洗練させていく
 2.推敲の過程に時間をかける

です。

最初のプランを洗練させるためには文章の構造も大切です。もっとも一般的な構造は、1.題、2.はじめ、3.なか①、4.なか②、5.まとめ、6.むすび でしょうか。このような流れに最初のプランを沿わせて説明することも、プランを洗練させていく過程です。

そうは言っても実際には順番どおりに構造を組み立てるのは大変です。それこそ才能が必要かもしれません。

そこでオススメしたいのが、1.なか①、2.なか②、3.まとめ、4.はじめ、5.むすび、6.題 という順番で書く方法です。文章を書く時ははじめの書き出しがなかなか進まずに、だんだん書くのが億劫になるということがあると思います。この方法ならそれが避けられます。最近はほとんどの人がパソコンで文章を作っていると思います。パソコンは文章編集がとても便利にできるので、書きやすい構成要素から書き始めることをオススメします。


読むことも書くことも、心をうつす作業です。自分の読書術を振り返るいいきっかけになりました。これから背景知識の収集にはもっと力を注ごうと思います。納得いく一冊でした。

読む心・書く心―文章の心理学入門 (心理学ジュニアライブラリ)読む心・書く心―文章の心理学入門 (心理学ジュニアライブラリ)
(2002/11)
秋田 喜代美

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13文字の法則


07 26, 2009 | Tag,ブログ,13文字の法則,IT,SEO

ネットビジネスにおいて、訪問者にクリックさせるためには13文字を超える見出しを作ってはいけないようです。

実はこれ、先日紹介したクックパッドも取り入れている手法ですし、

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ヤフーも取り入れている手法なのです。ヤフーのトップページにあるニュースの見出しはどれも13文字以内におさえられているのです。

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ヤフーの見出しはかなり考えて作られていますね。
クックパッドの方はあえて13文字以上の部分を「...」で省略して読ませないようにしてますね。


人間が一度に瞬間的に認識できる文字数が13文字ということです。それ以上になると読むのがおっくうになって、むしろ読まなくなります。

ということは、ブログのタイトルなんかも13文字にした方がいいということですか。



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【書評】クルーグマン教授の経済入門


07 24, 2009 | Tag,経済,クルーグマン,NAIRU

本書はアメリカ経済を中心に語られている本ですが、内容は日本の経済にあてはめて考えることができると思います。

クルーグマン教授の経済入門 (ちくま学芸文庫)クルーグマン教授の経済入門 (ちくま学芸文庫)
(2009/04/08)
ポール クルーグマン

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クルーグマン教授は2008年のノーベル経済学賞受賞者です。本書のいいところは、難しい経済用語をなるべく噛み砕いて分かりやすくかかれているところです。文調もかなりくだけていて、親しみがわく感じです。

経済にとって大切なこと、たくさんの人の生活水準を左右するものはこの3つです。


生産性、所得分配、失業


生産性を上げるためにはどうしたらいいか?
ある国が長期的にみて、生活水準をどれだけ上げられるかを決めるのは、ほとんどすべてその国が労働者一人当たりの産出をどれだけ増やせるかにかかっています。

それでは産出を増やしたければ、労働者にもっと作業用の資本(機械とか設備とか快適なオフィスとか)を与えて、教育水準を高くするといったアイディアがあると思います。

しかし、昔からこれらの投資は行っていたにも関らず、その割に生産性の成長は鈍化しています。

他に規制緩和などの経済政策も考えられると思いますが、過去のアメリカを見るとこれもあまり効果が上がっていません。

結局のところ、生産性成長は経済を左右する最大の要因であるのに効果的な政策は現実にはないということです。


所得の再分配について
アメリカのように格差の激しい社会ではそのギャップをなんとかして減らすために所得を分配しようとします。

所得の多い人からはたくさん税金をとって、貧困層からはあまり税金をとらない。むしろ社会保障で助けてあげる。

しかし、貧困層にいくら再分配して生活を豊かにしてあげたところで、そもそも貧困層は働かないという問題があります。

また、富裕層に多くの税金をかけようとしても政治を作っているのが富裕層ですから、そこまで強引な課税はできないと思います。あまり税金が多すぎると、富裕層やそれを目指す人たちのモチベーションを下げることにもつながるはずです。

結局所得の再分配をなくすような有効な政策もいまだありません。


インフレ率を一定に保つためには一定の失業率が必要
インフレ無加速失業率(NAIRU:Non-Accelarating Inflation Rate of Unemployment)というのがあります。失業率とインフレ率が均衡する率のことです。物価がどんどん上がる状況であれば、労働者もそれに合わせてどんどん賃上げを要求するのでこれには相関関係があります。失業をたとえば6%から3%に下げようと政府が頑張ると、それまで一定だったインフレが年間5%くらい上がっていってしまうというようなことが起きてしまうのです。

インフレがよくないのは物価が上がること自体ではありません。むしろ物価が変わり続けることによって、それが意志決定をゆがめ、結果として経済の効率が下がるということです。

具体的なコストとしては、インフレはお金を使う気をなくさせます。ハイパーインフレ(年率何千%とか)の経済では今稼いだお金はあっという間に価値がなくなってしまいます。だから、物々交換をしたり、ブラックマーケットの外資とかを使ってなるべくお金を持たないようにします。お金の循環がなくなった経済は健全とは言えないでしょう。

クルーグマン教授の経済入門 (ちくま学芸文庫)クルーグマン教授の経済入門 (ちくま学芸文庫)
(2009/04/08)
ポール クルーグマン

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ネットビジネスのお手本 【書評】600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス


07 21, 2009 | Tag,良書,クックパッド,ネットビジネス

仕事柄さまざまな起業家にインタビューしている著者ですが、その著者がこれまで見てきた中で感じた事は「成功している企業の共通点は謙虚さ」だそうです。これは多くの成功本を読んでいても感じることです。本書の主人公であるクックパッドもその例外ではありません。

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
(2009/05/07)
上阪 徹

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クックパッドは料理レシビを提供するウェブサイトです。それは単なるレシピサイトではありません。利用者の中心が30代~40代の主婦層中心とはいえ、タイトルにもあるように、その利用者の数は驚くほど多いのです。

私自身は料理をあまりしないのですが、気になったのでウェブサイトも見てみました。

非常にシンプルで驚きました。広告は入っていますが、あまり邪魔にならない。しかも操作性がとてもいい。そんな印象をうけたサイトです。


本書にはそんなクックパッドがどういうサイトで、どういう人たちが作ったのかについて書かれています。

料理には興味のない男性も、ウェブマーケティングをする上で必ず役に立つ内容なのではないかと思います。


なぜ女性はクックパッドにレシビと投稿するのか?

これは一番疑問に感じていた点です。
レシピサイトにレシピを探しに行く気持ちはよく分かるのですが、レシピを投稿しようという気持ちがよく分かりませんでした。しかし、本書を読んで分かりました。日記がわりにブログを書くのと同じ心境だと。

自分が作った作品(料理)は誰かに食べてもらって、「おいしかったよ」と言ってほしいものだと思います。しかも「おいしかったよ」と言ってくれる人が多いほど嬉しいはずです。それは人間は基本的に認められたいと考えている生き物だからです。コメントのやりとりができたりなんかすると、それはもうSNSに似た機能を帯びてくるので一層のめりこんでしまいます。


いかに不快感なく広告を表示させるか

クックパッドは無料サイトですから、利益を上げるためには広告を掲載する必要があります。クックパッドがすごいのはサイトを見に行ってもあまり邪魔だと感じる広告が少ないことです。余計な広告がありません。これは掲載されている広告を料理関係のものに限定しているからです。

秀逸なのがレシピコンテストというアイデアです。企業が売りだしたい商品を題材にしたコンテストを行うのです。コンテストで買った人はスポンサーからプレゼントがもらえるし、企業は効率よくマーケティングが行えます。参加する人も主催する人もwin-winな関係を築いています。だから、このレシピコンテストでは広告主は利用者に感謝されるそうです。


実は技術の追及もすごい

クックパッドは技術面の開発にも優れています。利用者はパソコンの前で待たされているとすぐに別のサイトに移動してしまいます。ページの表示速度が速いのは、そういった利用者の傾向を把握した上でできたものです。本当に触ってみるとすぐに反応しますよ。

すごい検索技術
クックパッドの検索技術見逃せません。
「じゃがいも」で検索したら「メークイン」も含まれたレシビが出てこなければいません。しかし、「メークイン」で検索た場合は「じゃがいも」が含まれないようなレシビが表示される必要があります。利用者はそこまで求めているのです。他にも「白菜」で検索した時にただ白菜を使った料理だけでなく、残った大量の白菜を一気に処分できるようなレシビが求められていたりします。そういった利用者のわがままに徹底的に対応して技術改良を積み重ねているのです。


説明書はいらない


クックパッドのページは非常にシンプルで分かりやすくできています。レシピの投稿に関しても、その簡便さは際立っています。ipodだってiphoneだって説明書を読まずにいきなり使い始められます。説明する必要のないインターフェイス、これは売れるものに共通する機能なんだと思います。


新書ですが、非常に読み応えのある良書でした。

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
(2009/05/07)
上阪 徹

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iphone3GSを買いました。


07 19, 2009 | Tag,iphone,アプリ

そして、おもしろいアプリを見つけました。
ダウンロードしたアプリの中で唯一お金を払って購入したものです。

netter
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職業柄ちょくちょく解剖書は参照するのですが、これがあるとすごく便利です。

一般の人にはあまり便利じゃないかな。でもアプリは探すほどいろいろなものが出てきますし、日々新しいアプリが登場しているので、自分のお気に入りを探してみるのも楽しいですよ。


こんなマニアックなものじゃなく、一般的なアプリはこちらによくまとまっていました。

 ・iPhone 活躍アプリ一覧(全68個)



外見のオプションとしてこんなものも買いました。いいです。

アンチグレアフィルム。ピカピカ光って見にくいということがありません。指紋がベタベタついて汚れるという心配もありません。
パワーサポート アンチグレアフィルムセット for iPhone 3G PPC-02パワーサポート アンチグレアフィルムセット for iPhone 3G PPC-02
(2008/07/11)
パワーサポート

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incase製のラバーカバー。肌触りもなかなかです。もし落っことしたら、ということを考えたらプラスチックケースよりこちらでしょう。
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コンサルタントはこう考える 【書評】過去問で鍛える地頭力


07 17, 2009 | Tag,地頭力,フェルミ推定,ロジカルシンキング,MECE

企業や何らかの組織で、困ったことがあると頼りになるコンサルタントという職業ですが、彼らはどうして様々な問題に対して適切な解を導き出せるのでしょうか。

分からないことがあればすぐにググって答えを見つけるという態度は悪くはないのですが、問題が複雑になるほど直接的な解は見つけることができません。ググってすぐに見つかるのは人口や面積といった公表されている統計数字に限られるでしょう。パソコンの前で見つかるはずのない答えをずっと探すのは非効率的です。それよりは解を導き出すための数字だけ拾って、自分の頭で答えを導き出した方が効率的です。

コンサルタントは少ない情報を組み合わせて、問題を解決に導く頭脳集団と言えるでしょう。しかし、彼らが特殊な能力をもともと持っていたのかというと、私はそう思いません。おそらく本書で取り上げるような思考の訓練を何度も何度もやって身につけたのではないかと思います。

本書にはコンサルタントが具体的にどのような思考過程をたどって答えを導き出しているかが書かれているのでとても斬新です。

過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題
(2009/06/26)
大石 哲之

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本書には有名な「シカゴのピアノ調律師は何人?」や、「日本の温泉旅館の数は?」や「羽田空港の1日利用者数は?」などのフェルミ推定の問題が10掲載されています。他にビジネスケースとしてより実践的な地頭力が試される問題が掲載されています。どちらも基本的な考え方は一緒で、まず与えられた問題に対する答えをいきなり探しに行くのではなく、MECE(もれなくダブりなく)で分解して、分解した問題に対する答えを積み上げて最終的な解を導き出すというものです。

大切なのは出てきた答えより、答えを導き出すプロセスです。


本書の中から一つだけ、シカゴのピアノ調律師のフェルミ推定を書いておきます。


「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」

まずはいきなり何人いるかを想像する、調べに行くのではなく、「ピアノ調律師の需要=ピアノ調律師の供給」だろうという考え方に着目します。

つまり、ピアノ需要を中心に考えるわけです。

式で書くとこんな感じです。

「ピアノ調律師の数=シカゴにおけるピアノ調律需要(年)÷ 調律師1人が調律できる件数(年)」


ピアノ調律需要=シカゴ世帯数 × ピアノ保有率 × ピアノ調律の頻度 と計算式が立てられますのでこの右辺を一つ一つ検討していきます。この式の因数がMECE(もれなくダブりなく)になっています。


シカゴ世帯数=シカゴの人口 ÷ 平均世帯人数
 です。

シカゴの人口を推定すると、東京が1000万人くらいだとしてそこまで多くはないだろうから300万人くらいかなと。
平均世帯人数は3人くらいかなと。

そうすると、シカゴ世帯数は300万人 ÷ 3 = 100万世帯 となります。


ピアノ保有率はそこそこの富裕層が5割くらいいるとして、その中でさらにピアノを保有しているのはどれくらいかと考えると1割くらいでしょうか。

そうすると、ピアノ保有率は 50% × 10%で5%ということになります。


ではピアノ調律の頻度は?そんなに頻繁には調律しないでしょうから年に1回とします。


そうすると、ピアノ調律需要=シカゴ世帯数 × ピアノ保有率 × ピアノ調律の頻度 = 100万世帯 × 5% × 1回/年 = 5万

これでピアノ調律重要が求まりました。


次に求めるのは調律師一人が1年に調律できる件数です。

調律師は各家庭を訪問して調律するでしょうから、1日に訪問できる数は限られているはずです。1日3件くらいとしておきましょう。

調律師は週5日1年間働いたとすると、5日×48週で240日となります。長期休暇などを差し引くと200日くらいでしょうか。

結局、調律師は1年間で200 × 3 = 600件の調律を行うことができます。


ピアノ調律師の数=シカゴにおけるピアノ調律需要(年)÷ 調律師1人が調律できる件数(年)

から調律師の数を求めると、5万 ÷ 600 ≒ 83人 です。



この問題を解く上で大切なことはその場その場で正確な数字が言えることではありません。ここまでたどってきたような思考過程をたどることが大切なのです。

基本的な統計量は調べればすぐ分かるでしょうし、そのうち覚えていけばいいと思います。

そういえば以前に基本的な統計量について書いてある本がありました。

ビジネスマンのための「数字力」養成講座


私自信を振り返ると、すぐに答えのようなものを見つけて、それに飛びついてしまうという習性があるように思います。コンサルタントを見習ってもう少しMECE(もれなくダブりなく)で考えられる可能性を列挙し、そこから選択するような思考を身につけたいと思います。

【関連記事】
このあたりの本も良かったですよ。
地頭力を鍛える 
数に強くなる



あとひと手間で印象を変える 【書評】できる大人の”一筆添える”技術


07 15, 2009 | Tag,手紙,年賀状,ビジネススキル

電子メールが隆盛の時代ですが、本書を読むとまだまだ手紙の生き残る余地はありそうだということが実感できます。

プライベートにしろ、仕事にしろ、単なる連絡事項に一手間加えるだけで相手の心に残る印象を残すことができます。それを実現するのが「一筆添える技術」です。

といってもそんなに手の込んだことをするわけではありません。

ほんの一手間です。例えば取引先に頼まれた商品や書類を郵送するとき。ものだけ送るより一筆添えた方が確実に相手の印象に残ります。

自分がもらう立場と思って考えてみてください。商品だけポンと宅急便で送られてくるのと、一言手書きのメッセージを添えて送られてくるのとでは感じる印象が違うはずです。とてもマメな人だ、誠実な人だ、という印象を抱くのではないでしょうか。

できる大人の“一筆添える”技術できる大人の“一筆添える”技術
(2009/03/15)
むらかみ かずこ

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本書でお薦めされている一筆添えるのに役立つツールは「一筆箋」です。

一筆箋とは縦18cm×横8cmほどの短冊型の細長い便箋のことです。

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これに、
「○○様 いつもお世話になり、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。 ○○(より)」
とだけ手書きで書かれてあったとしても、ないよりはずっと好印象なはずです。

「手書き」というのがポイントです。パソコンのメールで変わりばえのしない文字を見るより、多少汚い字でもその人の個性が出ている手紙の方が真心がこもっていると感じます。


本書が薦めるのはとにかく、形式ばらない気軽な一筆です。お礼状の基本文例、形式ばらない時候の挨拶の基本文例が掲載されており、これらはすぐに役立つと思います。

本書に掲載されている年賀状に関する工夫もなかなか良かったです。年賀状には必ず手書きの一筆を添えること。12月20日~25日にあえて日をずらし、クリスマスカードや御用納めの挨拶として年賀状にするという工夫がもらった相手には好評だったそう。試してみたいと思った工夫でした。

できる大人の“一筆添える”技術できる大人の“一筆添える”技術
(2009/03/15)
むらかみ かずこ

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「最近の若い人は」とつぶやいたことがある人はこれを読むといい 【書評】デジタルネイティブが世界を変える


07 13, 2009 | Tag,インターネット,デジタルネイティブ,IT,iphone

世代間のギャップというのはいつの時代も存在するものでしょう。私自身はネット世代と言えるか微妙な世代ですが、本書で紹介されていたネット世代の8つの特徴はスッと腑に落ちました。

デジタルネイティブが世界を変えるデジタルネイティブが世界を変える
(2009/05/14)
ドン・タプスコット

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仕事が長く続かない、とか批判的な意見を浴びせられがちな彼らです。しかし、ベビーブーム世代にとって、彼らは脅威などではなく希望なのかもしれません。

テレビや新聞などのメディアが若者のことを憂いているのは、メディアの主役がまだまだベビーブーム世代であるからです。ネットの世界に行けば若者は活発に活動しています。社会現象まで引き起こすほどになっているのです。

このままネット世代が成長すれば、テレビや新聞は淘汰されていく可能性があります。実際、各新聞社もネット上での活動を活発にしています。ウェブサイトはもちろんですが、毎日新聞はtwitter上でニュースを配信し始めました。


1.ネット世代は何をするにも自由を好む。選択の自由や表現の自由だ。

何かの商品を買うにも与えられた選択肢から選ぶのではなく、様々なサイトを行き来して本当に自分の欲しいものを探すのです。


2.ネット世代はカスタマイズやパーソナライズを好む。


最近ウェブブラウザfirefoxが3.5にバージョンアップしました。firefoxといえば、そのカスタマイズの自由さが特徴です。自分好みにウェブブラウザを改造できます。共用のパソコンでインターネットをする場合、ブラウザのほとんどがInternet Explorerです。パソコンのOSはWindowsがまだまだ主流なので、仕方ないのかもしれません。しかし、ネット世代ならfirefoxをUSBに入れて外のパソコンでも快適にウェブブラウジングしているかもしれません。


3.ネット世代は情報の調査に長けている。


ネット世代はなんでもかんでもコピペする世代と思われているかもしれません。インターネット上では欲しい情報が簡単に手に入ります。いまどきレポートを手書きで提出することを求める先生や上司もいないでしょうから、必然的に課題解決のためにインターネット上に答えを探しに行きます。

自分で物事を考えない、とかそういう批判はおいといて、この能力は欲しい情報を即座に的確に捕まえに行く能力とも考えられます。


4.ネット世代は商品を購入したり、就職先を決めたりする際に、企業の誠実性とオープン性を求める。

これはいま一つ実感できない意見です。


5.ネット世代は職場、学校、そして、社会生活において娯楽を求める。


つらいことに耐えた方が成長できる、という根性論はベビーブーム世代の考え方です。彼らはどんなことにも楽しさを求めます。


6.ネット世代はコラボレーションとリレーションの世代である。


オバマ政権誕生には実はネット世代が関与していたと言われています。ネット世代はfecebookやmixiなどのSNS、ブログやtwitterのようなウェブツールを使いこなします。一人でパソコンに向かっていてもウェブ上ではたくさんの人とつながりを持っているのです。そういったツールを使い、社会的なムーブメントを起こすことができるのです。

日本の政治家も高齢者ばかりをターゲットにした選挙戦をするのではなく、投票率の低いネット世代をどう取り込むかということを考えた方がいい時代なのだと思います。


7.ネット世代はスピードを求めている。

私もパソコンの前で、パソコンの次の挙動を待っているのはかなりストレスだと感じます。待っているくらいなら別のことを始めてしまおうと。パソコン自体もそうですが、ページビューを稼ぎたいウェブサイトはコンテンツを素早く提供できるように努力する必要があります。


8.ネット世代はイノベーターである。

fecebookも日本のmixiも、googleやyahooだって20代の若者、ネット世代が立ち上げた企業です。どの会社も急成長を遂げていますが、これだけ考えてみても今の若者に希望が持てるのではないでしょうか。


自分の立ち位置が微妙だった今回のエントリーですが、インターネットはもっともっと身近で便利なものになるのではないかと思っています。

最近iphone3GSを買いましたが、これすごいですね。かなり快適にウェブブラウジングできますよ。

iphone3gs


デジタルネイティブが世界を変えるデジタルネイティブが世界を変える
(2009/05/14)
ドン・タプスコット

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どんなに優秀な集団でも、その能力は上と下に散らばっていく


07 10, 2009 | Tag,コラム,学歴,才能,能力

どんなに成績優秀な集団でも何年かすると、その成績はばらけてきて、劣等生が生まれます。これは自分が今まで見てきたコミュニティを振り返って感じたことです。

以前に記事にしたこの本にも書いてありました。

「個人の能力は個人の才能だけでなく、周辺の環境による」

この考え方からすると、子供の才能を引き出したかったらやはりより良い教育環境におくべきということは明白です。ここで言う、より良い教育環境というのは簡単に言うと、世間で認められている平均偏差値の高い一流校です。一流校に行くと上昇志向の強い良いライバルに巡り合える確率が高まります。また、勉強の面では代々培われた勉強する雰囲気のようなものがありますので、勉強することが自然なことだったりします。これこそ環境の強みだと思います。環境が能力を引き出してくれます。

ところが、よかれと思い名門一流校に子供を進学させたと思ったら、3年後には劣等生になっていて大学進学に相当苦労した、ということが実際には起こります。

これは高学歴集団であるはずの医学部でも言えることです。入学した当初はみんな優秀な成績だったはずなのに、6年間のうちにいつの間にか成績は上下に分かれていくのです。

だから、例えば大学進学に関しては名門一流校で落ちこぼれるより、二流校でトップを行く方がよかったりします。

しかし、どの集団においても能力が上下に分かれていくのなら、平均のレベルが高い方に子供を進学させる方が無難と言えます。その集団において子供が上にのぼるのか、下に落ちるのかは予想がつきません。

一流校を目指すべきかどうかの答えは「目指すべき」です。

しかし、一流校を目指したけど合格できなかった場合でも悲観することはありません。二流高でも上位の成績を目指せばそこに逆転のチャンスは十分存在します。かく言う私も一流校出身ではありません。

Inspired by
天才!  成功する人々の法則天才! 成功する人々の法則
(2009/05/13)
マルコム・グラッドウェル

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【関連記事】
「能力=才能×環境」だと思う。【書評】天才!成功する人々の法則



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【小説】向日葵の咲かない夏


07 08, 2009 | Tag,小説

今日はこの前書店で手に取ったミステリー小説の紹介を。

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
(2008/07/29)
道尾 秀介

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主人公は小学生のミチオ君。友達であるS君の死をきっかけに犯人探しに関わっていきます。登場人物には子供を偏愛する小学校の担任が出てきたり、凡庸な老人が出てきたり、しゃべる蜘蛛が出てきたりと、なかなか不可解な設定になっています。しかし、物語の後半3分の1くらいになってくると初めに物語に対して感じていた違和感が一気に解消されていきます。タイトルの意味も分かります。この辺のスピード感がたまりません。

本書の背後にあるテーマはとても深いものだと思います。人間は嫌なことが起こると、そこから目を背けたくなります。目を背けるだけならまだしも、頭の中で、既に起きた過去をねじまげようとしてしまうのです。誰でも少しならこういう経験はあるのではないでしょうか。過去を変えるために今という現実を変えようとしてしまう、行き過ぎた切ない思考が本書にはあります。

ミステリーなので、あまり内容を明かすことができなくて残念なのですが、興味を持ったらぜひ読んでみてください。



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【書評】考えるヒント


07 06, 2009 | Tag,小林秀雄

本書は文芸春秋や朝日新聞に連載していたコラムをまとめた作りになっています。

考えるヒント (文春文庫)考えるヒント (文春文庫)
(2004/08)
小林 秀雄

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散文形式になっていて、内容は多岐に渡りますが、本書の中から示唆深いと思った箇所について書いてみます。


ハイ・ファイという言葉。原物再現の効率の高さを表す言葉です。
小林秀雄さんはこの言葉を借りて、文学作品は著者の心理をハイファイするものだといいます。つまり、文学作品は心理をリアルに描写したものだと。

ブログの記事が文学作品と言えるかどうかは置いといて、この文章も言葉という姿を借りた心理描写なのかもしれません。


「姿は似せ難く、意は似せ易し」


逆説的なこの言葉、本居宣長さんの言葉です。
この言葉を小林秀雄さんはこう解釈します。

言葉の力は想像以上に大きく、考えたことを言葉にして口に出すことについてもっとデリケートに考えるべき。また、誰でも似通った考えを持つことはありますが、これを正確に言葉という形で表現するのは難しいことだと。

なるほどと思います。こうしてブログに記事を書く者としては、考えたことを上手く読者に伝えるためにもっと言葉の使い方に気を使わなくてはいけないですね。

考えるヒント (文春文庫)考えるヒント (文春文庫)
(2004/08)
小林 秀雄

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ブログを始めて変わったこと


07 03, 2009 | Tag,コラム,ブログ

はやいものでブログを始めて約1年が経過しました。もともと書くことも読むこともあまり好きな方ではなかった私ですが、気づいたら続けていました。


自分がブログを続けていることによる効果を4つ考えてみました。


1.「書く」ことに抵抗がなくなった

学生時代は読書感想文や作文がからっきし苦手でした。できれば避けて通りたかったし、自分が書いた文章を他人に見せるなんて考えられませんでした。

初めはこのブログも個人的なメモ代わりに書いていました。しかし、だんだん読者の数が増えていることが分かると書いた文章を隠すのではなく、むしろもっと大勢の人に読んで欲しいと思うようになりました。これはブログを始める前の心境とは真逆の心境です。

どうしてそういう心境にいたったか考えてみると、ブログは双方向のコミュニケーションツールだからだと思います。お世辞にもうまいとは言えない文章を書いている時は読者もよりつきません。そうかと思えば、別の記事には好意的なコメントを残してくれる人もいます。これは励みになります。第3者の反応が実感出来るということがブログを書き続ける一つの原動力になっています。



2.「読む」ことを習慣化できるようになった

ご存じのように私は主にブログで本を読んだ感想を記事にすることが多いです。これは読書した内容はアウトプットしないと自分のものにならないと思っているからです。

上の方にも書きましたが、もともと読書は好きな方ではありませんでした。小さいころも外で遊んでばかりで、勉強とか読書とかは嫌いでした。いまさら?という感じですが、昨年は読書のおもしろさを実感することができた一年間でした。そうは言っても忙しい合間をぬって読書を続けることは大変です。自分の性格を考えると、ブログではなく、自分専用の日記帳に日記を書いていたとしたら、ちょっとした誘惑に負けて読むことも書くことも早々にやめてしまっただろうと思います。

その点ブログで誰かが読んでくれると思うと、本を読んだだけで終わらずに「書かなきゃ」とか「誰かが読んでくれるかもしれない」という気持ちになり、自然にパソコンに手が向きます。



3.ボキャブラリーが増えた

より多くの言葉を使うことができるようになったと思います。ちょっと難しめの言葉が頭に浮かんでくることがあります。相手に伝わりにくい言葉を発信してしまうのはどうかと思いますが、表現の幅が広まったという意味では良いことだと思います。当たり前ですが、触れている言葉が多い方が、自分の頭や口から出てくる言葉も多くなるのでしょう。



4.本で読んだ内容を実践する場として使えている

文章の書き方から、ブレゼンの仕方、マーケティングの仕方までこのブログ上で試せるものは試しています。

仕事ではあまり試すことができないような内容もこのブログで試したりしています。私の場合、ビジネス書で読んだことが即明日自分の仕事で使えることは少ないのです。

例えばこのブログを多くの読者に読んでもらうためにはどうしたらいいかと考えた時、SEOも役に立ちましたが、創造のヒント、文章力、マーケティングやコピーライティングといった、本で読んだ内容も役に立っていると思います。



なにはともあれ、ここまでブログを続けられているのは、読者のみなさんが訪問してくれているお陰です。

いつもありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。



2 CommentsPosted in 日記

「能力=才能×環境」だと思う。【書評】天才!成功する人々の法則


07 01, 2009 | Tag,成功,天才,才能,努力

みんな薄々気づいていたことかもしれません。世の中で言われている「天才」は才能だけからは成り立たないことを。

今回読んだこの本は世の中で天才が活躍するためには環境要因が重要であることを力説しています。そして、「成功とは累積するアドバンテージの結果である」といいます。

天才!  成功する人々の法則天才! 成功する人々の法則
(2009/05/13)
マルコム・グラッドウェル

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アメリカのアイスホッケー界に1月生まれの選手が多いのは、アイスホッケーでは12月と1月の間で学年が区切られるからだと。また、日本のスポーツ界を見てもそうですが、プロスポーツ選手には4月生まれの選手が多いということも同じような意味です。つまり、生まれつきの特別な才能は環境要因がなければいかされないのです。

例えば野球なら、小さい頃には体格の差がボールを打ち返す力の差になりますし、投げるボールのスピードも小さい体で投げるより大きな体から投げた方が速いはずです。早いうちに能力が認められた子供は選抜選手に選ばれる可能性が高くなります。選抜選手が集まった環境ではいいライバルに恵まれるため、より子供の能力が引き出されます。

それに対して早生まれの子供は最初のスタートラインでハンディキャップを背負ってます。体格の差を克服してチャンスをつかみとっていくのは簡単ではないでしょう。

知能の面でも同じです。過去を振り返ると、IQが高い人が必ずしもノーベル賞をとるような偉大な発見をしているとは限りません。アインシュタイン博士よりIQの高い人はこの世の中に存在します。天才が才能からだけなっているわけではないことの表れです。


これは逆に言うと、私たち凡人も天賦の才能を持った人たちに勝てる可能性があることを示唆しています。環境要因をうまく利用できれば、才能の部分を補うことができるわけです。

本書では天才といわれている人すら、一つのことに1万時間はかけているといいます。時間をかけて繰り返し練習し、一つのことに習熟することはとても大切です。才能に自信がない人は今手をつけていることに少なくとも1万時間かけてみることです。

私の場合なら手術に習熟するための1万時間でしょうか。毎日1日5時間手術したとしても2000日、6年はかかりますね。果てしないですが、越えてみたい壁です。

1万時間を苦労と思わない人が本当の意味での天才なのかもしれません。

自分の才能を補って何かを成し遂げたかったら、ひたすら勉強、練習、実践することなのでしょう。

天才!  成功する人々の法則天才! 成功する人々の法則
(2009/05/13)
マルコム・グラッドウェル

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マルコム・グラッドウェルさんの他の著作はこちらで過去に記事にしました。




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