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ザッポスの奇跡 


04 21, 2011 | Tag,ザッポス,ビジネスモデル

ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~
ネットショッピングといえばアマゾンを知らない人はいないでしょう。国産の企業なら楽天とか。ヤフージャパンも。

今アメリカでは靴を専門としたネットショッピングの会社、ザッポスが人気です。昨今、アマゾンに買収されましたが、その後もザッポスらしさは失わず、これまでと変りなく顧客にサービスを続けているそうです。

ザッポスが注目されている理由はいくつかあります。どうもそれは会社のあり方にあるようです。


商品ではなく、サービスを売る

ザッポスはカスタマーサービスは会社全体の使命と考えています。ネットで靴を買うなんて今までは考えられませんでした。私たちが通常お店で靴を買うときは必ず試着するはずです。ネットだとそれができません。

その弱点をザッポスは24時間営業年中無休、送料返品無料、返品は1年まで無料、と他社にはないサービスでカバーしています。

また、顧客へのメッセージカードというのが秀逸です。ザッポス社員からお客さん宛に手紙を書くのだそうです。とにかくお客さんへの気遣いという点で他社とかけ離れています。

ザッポスの社員は顧客へのサービスを誰かに言われたからではなく、自発的に行います。会社がそれを推奨しているわけですが、決して強制されて行っているものではありません。


10のコアバリュー

彼らを動かしているものに、10のコアバリューというものがあります。
  1. サービスを通して、WOW(驚嘆)を届けよ
  2. 変化を受け入れ、その原動力となれ
  3. 楽しさとちょっと変わったことをクリエイトせよ
  4. 間違いを恐れず、創造的でオープンマインドであれ
  5. 成長と学びを追求せよ
  6. コミュニケーションを通じてオープンで正直な人間関係を構築せよ
  7. チーム・家族精神を育てよ
  8. 限りあるところからより大きな成果を生み出せ
  9. 情熱と強い意志を持て
  10. 謙虚であれ
このコアバリューはザッポスにおいて強力なものです。

採用されたけれど合わない人には、会社側が2000ドルの採用辞退ボーナスを提示して辞めてもらうこともあるほどです。


エンパワーメント
ザッポスでは顧客をハッピーにするために、自分が必要だと判断するあらゆることを、自分の裁量で実行する権限が与えられています。

社員が自主的に考え、自主的に行動する。それが会社の業績向上に結びつくようなシステムになっているのです。


トリプルハピネス
ザッポスの社員には「月曜日が待ち遠しくてたまらない」という人がいます。社員が顧客を喜ばせることで幸せを感じながら働く。そのことで顧客が満足するからリピーターになってザッポスで買い物をしてくれる。結果、会社の業績がupする。良い循環です。



みなさんも経験したことあるかもしれませんが、私が今まで利用したことのあるネットショッピングサイトは、必ずといっていいほど”お問い合わせ”の連絡先が見つかりにくくなっていました。

聞きたいことがあるのに聞けない。そんな状態にストレスを感じることもしばしばでしたが、ザッポスだとそのようなことがないそうです。ザッポスでは顧客に電話対応することが一つの大事な仕事だからです。

いいですね。もし日本にザッポスが上陸したら是非靴を買ってみたいと思いました。

 >> Shoes, Clothing | Zappos.com Free Shipping

ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~
(2010/12/21)
石塚 しのぶ

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ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階


12 14, 2010 | Tag,ビジネス,ビジョナリーカンパニー

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階
失敗から学ぶことって大事だと思います。

かつてはビジョナリーカンパニーとされていた会社ですら、あっという間に没落してしまうのが現代の社会です。

例えば本書で紹介されているのはバンク・オブ・アメリカ、モトローラ、サーキット・シティ・ストアーズなどがそうです。

ビジョナリーカンパニーすら道を誤ることがあるということです。

本書が教えてくれる衰退への道は5段階からなります。僕はなるほど、たしかに、これって会社単位じゃなく、個人単位でもあてはまることなんじゃないか、と思って読んでいました。

人生がうまくいっている時ほどこういう教訓的な本が必要だと思います。

  1. 成功から生まれる傲慢
  2. 規律なき拡大路線
  3. リスクと問題の否認
  4. 一発逆転の追求
  5. 屈服と凡庸な企業への転落か消滅

成功から生まれる傲慢
成功するためには運を味方につけることが必要ですが、成功すると運が良かったということを忘れがちです。傲慢な態度はこれを助長します。


規律なき拡大路線
身の丈に合わない拡大路線によって、人材を適切に配置できなくなり、組織として脆弱になります。


リスクと問題の否認
予想外のことが発生しても、「一時的なもの」とか、「景気循環によるもの」とか理由をつけて問題を容認してしまうということです。


一発逆転の追求
大ヒットを狙って莫大な投資をしてみたはいいものの、当たることなく万事休すといった事態になるということです。


最後に待っているのは、転落か消滅です。


しかしながら、全ての企業が転落への道を転がり落ちたかというとそうでもないみたいで、復活した例としてノードストロームやディズニー、IBMなどが挙げられています。

上に挙げた5段階のうち、自分の企業がどの段階にあるのか早く自覚することが大切なんでしょうね。それに気づき、手を打てるのが名経営者ということでしょうか。

これでビジョナリーカンパニーシリーズは3作目ですが、どの本も読みがいのあるいい本です。


ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階
(2010/07/22)
ジェームズ・C・コリンズ(James C. Collins)

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関連記事:
ビジョナリー・カンパニー | メタノート
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 | メタノート


会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド


09 04, 2009 | Tag,ビジネス,起業,副業

ビジネス書好きの人は知っているかもしれません。著者はメールマガジン「ビジネス選書&サマリー」を配布している藤井孝一さんです。

藤井さんはサラリーマンをしながら経営コンサルタントとして週末起業を始めました。それが軌道に乗ると、勤めていた会社はやめ、今の仕事一本でやっていくようになったそうです。

ホームページを見ると分かるとおり、経営コンサルタントという仕事を生かしながら、様々なセミナーをやったりして事業の幅を広げビジネスを拡大しているようです。

例えば、こんなニュースがありました。

 ・<JAL>総務など間接部門1400人削減へ 統廃合で実現 

サラリーマンでいる限り、このようなリスクといつも隣り合わせです。今の仕事にしがみつかず、できることなら仕事においてもリスクヘッジしておきたい人には本書はお薦めです。

会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド (講談社BIZ)会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド (講談社BIZ)
(2009/06/09)
藤井 孝一

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このブログで利用している「アフィリエイト」も一つの副業にあたるのでしょうが、アフィリエイトで月1000円以上稼いでいるブログは全体の1割未満だそうです。

アルファブロガーにでもならない限りブログ単体でのビジネスは成立しなさそうです。

ブログを一つのセルフブランディングツールとして使って、例えばコンサルタントの仕事の受注につなげる、などはブログの有効な使い方かもしれません。著者の藤井さんが行っているメルマガ配布はこの手法に近い気がします。

本書によれば、1000円以下のワインソムリエ、文房具コンサルタント、テニスに特化したイベント企画など成功例の共通項はニッチな分野でのエキスパートになることだそうです。

誰かが先に作った仕組みに乗るようではなかなか大きな収益は生み出しにくい、と。たしかに納得できるような気がします。

どうして私がこのような本を読んでいるかというと、副業に興味があるからなのですが、残念ながら実際に行動に移すところまでは行っていません。なかなかアイデアをひねり出すのは難しいですよね。

本書を読んで思い出しました。今年は簿記の勉強をしてみるということを。今はちょっと難しいのですが、もうしばらくしたら始めてみようと思います。


会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド (講談社BIZ)会社を辞めずに年収を倍にする! ノーリスクな副業・起業・独立のためのパーフェクトガイド (講談社BIZ)
(2009/06/09)
藤井 孝一

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ネットビジネスのお手本 【書評】600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス


07 21, 2009 | Tag,良書,クックパッド,ネットビジネス

仕事柄さまざまな起業家にインタビューしている著者ですが、その著者がこれまで見てきた中で感じた事は「成功している企業の共通点は謙虚さ」だそうです。これは多くの成功本を読んでいても感じることです。本書の主人公であるクックパッドもその例外ではありません。

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
(2009/05/07)
上阪 徹

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クックパッドは料理レシビを提供するウェブサイトです。それは単なるレシピサイトではありません。利用者の中心が30代~40代の主婦層中心とはいえ、タイトルにもあるように、その利用者の数は驚くほど多いのです。

私自身は料理をあまりしないのですが、気になったのでウェブサイトも見てみました。

非常にシンプルで驚きました。広告は入っていますが、あまり邪魔にならない。しかも操作性がとてもいい。そんな印象をうけたサイトです。


本書にはそんなクックパッドがどういうサイトで、どういう人たちが作ったのかについて書かれています。

料理には興味のない男性も、ウェブマーケティングをする上で必ず役に立つ内容なのではないかと思います。


なぜ女性はクックパッドにレシビと投稿するのか?

これは一番疑問に感じていた点です。
レシピサイトにレシピを探しに行く気持ちはよく分かるのですが、レシピを投稿しようという気持ちがよく分かりませんでした。しかし、本書を読んで分かりました。日記がわりにブログを書くのと同じ心境だと。

自分が作った作品(料理)は誰かに食べてもらって、「おいしかったよ」と言ってほしいものだと思います。しかも「おいしかったよ」と言ってくれる人が多いほど嬉しいはずです。それは人間は基本的に認められたいと考えている生き物だからです。コメントのやりとりができたりなんかすると、それはもうSNSに似た機能を帯びてくるので一層のめりこんでしまいます。


いかに不快感なく広告を表示させるか

クックパッドは無料サイトですから、利益を上げるためには広告を掲載する必要があります。クックパッドがすごいのはサイトを見に行ってもあまり邪魔だと感じる広告が少ないことです。余計な広告がありません。これは掲載されている広告を料理関係のものに限定しているからです。

秀逸なのがレシピコンテストというアイデアです。企業が売りだしたい商品を題材にしたコンテストを行うのです。コンテストで買った人はスポンサーからプレゼントがもらえるし、企業は効率よくマーケティングが行えます。参加する人も主催する人もwin-winな関係を築いています。だから、このレシピコンテストでは広告主は利用者に感謝されるそうです。


実は技術の追及もすごい

クックパッドは技術面の開発にも優れています。利用者はパソコンの前で待たされているとすぐに別のサイトに移動してしまいます。ページの表示速度が速いのは、そういった利用者の傾向を把握した上でできたものです。本当に触ってみるとすぐに反応しますよ。

すごい検索技術
クックパッドの検索技術見逃せません。
「じゃがいも」で検索したら「メークイン」も含まれたレシビが出てこなければいません。しかし、「メークイン」で検索た場合は「じゃがいも」が含まれないようなレシビが表示される必要があります。利用者はそこまで求めているのです。他にも「白菜」で検索した時にただ白菜を使った料理だけでなく、残った大量の白菜を一気に処分できるようなレシビが求められていたりします。そういった利用者のわがままに徹底的に対応して技術改良を積み重ねているのです。


説明書はいらない


クックパッドのページは非常にシンプルで分かりやすくできています。レシピの投稿に関しても、その簡便さは際立っています。ipodだってiphoneだって説明書を読まずにいきなり使い始められます。説明する必要のないインターフェイス、これは売れるものに共通する機能なんだと思います。


新書ですが、非常に読み応えのある良書でした。

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
(2009/05/07)
上阪 徹

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