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自分で学ぶことができる「パーソナルMBA」


10 31, 2012 | Tag,,ビジネス書,MBA

Personal MBA――学び続けるプロフェッショナルの必携書

MBAを取るためにわざわざ大学院に学びに行かなくても、それ相応の知識は本書を読めば身につく!?

私はMBAを持っていないので真偽を判定することはできませんが、この本はよくできていると思います。

目次の大項目だけ見ても、
  1. 価値創造
  2. マーケティング
  3. 販売
  4. 価値提供
  5. ファイナンス
  6. 人の心を理解する
  7. 自分と上手につきあう
  8. 他の人々とうまく協業する
  9. システムを理解する
  10. システムを分析する
  11. システムを改善する
とまともなビジネス書で取り上げられているような内容を網羅しています。

そして、これは「人を動かす」や「影響力の武器」、「アイデアのちから」や「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」、「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか」や「ザ・ゴール」、「プロフェッショナルの条件」や「ブルーオーシャン戦略」といった有名ビジネス書からもとに作られています。

いわばおいしいとこ取りな一冊というわけです。

よくもまあこんなにたくさんの本からエッセンスを抜き出して、一冊の本に再構築できたなと感心します。

著者も言っていますが、一回で全てを理解しようとするのではなく、折に触れて必要な項目をパラパラと読むスタイルが向いていそうです。

取り上げられている参考書籍は私も読んだことがあるものが多かったですが、どこまで身についてるのかとちょっと反省。

辞書のように分厚い一冊。しばらく手元に置いておいて、ときどき目を通そうと思います。

著者のサイト:The Personal MBA - Master the Art of Business


Personal MBA――学び続けるプロフェッショナルの必携書Personal MBA――学び続けるプロフェッショナルの必携書
(2012/08/10)
ジョシュ カウフマン、Josh Kaufman 他

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パンツを脱ぐ勇気


12 23, 2011 | Tag,MBA

パンツを脱ぐ勇気

自分の殻を破れる人ってすごいと思います。尊敬しちゃいます。

常識にとらわれず、やりたいことをする。目標に向かって突き進む。正直僕はあまり得意じゃありません。

ついつい非常識じゃないか、空気を読んでないんじゃないか、みっともないんじゃないか、とかそういうことを初めに考えてしまいます。

いつからだったでしょうか。年齢を重ねるに連れ、そういう傾向が出てきた気がします。無理だ無理だと言われながら医学部目指して勉強していた頃もあったのに。


今日ご紹介する本は副題が「ハーバードMBA留学記」となっています。留学している間の学生生活がマジメな感じで書かれているのかと思いきや、一風変っていて面白かったです。宴会番長であると自称する著者のキャラクターにも惹かれました。

留学中の大変なエピソードもちらほら出てきますが、主にバッファローウイングというジャンクフードの料理大会に出たときのエピソードを中心に書かれています。

え?ハーバードMBAの学生がバッファローウイング?

大会参加の目的については本書に譲りますが、著者が自分の殻を破り捨て一生懸命大会の準備をしている姿は、読んでいると応援したくなってきます。見事にパンツを脱いでいるからでしょうかね。

なかなか痛快なハーバードMBA留学記。こういう生き方もあるんだと刺激を受ける一冊です。


パンツを脱ぐ勇気パンツを脱ぐ勇気
(2011/07/23)
児玉教仁

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ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場


09 25, 2009 | Tag,HBS,MBA,ハーバード

MBA(経営学修士)取得は企業内での出世や高額収入を得るためのチケットだ、なんて言われることもあるかと思います。それを手に入れた人は憧れの対象になったりするわけですが、「ビジネススクールって実際のところどうなの?」というのは行ったことない人にとって気になるところだと思います。

著者は大学で文学を学んだあと、ジャーナリストになり、その後ハーバードビジネススクール(HBS)に留学した方。銀行やファンド、コンサルタント出身の人が多い中、変わった経歴をお持ちです。卒業後も、再びジャーナリストとして働かれています。

MBA取得に関しては明るい面ばかりがクローズアップされることが多いですが、本書はビジネススクールの暗い面にも焦点を合わせた本になっています。そのあたりの詳しいところを2年間の学生生活を振り返りながらつづられています。

同じ体験記であるハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にてと合わせて読むとそれぞれの留学体験記が読めて一層おもしろいと思います。

ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場
(2009/05/21)
フィリップ・デルヴス・ブロートン

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「世界に影響を与えるリーダーを育成する」のがHBSの使命だそうです。

たしかにHBSは優秀なリーダーを数多く輩出しています。

卒業生で世界的に活躍している人は多く、例えばブッシュ前大統領、ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグ、元IBMCEOルイス・ガースナー、日本なら楽天の三木谷社長もそうですし、監訳者となっているライフネット副社長の岩瀬大輔さんもそうです。

著者が言う、HBSが不幸な人間の製造工場というのは、

「HBSは不幸な人間の製造工場なのさ。ぼくらにはとても多くの選択肢があるのに、満足そうなものはほとんどいない。HBSはみんなを不安にさせ、その不安は増す一方だ。何が彼らを変えてしまうのかは、わからない。きっとみんな冷静さを失ってしまうんだろうな。」

ビジネスでの成功を追い求めていけばいくほど、終わりのない苦悩にさいなまれる、というのも一つの真実なのでしょう。

とはいえ、魅力的な面も多いHBS。

卒業生に世界をリードしている人材が多く、その卒業生にコンタクトをとりやすいというのもメリットの一つでしょう。

また、ハーバードビジネスクールには様々な経歴を持った人がいるようです。人種もそうだし、経歴もです。そんな仲間に出会うことも貴重な財産になるようです。

ビジネスを学んでいく過程で得た優秀な仲間、仲間と議論することで仲間から吸収すること、自分を客観的に評価することなどは他では得られない経験になるのだと思います。


私個人的には医師免許を持った人のMBA取得、それをどうビジネスとして生かしていくか、この辺がおもしろそうだなー、なんて考えています。

MBAに興味はあるけど、どんなものかとりあえず知りたい人にとっては本書は良い一冊になると思います。

卒業生の岩瀬さんの著書ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて。こちらも参考になると思いますよ。

ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場
(2009/05/21)
フィリップ・デルヴス・ブロートン

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ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にてハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて
(2006/11/16)
岩瀬 大輔

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ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて


11 10, 2008 | Tag,MBA,HBS

MBAという資格は経営者を目指す人にとって今や必要条件なのでしょうか。

成功しているビジネスマンの多くは、このMBAという資格を取得しているような気がします。もちろん、MBAが経営者にとって絶対に不可欠なものではないと主張する人はたくさんいるでしょう。
しかし、MBA取得者の多くは出来るならビジネススクールで勉強することを勧めるはずです。

本書を読むとその理由が分かる気がします。

著者は東大法学部卒、在学中に司法試験合格、卒業後はボストンコンサルティンググループなどで実務を経験した後、ハーバードビジネススクールに入学し、トップの成績で卒業した方です。

非の打ちどころのない経歴ですが、嫌みのない、親しみの沸く文章が印象的でした。

ハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にてハーバードMBA留学記 資本主義の士官学校にて
(2006/11/16)
岩瀬 大輔

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MBAを取得するメリットはなんでしょう?

ビジネススクールに通うメリットは、普通大学では習わない、リーダーシップや戦略、マーケティング、財務と言ったスキルを身につけることです。

さらに、著者が言うには、
  • バックグラウンドが異なる優秀な仲間に出会えること
  • 日本を離れた立場で日本を見ることで、日本にいる時には気付かなかった日本の良いところ悪いところを客観的に見ることが出来ること
  • 優秀な仲間たちとの議論の中で、絶えず自分を見つめなおすきっかけが得られること

をメリットとして挙げています。


日本ではなく、特に、アメリカのビジネススクールに通うメリットというのは、グローバルに優秀な仲間と出会えること。そして日本とは違い、議論を交わしていても、人への批判ではなく、純粋に意見に対する批判が交され、議論が活発になりやすいことなどがあるのでしょう。

ハーバードビジネススクールには現在も各界で活躍している著名人がたくさんいるので、そういう方から直接話を聞けたり、ケーススタディで実際の卒業生の成功体験や失敗体験を共有できることも魅力の一つのようです。ちなみに、楽天の三木谷社長もこのビジネススクールの出身。



リーダーシップ

カモメになったペンギンでも触れましたが、リーダーシップを発揮する上で問題なるであろう、抵抗勢力に打ち克つ方法です。

  • 組織の中で変革に抵抗しそうなのは誰か?
  • 彼らが抵抗する真の理由は何か?

そのパターンを分類すると、

  • なんらかの既得権益を守りたい
  • 双方の間に信頼がなく、変革の意味をきちんと理解できていない
  • 異なった情報をもとに現状の環境を認識しており、そもそも会社にとって変革が有益だと思っていない。
  • そもそも人が変わることができる範囲には限界がある

このように分析すると解決への糸口が見えてきます。そしてどのようなアプローチをとるかというと、

  • 教育とコミュニケーション
  • 参加と巻き込み
  • ファシリテーションとサポート
  • 交渉と合意
  • 操作と仲間への選出
  • 明示・黙示的な強制


このような問題解決の手法を学ぶことがビジネススクールの醍醐味なのでしょう。




MD/MBA

ハーバードビジネススクールには医師の資格を持った学生も多数勉強しているとのことです。医師+MBAをMD/MBAと言う。

例えば、臍帯血移植というのがありますが、ここに着目して臍帯血を保存するサービスを考えて、これをビジネスとして成功させた例がアメリカにはあります。

私が興味深く読んだのは、単に営利を追求するというだけでなく、直接医療行為を行うこと以外に専門知識を活かしてビジネスを行うことで、より多くの患者さんに最新の医療を提供できる可能性があるということでした。



現在の病院には”効率の最大化”という概念が欠けています。利益を追求することは悪いことなのでしょうか?
資本主義社会は利益という一つの指標を追求することで発展してきました。日本の病院は均一な医療を満遍なく行き渡らせるという点では優れていますが、本当に最新最良の医療が提供されているのかは疑問に思うところでもあります。
資本主義を発展させてきた”利益の追求”という概念を取り入れることでもっと日本の医療を良くできる可能性は十分あると思います。

病院経営の効率を高めるためにはどうしたらよいのでしょう?

病院の株式会社化とまでは言いませんが、今までのように病院を経営する人は医師である必要はないと思います(現在は法律で病院長になれるのは医師と決まっている。)。
経営は別機関に任せるという形も出てくるかもしれません。
病院内部の様々な無駄が一掃されるでしょう(例えば、人的資源の利用など。病院の中は本当に無駄多い)。

現在の法律が変わらないとするなら、ビジネススクールを卒業した医師(MD/MBA)が重宝されるのは時間の問題でしょう。



本書には他にも著者がヘッジファンドで働いた経験なども書かれており、株についての見解も欠かれているのでとても興味深かったです。



Don't take yourself too seriously.
Don't compromise your integrity.
Don't drink your own bath water.

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