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テリパラチドの奇妙な作用機序


07 30, 2012 | Tag,骨粗鬆症,薬剤


テリパラチドという新しい骨粗鬆症薬があるのですが、この作用機序が変わっていて興味深いです。テリパラチドはPTH製剤です。

PTHの骨に対する作用は少し複雑です。まず骨芽細胞に作用し、その結果二次的に破骨細胞を活性化することで骨の再吸収を促します。

このようにPTHは破骨細胞の働きを強化しますから、一見骨を脆くしそうに思います。事実その通りで、PTHが持続的に作用した場合は骨吸収が促進され、血清Caが上昇して骨は脆くなります。

ところがこれを持続的ではなく、間欠的に投与すると効果が変わってくるのだそうです。これが驚きでした。骨芽細胞が死ぬのを抑制したり、骨芽細胞ができるのを促進したりして、骨の形成を促進するのだそうです。

PTHは骨を溶かすものと覚えていたのでちょっと意外でしたよ。

そういうわけでPTH製剤であるテリパラチドは1日1回20μgの皮下注射投与になっています。間欠的と言っても1日1回です。はい。

参考:
フォルテオ皮下注:自己注射可能な1日1回投与の骨粗鬆症治療薬:日経メディカル オンライン

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骨がボロボロにならないように今から気をつけておきたい年代別”Tips”


08 24, 2009 | Tag,整形外科,骨粗鬆症,骨折,AAOS

骨粗鬆症による骨折はそれほど珍しいものではありません。人口の高齢化に伴い、ますますこれによる骨折が増えることが予想されます。

骨粗鬆症というのは簡単に言うと、骨密度の低下です。丈夫な骨がスカスカの骨になることです。

背中が曲がったお年寄りを見かけることがあると思いますが、あれは脊椎の圧迫骨折を起こしていることが原因の一つになっています。当然圧迫骨折を起こしたら痛いですし、できればなるべく曲がった背中にもなりたくないものです。

そのために必要なのが骨密度の維持です。

今回紹介する記事はそんな骨密度の維持を年代別、一般向けに紹介されていたものです。


10歳から20歳まで

骨粗鬆症対策を始めよう。骨銀行になるべくたくさんのカルシウムを預けておくために。
1日1300mgのカルシウムをとること。ソフトドリンクではなく、牛乳を飲むようにすること。チーズや緑の葉野菜をとるようにすること。

特に女性は月経周期をきちんと保っておくこと。16歳を過ぎても月経が来なかったり、月経周期が不規則な人は要注意です。


20歳から35歳まで

骨の強さは人生の中で最大になります。この時期の骨密度をなるべく長く維持できるようにしておくといいでしょう。具体的には1日少なくとも1000mgのカルシウム摂取とジョギングやウォーキングなどの適度な運動を行うとよいでしょう。


30歳から50歳まで

だんだん骨密度が減少していきます。この時期に大切なのも20代から続けてきた骨密度の維持をできるだけ行うことです。


50歳以上

女性の方はだいたい42歳~55歳で閉経を迎えます。女性の方で閉経を迎えた人は少し注意が必要です。閉経すると、年1~6%ずつ骨密度が減っていきます。早目に病院に行って骨密度を定期的にフォローしてもらいましょう。

もちろん、ウォーキングやジョギングなどの適度な運動は続けます。1回20分、週3回は少なくとも運動しましょう。このときの注意点は、日光に少しあたることです。骨の代謝に関与するビタミンDは日光にあたらないと活性化されません。


American Academy of Orthopaedic Surgeons. : How to Keep Your Bones Healthy



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