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山中先生はほんとうにジャマナカ先生だったのか?


12 10, 2012 | Tag,雑感


ノーベル医学賞受賞が決まってから、何度となくジャマナカ話を耳にしたのですが、どうも違和感があります。

山中先生は臨床をやっている時、上司からジャマナカと揶揄され臨床を追われるように基礎研究の道に入り、そこで成功を収めた云々...という話です。

しかしですね、駆け出しの医者は何もできないのが普通です。特に山中先生の臨床医時代の専門は整形外科ですから、手術を仕事のメインにしていたはずです。

整形外科の手術は二人以上で行うことが多いのですが、チームの中に駆け出しがいればそれは足手まとい以外の何物でもありません。筋鈎の引き方は要領を得ないし、何がポイントか分からないものだから手術中に睡魔に負けることもあったり。。。気性の荒い上司ならすぐに「邪魔だ」とか言ってしまうでしょう(外科系は気性の荒い人が比較的多いと思います。当社比)。

手術は誰でもある程度経験を積まなければできるようになりません。皆、そういう邪魔者扱いされていた時代を経験しています。それでも「いつかは自分が術者になってやる」という気持ちで修練を積んでいくのが外科系というものです。

ですから山中先生がジャマナカと呼ばれていたといっても、それは大して不思議なことではないし、決して山中先生が整形外科医に向いていなかったということではないと思います。

なんというか、挫折から這い上がったハングリーな基礎研究者という美談を作り上げたいという思惑を感じざるを得ないところです。


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直感で決める前によく悩むことは必要


10 15, 2012 | Tag,雑感

自宅にローテーブルしかないので、今はそこでご飯を食べるしかありません。いい加減、椅子に座ってご飯が食べたいです。

そこでダイニングテーブルと椅子を買おうと思っているのですが、これがなかなか決まりません。

あまりお金をかけずに、使いやすいものを、と思っているのですが、そう簡単ではないのです。いくらでもお金を使っていいのだったら悩むこともないのでしょうけどね。

先日は幕張で開催されていた家具展に行ってみたのですが、広い展示場をひたすら歩きまわったのに結局買いませんでした。


何かを買おうと思ったときにはきちんと購入を左右する要素を挙げておいて、その要素にあらかじめ優先順位をつけておかなければいけませんね。

ダイニングテーブルを買うなら、予算、サイズ、色、メーカーなどなど、妥協してもいいところとダメなところをきちんと決めておくべきでした。

条件についての優先順位がきちんと決まっていないとこうなります。

まあ、安い買い物ではないですから焦って買わなくて良かったとは思っているのですが。。。単に自分を納得させているだけ!?でしょうか。


何かの判断を下す場合、直感に従え、という意見がありますね。

しかしこれは考えられる選択肢を吟味した上での話でしょう。いきなり直感で、というのは何も考えていないのと一緒ですからきっと後悔します。


ダイニングテーブルで思ったのですが、家具というのは実際に見てみないと、質感とかわからないことが多いです。インターネットで購入するには向いていない商品だと思いました。

どこかの展示場で見て買うことに決めたものをインターネットで注文するのは悪くないと思いますが。

IKEAはお店に遊びに行くのは楽しくて好きですが、実物を買うには気が引けます。組立が面倒だし、家具としての質はどうなんでしょ。IKEA製品をいくつか買ってみての感想です。


さてさていつになったら買うことができるやら。



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ノマド的ライフスタイル


09 23, 2012 | Tag,雑感

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photo credit: Stuck in Customs via photo pin cc

ノマドワークという言葉が流行りましたが、どこで仕事をするかというのは生産性に関わる大きな問題だと思っています。

 >> 在宅勤務とオフィスワーク、どちらが生産性が高いのか? - 内藤忍の公式ブログ

僕のように病院という箱の中でないと働けない職業も多いと思いますが、どこで働いてもいいという仕事なら、一番生産性の高い場所で仕事をするのもありだと思います。在宅医療なんかはノマドワークに近い感じなのかしら。いや、違うな。たぶん。

これは仕事に限ったことではありません。僕の場合は資格の勉強をしたり、学会の準備をしたり、ブログを書いたりすることは自宅以外の場所ですることも多いです。

カフェを利用するのもいいですし、図書館に行くのもいいと思います。カフェの喧騒は不思議と気になりません。自宅でテレビを見ながら作業していると全然はかどらないのに、不思議です。

誘惑がない空間にあえて自分の身を置くということも大事です。日常と違う空間に身を置くことで、遊びモードから仕事モードにスムーズに頭のスイッチを切り替える効果があります。

というわけでこのエントリもカフェでアイスコーヒーを飲みながら書いていたりします。はい。




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とがった人間になる


06 22, 2012 | Tag,雑感

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photo credit: Creativity+ Timothy K Hamilton via photo pin cc

人と同じことをしていてはダメだ、とがった人間にならなくては、と最近強く思います。

例えば整形外科医として一生手術をやり続けるなら、一般的な手術をそれなりにこなすより、誰もやったことない、もしくはやらないような手術をできる方が重宝されます。

手術をやるだけが整形外科医の仕事ではありません。基礎研究や臨床研究もあります。iPSの山中教授は元々整形外科医です。

僕自身は今、縁あってリハビリテーションの仕事をしています。

なかなか人と違うことをやるというのは勇気がいります。周りにはなんでそんなことやってんの?と言われる場合もあったりしますし。


先日もご紹介した勝間和代さんの「「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)」は色々と考えるきっかけを与えてくれました。
  • 強みを生かす
  • 人と違うことをする
  • 嫌われることを恐れない
これらの言葉は響きました。後二者は特に。

彼女のすごいところはその自己実現の手法だと僕は思っています。自分の強みを理解し、本を書いたり、セミナーをやったり、テレビに出たり。

自分の商品価値を高めることがとても上手です。そしてうまく他者との差別化を成功させています。コアなファンがいるのもうなづけます。


整形外科だったら、手術を極めるのが王道だと思います。はい。しかしそれだけではなく、外来診療を主にやる開業という道もあります。リハビリテーション科に進むという道もあったり。官僚(医系技官)になる道もあったりします。実はいろんな可能性があります。

とにかく、今までは皆と同じ事をしていれば安心だという思考過程で生きてきたわけなのですが、それではいかんと気づいた次第です。

とりあえず僕は今の状況を生かして、リハビリの勉強をしながら仕事をしていくことにします。



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骨折が流行する!?


05 08, 2012 | Tag,雑感

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photo credit: Stéfan via photo pin cc

風邪など何らかの感染症が流行ることはよくあります。

最近だとインフルエンザの流行が続いていましたよね。

臨床をやっていると立て続けに同じ骨折を診る機会があったりします。

しかし、骨折が流行るというのはどうにも理解に苦しむことだと思います。感染症じゃないですから。僕も不思議に思います。

例えば大腿骨頚部骨折や転子部骨折、橈骨遠位端骨折。これらは年中流行っているのですが、季節により特に多くなる時期があります。雪が降った日などはそうで、高齢者が滑って転んで受傷するというパターンです。動きが鈍った上に足元がおぼつかなくなり、転倒してしまうものと思われます。

それに対して、脛骨高原骨折や上腕骨近位端骨折、脛骨天蓋骨折など、そう頻繁には見かけない骨折が立て続けに来る場合があります。高齢者に限らず、年齢の幅も色々だったりして。

先日も高原骨折が立て続けに来てました。原因も交通事故から転倒までさまざまでした。

たまたま同じ病院に同じ骨折が集まる不思議な現象。みなさんのまわりでも似たような現象はありますか?




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不思議な果物 「きんかん」は意外と美味


03 27, 2012 | Tag,雑感

★最高級きんかん!宮崎産「たまたまエクセレント」1キロ2L
先日「きんかん」という果物を頂いたので食べてみました。

宮崎県はマンゴーが有名ですが、きんかんも有名なんですね。

僕が頂いのは、宮崎きんかんの中でもおいしいとされる、「たまたまエクセレント」というもの。

 >> 宮崎きんかん『たまたま』『たまたまエクセレント』|JA日向 ひむか彩館オンラインショップ
『たまたま』とは、選ばれた果実のみを大切に育てた温室育ちのエリート達です。加工用に比べて大きくて甘く、「生」のままおいしく食べられます。
また、ガン抑制効果があるといわれるβ-クリプトキサンチンを多く含むなど健康にも良いとされています。中でも特に厳選されたものにはブランド名が付き、糖度が16度以上のものを『たまたま』、糖度が18度以上のものを『たまたまエクセレント』と言います。
JA日向管内では、32名の生産者が約9.1haの面積でハウス栽培をしています。年間の取扱量は182t(平成20年度実績)。収穫・出荷時期は概ね1月下旬~3月までの期間となっています。

なるほど。しかしこのネーミングはw。

そして食べ方なのですが、1個を皮ごと食べるのです。直径3cmくらいの果物なので、丸ごと食べます。

皮も一緒に食べることに少し抵抗がありましたが、食べてみると案外いけます。思った以上に甘くてびっくりでしたよ。

ビタミンCとカルシウムが豊富で体にもいいそうです!


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あれから1年 2012年3月11日に思うこと


03 11, 2012 | Tag,雑感

あの日の午後、僕はいつも通りオペ室の中にいた。

いつもの金曜日だった。足関節の骨折手術。

腰椎麻酔を自分でかけて、麻酔が効いたことを確認し、執刀開始。淡々と着実にゴールを目指す。

腓骨の骨折部を整復してプレート固定。次に内果をキャニュレイテッドスクリューで固定する。もう少しで終了。いつも通りだった。そこまでは。


揺れた。

はじめはよくある小さめの地震だと思っていた。

「なんか今揺れなかった?」

少ししたら揺れが止んだので、すぐに手術を再開。


また揺れた。

今度はさっきより激しい。術野を照らす白い無影灯が頭上で動き始めた。

「地震、でかくない?」

いったん始めた手術を途中で放り出すわけにもいかず、揺れと揺れの合間をぬって手早く手術を進めなくてはいけない。

幸い、手術は終盤。もう少しで終わる。


揺れはさらに強くなってきている。

まともに立っていることも難しくなってきた。手術室の外が騒がしくなってきた。

「手術を中止してください」

そう叫びながら手術室のドアを開放していく看護師の声が聞こえた。白い無影灯が僕の頭上をブンと音を立てるかのように右から左へ通過していった。

「まずい。これは本当にやばそうだ。」

幸いあとは皮膚を縫うだけのところまできていた。

グラグラと足元が揺れる中、なんとか縫合を終え、手術を終えることができた。

手術室の中で情報から取り残された僕らは、手術室の中にまだ残っている患者とスタッフを外に出るように促す看護師の声で事の重大さを再認識した。


とんでもないことが起こっている。

麻酔でまだ下半身が麻痺した患者をストレッチャーに乗せ、急いで手術室を出た。

院内PHSで、1階で患者を待機させるように言われた僕はその若い患者を背負ってなんとか階段を降りた。

移動する途中に横目で見たテレビからは津波が街を飲み込む映像が流れていた。信じられない映像。

患者を自分の背中に乗せながら、病院の中では比較的新しめで安全そうな場所に連れて行くと、そこには崩れかかった古い病棟から運ばれてきた患者がたくさん集まっていた。


あれから1年。1年前の今は揺れが収まった後、電気、ガス、水道といったライフラインが閉ざされた。コンビニやスーパーからは水や食料が消えた。ガソリンスタンドには行列ができ、それでもガソリンが手に入らない状況が続いた。

これから先どうなってしまうんだろうという不安でいっぱいだった。


2012年3月11日。今ではもう、何事もなかったかのように時間が流れつつある。

しかしあの時感じた恐怖と絶望を忘れてはいけない。いつもどおり仕事ができ、家族がいることに感謝しなければいけない。そして、今後また起きるかもしれない大地震に備えなくてはいけない。

そう自分に言い聞かせている。

記憶は風化する。だから記録としてあの時のことを残しておく。そういうつもりでこの記事を書きました。


震災で被害に合われた方々に心からお悔やみ申し上げると共に、被災地の一日も早い復興を祈っています。







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何を話すかより、どう話すか


09 09, 2009 | Tag,雑感

インフォームドコンセント(説明と同意)は今や医療現場では当たり前の行為です。何をするにも患者さんの同意が必要。医師としては時間の許す限り、患者さんが自分で治療法を選択できるように情報を提示します。

病状や治療、検査について知識が不十分である患者さんに自分の未来を選択してもらうための説明を行うわけです。


例えば、整形外科だったら手術という治療法とギブスによる保存的な治療法、どちらの治療法が最良か甲乙つけがたいことがあります。

甲乙つけがたいわけですから、最終的には患者さんにどちらの治療を選択するか決めてもらいます。


医師が患者に説明すべき内容はだいたい決まっているので、医師はそれを正確に伝えようとします。

しかし、主観を排除して客観的なデータだけから患者さんに説明することはなかなか難しいことです。ある程度その医師が最も良いと思った治療法に偏って説明されてしまうものです。


そうすると、こういう説明を聞いた後の患者さんの反応は、だいたい医師が想定したものになっています。患者さんに選択の主導権があるように見える状況でも、実際は医師の誘導した通りになっているということです。

もちろん、普通はそこに悪意は存在しませんので、ご心配なく。


どうして患者さんは本当の意味で自分の治療法を選択することができないのか。

それは、医師と患者さんの間には絶対的な情報格差が存在するからです。

100%正しい答えなど存在しないのが医学ですが、さまざまな不確定要素があるなか、一度に大量の情報を与えられた患者さんが説明を十分に理解、咀嚼するのは難しいでしょう。事前によくよく調べておけばこの情報格差は少なくなりますが、限界があるような気がします。


そうは言っても、患者さんが選択したその治療法は、説明した医師にとって最も良いと考える治療法です。

だから、両者に信頼関係が築かれていればその選択でよいのだと思います。選択肢が多くなると、苦しくなるというのも人間の心理です。


しかし、説明する側としては、いくら文言では正確に伝えていたとしても「何を話したか」より「どう話したか」によって患者さんの反応はいくらでも揺れ動いてしまうということを覚えておかなくてはいけないと思います。





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意味の転化 ~ソーシャルブックマークの本当の意味~


03 15, 2009 | Tag,ソーシャルブックマーク,はてなブックマーク,雑感

ソーシャルブックマークがおもしろい。

まず、ソーシャルブックマークとは、

wikipedia:ソーシャルブックマーク より

ソーシャルブックマーク(Social Bookmark、SBM)は、インターネット上のサービスの一つで、オンラインブックマークサービスの発展形。
自分のブックマークをネット上に公開し、不特定多数の人間と共有する事で、これらを有益な情報源とすることができる。
同一アドレスを登録している他人のブックマークを観たり、またタグと呼ばれる登録者が付ける分類用の語句により同一タグで分類している他人のブックマークを観たりすることで同じ指向のサイトが見付けやすくなる。またサムネイルを付ける機能も増えている。(フォークソノミー、ソーシャルタギング)。



自分のブラウザ上にお気に入り登録する、これが今までのブックマークの概念でした。ソーシャルブックマークが台頭してきたことによりウェブ上にブックマークを保存できるようになってきたわけです。これによりどこのパソコンからもネットにつながっていれば自分のお気に入りにアクセスできるようになりました。

しかし、ソーシャルブックマークがおもしろい本当の理由はこのような利便性ではないように思います。

ソーシャルブックマークのおもしろさはその人気投票的な機能にあると思います。


ソーシャルブックマークとして日本で有名なのは「はてなブックマーク」でしょう。
通常、はてなブックマークではブログやニュースなどおもしろいウェブ上の記事があるとそれをブックマークします。ブックマークした記事はタグづけでき、検索機能もついているので後から読みたい記事を探すことができます。

これに対して従来型のブックマーク、自分のブラウザ上でお気に入り登録していく方法は、あまりブックマークの量が増えるとなにがなんだか分からないし、どこを探せばよいか分からなくなるので、本当にいつも使っているサイトのみが生き残っているのではないでしょうか。

ところが、はてなブックマークではそういう使い方をしている人は少ないでしょう。他のはてなユーザのブックマーク数を見てみると、ものすごい数がブックマークされています。気に入った記事は手当たりしだいブックマークするわけです。

そもそもこのソーシャルブックマーク、PC上のブックマークと違い、一目でブックマーク全体が見渡せるような構造になっていません。タグでの分類は階層分けができないと言いましょうか、検索したい単語がある程度明確に思いつかないと、その検索機能は活かされません。

このように使い勝手の面からも両者は似て非なるものになっています。だからいくらソーシャルブックマークが広まってもブラウザ上のブックマーク(お気に入り登録)はなくならないでしょう。

手当たり次第におもしろかった記事をブックマークしてなにがおもしろいのかと言うと、それが人気投票になるからです。「はてな」のサイトではブックマーク数に応じてリアルタイムに人気記事を表示しています。ブックマークされたほうもそうですが、ブックマークした人も自分がブックマークした記事を他の人がブックマークして、はてなに表示されているのを見ると、それはある意味自分の目利きが評価されたような感覚になるのだと思います。

そして、はてなブックマークではブックマークしたときに100字以内のコメントを残すことができます。ここもはてなの面白いところなのですが、コメントには「スター」をつけることができるのです。しかも簡単手間いらずで。この仕組みはコメントに対しても人気投票ができるので、ブックマークするモチベーションにつながります。


そう、ブックマークするということが本来の意味から離れて、人気投票に転化しているのです。


結局、このはてなの仕組みはウェブ上でも実社会と同じで誰かに認めてもらいたいという人間の根源的な心理をうまくついた手法なのだと思います。


始めるとやめられなくなるかも。。。




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