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必要とされる人材になろう 【書評】「知の衰退」からいかに脱出するか?


05 17, 2009 | Tag,読書,勉強,自己啓発,大前研一

「知の衰退」からいかに脱出するか?「知の衰退」からいかに脱出するか?
(2009/01/23)
大前研一

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  • 「納豆がダイエットにいい」と報道されると即座に納豆に食いつく日本人

  • 中国産の冷凍ギョウザに毒性農薬が検出されると、ろくに検証もせずに中国産食材が食卓やスーパーから消えてしまう日本の現象

  • 貯蓄が好きな日本人

  • B層と呼ばれ、派手な首相のパフォーマンスやメディアの扇動に踊らされる日本人

本書で大前研一さんは、このような日本人が自分でモノを考える力が低下していることを危惧しています。舌鋒鋭く、いずれの指摘も説得力のあるもので、私も少なからず危機意識を持ちました。


メディアで報道される内容は常に正しいとは限りません。一つの事実を部分的に拡大して報道したり、特定の人に都合の悪い事実はあえて報道されないこともあります。偏った見解が堂々と報道されている場合もあります。テレビでは時々実感することかもしれませんが、新聞もそうで、新聞社ですら既存の既得権益に汚染されている可能性があるといいます。このため、大前さんは既に新聞の購読をやめたそうです。その代りインターネットのRSSを利用してたくさんの情報を収集し、その中から取捨選択して情報の妥当性を吟味した後、ストックしておくそうです。


こういった状況の中で大切になるのが「自分で考える力」です。



「考える力」を養うために有効な一つの手段として読書が紹介されています。

大前さんが強調しているのは本を読むのに必要とした時間を1とすれば、5ぐらいの時間を「何が書いてあったのか?」「ようするにこれってどういうことなんだ?」「それは自分にとってどういう意味があるのか?」と、とにかく考える時間に充てることです。

たしかに、本を読むことは、読むこと自体が目的となってしまって、後に何も残らないということが起こりがちなので要注意ですよね。



考える力はどんな時にも役立つ基礎力になりますが、もっと具体的に、この時代に身につけておくべきものは何かというと、「英語」・「ファイナンス」・「IT(それを駆使した論理思考、問題解決法を含む)」だそうです。これを三種の神器と言います。

グローバル化された今の世の中では英語が出来なければ生き残れない。タンス預金ではなく、株式投資を含めた資産運用法など、ファイナンスの知識がなければ個人がより豊かになることも日本の経済が活性化することもない。これだけ様々な情報にアクセスできる世の中になっているのに、これにアクセスする方法を知らなかったり、必要な情報に検索してもたどりつけないようではITの機能を活かしきれていない。

だから、個人が力をつけるためにはまず、これら三種の神器を身につける必要があるというわけです。



ぼーっとしていると何も考えずに与えられた情報に流されがちです。私も手にした情報はいったん内容を吟味してから飲み込むように意識していきたいと思います。



A層:財界勝ち組企業・大学教授・マスメディア・都市部ホワイトカラー
B層:「主婦層&子供を中心」「シルバー層」「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層」
C層:構造改革抵抗守旧派
(竹中平蔵経済財政大臣(当時)が起用した有限会社スリードという広告代理店が作成した資料による)



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どうしてブログを書き続けるのか?


03 29, 2009 | Tag,ブログ,読書,複眼的思考,文章力

先日、ブログをはじめて500エントリーを達成しました。しょうもない記事もたくさんあるのですが、自分にしてはよく続いているなと思っています。

ブログは、当初、読んだ本を忘れないための読書記録として始めました。その目的は今でも変わらないですが、500エントリーを節目に今後のブログ継続目的について改めて考えてみました。

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読書の達人


03 28, 2009 | Tag,読書,速読

読書家として有名なdankogaiさんと勝間和代さんですが、先日読んだ決弾 最適解を見つける思考の技術という本の最終章にお二人の対談が載っていて、その中で興味深い読書についてのコメントがあったので簡単にエントリーしておきます。

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0 CommentsPosted in 日記

知的創造のヒント


11 15, 2008 | Tag,読書,メタ認知,メタ化,知的創造

本書は読書本と言ってもいいかもしれません。

先日紹介した思考の整理学が原著となっています。

20年前の第一作目の要旨が現在でも応用可能な普遍的な内容だっただけに、今回の内容も20年前のものと本質は大きく変わりありません。

思考の整理学と本書どちらを読めばいいかについては、思考の整理学を読んだことがない人は本書を読むのが良いと思います。しかし、思考の整理学を読んだことがある人も本書を読むと、少なからず得るものがあるように思います。私がそうであったように。

知的創造のヒント (ちくま学芸文庫 ト 10-2)知的創造のヒント (ちくま学芸文庫 ト 10-2)
(2008/10/08)
外山 滋比古

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本書はいかに知的創造を行うかということがテーマになっています。

人間のなくすことの出来ない能力であり、悩みでもある忘却の効用を説いているところがとても興味深く読めました。



知識詰め込みがたの学習はコンピューターが発達した現代では必要とされる能力ではありません。そうではなく、人間にしかできない新しいコトを考え出すことが現代の人間に必要とされています。

これを著者はカクテルではなく、地酒を作るようにしなければならないと例えています。カクテルは混合物ですが、地酒は米と水とさらに時間が加わった化合物です。今の時代を生きる私たちにはカクテルではなく、地酒を造ることが求められているのです。



そのために良質な情報をインプットするのはもちろん大切です。

しかし、インプットした知識をどう活かすかということの方がもっと大切です。

インプットした知識は放っておけば風化していきますが、著者は忘却の効用としてこれも必要な能力だと主張します。忘れることによって必要な知識と必要でない知識のふるいわけが可能になるのです。

そのためには一旦インプットした知識は寝かせておく必要があります。睡眠が良い例です。他にも散歩をしたり、風呂に入ったり、とにかく一度頭をリセットした方がアイディアは生まれやすくなります。

セレンディピティー(ひらめき)はそうした脳の中に空白ができた時に生じることが多いようです。



知的創造を行う具体的な方法にはやはり読書があります。

本書が勧める知的創造への読書は、文章を読んで覚えるものではなく、内容から、ひらめきのヒントを得るものです。そのためにはある程度のスピードを持って読み進める必要があります。なぜかと言うと、ゆっくり読んでいると、脳の中が文章の内容で満たされて空白が全くなくなってしまうからです。脳の中にある程度の空白を残しつつ読むことが知的創造への読書です。

読んでいてひらめいたら、迷わず目を休めて思いついたことをメモする必要があります。

そして、メモの内容は時間を置いてノートに記します。

ノートはメモの内容を丸写しにするのではなく、内容を租借し、自分の言葉に置き換えたものにします。このような過程で出来たノートをメタ・ノートと言います。これは知的創造への財産になります。



会話にも知的創造を促す効果があります。会話は上手く使えば、読書と同様に自分の言葉と他者の言葉をつなぎ合わせ、それらを融合させ、知的創造へのきっかけとなり得ます。



書くことも知的創造につながります。

書く上で、文章の構成は大切です。テーマが文章を集約した内容になっているのはもちろんですが、段落が意味ごとのまとまりになっていて、段落どうしのつながりが明確になっているのが良い文章です。



みなさんもそうかもしれませんが、私は集中していると読書をしながら全く別の考えが頭をよぎることがあります。本書を読んで、この頭をよぎった内容もメモとして残しておいたほうが良さそうだと思いました。

いちいちメモを取り出すのは面倒なので、本の中に書き込んでいこうと思います。

以前に学習したマインドマップもメタ・ノートを作るのに役に立つ気がするのでやってみます。

このブログを読書記録のメタ・ノートにするのもいいかもしれません。


こちらのブログも知的創造のヒントになると思いますので紹介しておきますね。
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