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統合医療についての誤解を解く一冊「統合医療とは何か?が、わかる本 」


09 19, 2012 | Tag,統合医療

統合医療とは何か? が、わかる本

はっきり言って、統合医療について今まで全くいいイメージを持っていませんでした。

ホメオパシーなど患者を惑わすインチキ医療だ、という認識が強かったのですが、どうも誤解していたようです。

本書を読んで、正しい統合医療という概念を学ぶにつれ、だいぶ認識が間違っていたなと反省するとともに、統合医療もそう悪いものではないなと思うに至りました。ただし、正しく使えばです。


ここで改めて統合医療の概念について書いておきます。ごく簡単に言うと、西洋医療と補完代替医療の架け橋になる学問ということになります。

補完代替医療には漢方、栄養、サプリメント、鍼灸、マッサージ、オステオパシー、カイロプラクティック、気功、ホメオパシーなど様々なものが含まれます。

主体となる者は両方に精通している必要があるので、必然的に医師となります。補完代替医療の実施者が統合医療を行なっていると誤解を生みがちですが、そうではありません。このあたりが誤解を生みがちな点だと思います。

さらに問題は、補完代替医療と西洋医学がお互いに分かりあおうとしないというか、むしろ敬遠しあっているということです。

ですから、統合医療医はこれらの架け橋となり、患者に適切な治療を提供しようというわけです。

統合医療の分野はアメリカのアリゾナ大学が牽引しているようで、研修プログラム作り、研修生を受け入れています。

アリゾナ統合医療センターの指針が統合医療というものを理解するのに参考になります。

  • 治癒の過程において、患者と施術者はパートナーである
  • 身体だけでなく、精神・霊性・コミュニティなど、健康や疾患に関与するすべての要素が考慮される
  • 西洋医学と補完代替医療の双方からあらゆる適切な治療を用いて体内の治療反応を引き出す
  • 効果が認められる治療法ならば、できるだけ自然かつ侵襲が少ないものを選択する
  • 西洋医学を否定しない、無批判に補完代替医療を利用しない
  • 良い医療は良い科学に基づく。研究主導の新たなパラダイムを開く
  • 治療とともに、健康増進や予防医学も重要である
  • 統合医療を実践するには、自らの健康をもって例証し、自己探求し自己発展すべきである

ということらしいです。どうですか?悪くなさそうですよね。

個人的に、サプリメントなどは薬ではないですが、うまく使えば健康増進に役立つものだと思っていたりします。

漢方が有用なことも広く知られていますよね。

しかしながら、今のところまだまだ信頼できる補完代替医療はそれ程多くないというのが僕の実感です。信頼できる補完代替医療を取捨選択し、うまいこと臨床に生かせればと今は思っています。

なんにせよ、慣れ親しんだ考えだけにとらわれず、患者さんにとっていいものを行うという視点は忘れずにいたいと思います。

統合医療とは何か? が、わかる本統合医療とは何か? が、わかる本
(2012/06/09)
山本竜隆、服部かおる 他

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