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社会保険についても知っておいた方が良さそうですよ。 【書評】社会保険・年金のキモが2時間でわかる本


02 10, 2009 | Tag,社会保険,年金,雇用保険,労災保険

社会保険・年金のキモが2時間でわかる本社会保険・年金のキモが2時間でわかる本
(2008/12/11)
石井 孝治

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労働法に続いてシリーズ第2弾、社会保険の本です。

こういう生活に密着した制度は知らないと損をすることもあるのでなるべく知っておきたいところです。とっつきにくいこれらの話題に対して素人の視点で分かりやすく解説してくれているのが本書だと思います。



給料のことについて話すとき、「手取り」と「額面」という言い方をすることがあると思います。「手取り」に比べて額面がずいぶん少ないなと感じたことのある人も多いかもしれません。

原因の一つに社会保険料があります。

しかし、社会保険はその働きを考えると、私たちの生活を守ってくれるこころ強い制度です。

そのうちわけは

 1.健康保険
 2.年金
 3.雇用保険


他にも被保険者の負担がない労災保険があります。

健康保険と年金は勤めている会社と自分で半分ずつ保険料を負担します。例えば月30万円の給料の人は健康保険料が12000円、厚生年金保険料が23000円で合計35000円くらいの負担になります。これを会社と折半するので個人での負担額は17000円程度に抑えられます。健康保険の加入は大切です。アメリカなんかでは健康保険に加入していない人がたくさんいて、高額な医療費が支払えないから、医療機関を受診できないという問題があります。

一方自営業の人は自分で国民健康保険や国民年金を払わなければなりません。当然ながら折半してくれるところはありません。しかも厚生年金を払っている会社勤めの人は国民年金に上乗せして保険料を払っていることになるので、将来受け取れる年金額も自営業の人より厚生年金を払っている会社勤めの人の方が有利です。ちなみに共済年金というのがありますが、これは公務員の厚生年金、と考えてだいたい差し支え在りません。


雇用保険の負担率は給与の1.5%程度です。こちらも退職する時などに心強い味方になってくれます。勤続年数に応じて3ヶ月、4ヶ月、最長5ヶ月にわたって給与の何割かが失業中に支給されます。


本書の最後には退職金の話が出てきます。退職金は勤続年数によって大きく支給額が変わってきます。住宅ローンの返済などライフプランの中に退職金のことを含めて考えている人も多いと思います。

自分のことについて考えてみると、私のような勤務医の場合、若いうちはたくさん経験を積むために、色々な特徴の病院をわたり歩いて経験を積むことが多いのですが、これだと退職金があまり期待できないのですね。引退後のことを考えると、会社(病院)に頼らず自分で退職金代わりの積み立てをしておかなければいけないですね。


参考:あなたの会社の労働環境は大丈夫?医師の労働環境について考えてみた。【書評】労働法のキモが2時間でわかる本



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