スポンサーサイト


-- --, --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ハーバード流医師の作り方


03 25, 2013 | Tag,,研修医


アメリカの研修医制度がよく分かる一冊。

 >> 「ハーバードの医師づくり」 | メタノート.com

昔を思い出した。日本の研修医制度はアメリカのそれとは似て非なるものです。

スポンサーサイト


0 CommentsPosted in

「グランドデザイン09」について


02 19, 2009 | Tag,ニュース,医療,研修医,研修制度

・「初期研修を1年に」-日医がグランドデザイン09
・産婦人科や小児科など「選択必修」は2科目―臨床研修制度最終報告
・臨床研修見直し案、研修医の定員に都道府県枠も



厚生労働省と文部科学省の合同専門家検討会で医師の研修制度と高齢者医療について話し合われたのがこの「グランドデザイン09」というもの。
これらのニュースによれば、グランドデザイン09の要点は

・研修期間を1年に
・必修科目を3科目+2科目に
・研修医の募集枠に定員を
・75歳以上の医療費を1割負担に


といったところ。


それぞれについて考えてみた。


・研修期間を1年に
・必修科目を3科目+2科目に


必修科目は内科(6か月以上)と救急(3か月以上)と地域医療研修(1か月以上)だそうです。

内科は合併症のこととかを考えると、研修しておくと役に立つと思います。救急も麻酔科を含め、研修しておかないとエマージェンシーに対応できないでしょう。


地域医療研修というのはどうなのでしょう?

地域医療に携わる医師を増やす目的と地域医療に従事する医師を増やす目的なのだろうけど、実際には研修医には何の決定権も持たされていないので、研修期間中はお客様扱いになるのが落ちになることを危惧します。



今回産婦人科や小児科が必修から選択になるわけですが、これにより産婦人科や小児科の現状に幻滅するかもしれなかった研修医を取り込むことができるようになるのかもしれません。

しかし、そもそも新医師臨床研修制度といって5年前に研修制度の大改革を行った大義名分はどこにいったのでしょうか?産婦人科や小児科などを研修することで幅広い臨床能力を身につけさせるのが当初の目的だったはずです。

結局、臨床医のスキル向上よりも、とりあえずの医師不足に対応しようということなのでしょう。


しかしながら、この点も疑問です。研修期間を1年短くすれば、7500人の医師確保が可能になるということですが、増えるのは未熟な医師のみで即戦力というわけにはいきません。未熟な医師には相応の指導者が必要だと思います。つまり、7500人をカバーできるだけの指導医という労働力です。



・研修医の募集枠に定員を
都道府県ごとに定員が決められてそれに応じて病院の定員も決められるというもの。
人口に合わせた配分をすると、必然的に都市部に研修医を多く配置するべきという話になりそうですが、都市部の研修医が供給過剰であるという理論なのでしょう。



・75歳以上の医療費を1割負担に
給付費の5割を公費で負担する現在の後期高齢者医療制度から、医療費全体の9割を公費負担(主として国費)とする仕組みへの切り替えを求めている。08年度の後期高齢者医療制度の医療費(11.9兆円)で考えると、10.7兆円の公費が必要になる計算で、一般医療保険(0-74歳)への4.8兆円分を含む公費9.9兆円(同年度当初予算ベース)を全額高齢者に投入し、不足分の0.8兆円は消費税などの新たな財源で対応するとしている。


とあります。

これは74歳以下の人々の医療費にあてる国の支出を全て75歳以上の高齢者にまわして、74歳以下の人たちの医療費は健康保険と増税した消費税で賄おうというものです。

会社勤めしている人の健康保険は企業と個人で折半しているわけですから、国からの補助がなくなれば企業も個人も負担が増えますね。

個人の保有資産が1500兆円で、そのうちの28%が70歳以上の高齢者が保有する資産だといわれています。そして、医療の多くは高齢者が受益している(国民医療費に占める65歳以上の割合は51.7%: メタノート;国民医療費、なお高止まり 06年度)ことを考えると、若い世代にさらなる負担を強いる提案のように思えます。




最新記事
Amazon
リンク
Ads
月別アーカイブ
ライセンス
Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
Related Posts with Thumbnails
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。