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痛風結節


11 19, 2009 | Tag,整形外科,痛風,痛風結節

The New England Journal of Medicine は臨床系の医学雑誌では最も権威のある雑誌の一つです。

風にあたるだけでも痛いと言われる「痛風」の話を見つけたのでご紹介。世の中の中年男性で経験したことのある人もいるはず。

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痛風は血中の尿酸が増えて、それが結晶として沈着することで発生します。

成人の約5%が健康診断で高尿酸血症と言われますが、全員が痛風発作を起こすわけではなく、発作を起こすのはそのうちわずかです。

この痛風、40歳以上の男性に多く発症します。男女比は20~30:1です。圧倒的に男性です。

痛風発作が起こる関節で最も多いのが足の親指の付け根の関節です。発作が起きると赤く腫れあがって夜も眠れないほどだと患者さんは言います。


痛風の中でも痛風結節を形成する場合があります。上の写真はその痛風結節を写真にしてあります。77歳の男性です。

左の写真は肘の写真ですが、真中に写っている白いチョークのようなもの、これが痛風結節です。患者さんの肘から絞り出したらこのようなものが出てきたそうです。

右上の写真は手指の写真です。結節が皮膚の下にあることがわかります。肘、指以外には耳たぶやアキレス腱のあたりにもできることがあります。

右下は痛風結節の結晶の写真ですね。

この患者さん、アロプリノールという尿酸を下げる薬とプレドニゾロンというステロイド薬で治療され、その後は再発することなく経過しているそうです。


比較的よく見かける痛風発作ですが、痛風結節ができている患者さんはあまり見かけません。とはいっても、ものすごく珍しいわけではないんですよね。なのになんでこの写真がNEJMに掲載されたのかいまひとつわかりません。ま、個人的には勉強になる写真だったんですけどね。

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