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知っておいた方がいい投資の落とし穴 「外国為替はこう動く」


01 22, 2010 | Tag,為替,資産運用,株式,FP

今日はお金を効率よく増やすための話。

外国為替はこう動く
紹介する一冊はタイトルに外国為替と書いてあります。もちろん、今後の外国為替がどう動くか予想するうえでも役に立ちますが、為替に限らず株式投資をどう考えるかという点でも参考になります。


短期はやめといた方がいい

株式や債券を利用した資産運用。やっぱり短期で売買するようなことはやめておいた方がいいです。
短期ディーリングで優位に立つ条件
  • 相場に影響を与えるニュースに即座に反応し、持ち高を操作できる。
  • 高い顧客取引のシェアを有し、とくに、相場を変動させる大口の顧客取引に接する頻度が高い。

それはそうでしょう。市場は常にいろんな情報に敏感に反応して上がり下がりしています。

日銀の総裁がこんなこと言った、とか財務大臣があんなこと言ったとか、そんなことで円が上がり下がりすることが最近もあったと思います。政府の政策とも密接につながっているのですね。

だとしたら、こういう情報をいち早くキャッチすることが相場を予想する重要なカギです。一般人じゃ難しそうです。

また、相場を動かせるくらいの大金を動かす顧客と付き合いがあれば有利です。相場の動きを最も早く予想することができるから。


投資が難しいのはあてにしていた誰かの予想があたっていたとしても、自分がそれを知った時にはもう遅いということです。

気づいた時にはすでに遅し。予想を反映した相場になってしまっているのです。このあたりが天気予報と違うところです。

インターネットが発達して情報格差が著しく減った現在とはいえ、プロのトレーダーに勝てるわけがありません。少なくともそう思っておいた方がよさそう。

短期ディーリングでは一般人は有利な立場に立てないということです。



超長期保有も危ない
高金利通貨に投資しても、高金利の分(=金利格差)は長期的には、為替損で帳消しとなり、低金利の円に投資した場合と同じ結果になってしまうという原理が、外為市場では働いている。

これは僕の疑問をひとつ解消させてくれました。

金利が高い外貨にどうしても惹かれやすいと思うんですね。でも、長い目で見ると外貨に変えた時よりも円高になっていることが多く、金利で稼いだお金は円に戻すときに相殺されて消えてしまうというのです。

例えば、金利3%の外貨を1ドル100円の時に買っても、時間がたって1ドル90円とかになってて、その時に換金する必要が出たら悲しくなってしまうということです。

短期ディーリングでは儲からないってさっき書きましたけど、長期保有しすぎてもダメということですね。売るタイミングが大事なようです。



下落相場で買う

投資をする時に常につきまとう不安は、今後もさらに相場が下がり続けるかもしれないということです。

例えば株式投資。

日経平均も2009年3月に7000円付近で底値となりましたが、あの時、さらに値が下がるかもしれないと考えていても不思議ではありません。

下落局面ではいつ買うかが問題になると思います。

日経平均が10000円を切りました、9000円を切りました、8000円を切りましたとマスコミが騒ぎ始めたら、一緒になって不安感に包まれるのではなく、株式投資での資産運用を考える人にとってはチャンス、と考えた方がいいです。

持ち金のどれくらいを投資に費やすか、これはけっこう切実な問題です。

例えば日本の株式。日経平均8000円で大不況だと騒いでるようなら、投資用の軍資金の3分の1くらいを買いに回してみたらどうでしょうか。

全部つぎ込むのは怖いですものね。まだまだ下がるかもしれないし。

さらに7000円とかに下がったら、その時また3分の1投資してみればいいんじゃないかな。



そうそう、リスクを分散させておくことも忘れずにね。

外国為替はこう動く外国為替はこう動く
(2009/09/12)
国際通貨研究所

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金融リテラシー【本】2時間でわかる外国為替


01 09, 2009 | Tag,為替,FX,ディーラー

2時間でわかる外国為替 FX投資の前に読め (朝日新書)2時間でわかる外国為替 FX投資の前に読め (朝日新書)
(2008/11/13)
小口 幸伸

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知り合いに有名証券会社の為替アナリストがいるのですが、その人も「為替は予測不能だ」、というようなことを言っていました。

以前にFXの本を読んだことがあり、その時FXを始めようかと考えたのですが、考えただけでそのままになっていて、ちょうど良かったので、為替についての理解を深める目的で本書を手にとって見ました。


本書は為替の基本的なことから、高度な内容まで幅広くカバーしたものになっています。本書を読んで、FXや外貨預金を始めるかどうかは別としても、本書の知識を理解すれば自分で為替をやる時はもちろん、経済現象を読み解くときにも役に立ちそうです。

途中に出てくる金利と為替の部分では、直物レート、先物レート、スワップレート、ディスカウント、プレミアムなどの専門的な用語や数式が出てくるのでやや難解かもしれません。ただ、為替取引をするならココを理解するのが重要なようです。とは言っても私も完全に理解できたわけではありません。こういう知識は実際の取引で、使いながら体得していくものなのかもしれませんね。


景気や政策に大きく左右されるのも為替の特徴です。アメリカでビッグ3に公的資本を注入しないことが決定されたとき、ドルの価値が下がり、ドル売り円買いが進行すると、近年まれに見る円高水準になりました。

様々な経済活動と、多国間での相対関係により金利や為替レートは柔軟に変わっていきます。だから難しいのだと思います。



本書で最も興味深かったのは成功するディーラーの部分。
ディーラーのうち、本当に優秀な人は全体の1割。2割の人は完全にダメ。
そして、ディーラーの成功する条件は、「ストップロスを守れること(確実に損切りできること)」、「ここぞと思うときは大きくポジションをとれること」、「相場に謙虚なこと」である。




そして、これが覚えておきたい
「個人レベルで活かせる、上手くやるためのヒント14」
です。

1.金融機関の営業を信じるな
2.銀行ディーラーを信じるな
取引の回数を多くして手数料で稼ごうとしている。しかも、担当者と言えども為替に詳しいわけではない。銀行のディーラーはポジショントークで語ってくるので、短期的な見方しか出来ていない。

3.エコノミストを信じるな
4.ハウツー本を信じるな
エコノミストはそもそも為替に詳しくない。
「必ず儲かる!」というようなハウツー本を書いている元ディーラーはおおかた2割の完全にダメなディーラー。

5.信頼できる人を探せ
数少ない1割の優秀なディーラーにたどり着くには相応の努力が必要だが、この人脈は武器になる。

6.高い確率で勝とうと思うな
7.素人であることを自覚して謙虚に相場に向かえ
一発大きく当てるより、わずかな額でも利益を積み重ねていく方がよい。

8.順張りに徹せよ
逆張りはするな

9.誰でも儲かる時にやれ
10.メディアを利用して相場の方向性を感じよ

11.マスコミや評論化が8割方同じことを言うようになったら逆張りせよ
こうなったら市場は既に価格を織り込んでいるから。

12.ストップロスを置け
 これが一番大切かもしれない。

13.利食い千人力
利食いとは利益を確定させること。「もう少し待てばもっと良かったのに」と思わない。利食いした後また同じ方向なら、再度同じポジションをとればいい。

14.明快な話は信じるな
常に利益を上げるディーラーは意外なことに理路整然とした論理的タイプではなく、寡黙か饒舌でも支離滅裂タイプだったりする。


正直言うと本書を読んで、為替を始めてみる気にはなりませんでした。むしろ簡単に手を出さないほうが良いかなと思いました。確かに始めてみなければ分からないこともあると思うのですが、急いで始める必要もないと思うので。今はもう少し様子を見ます。





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