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投資家がはまりやすい心理パターン


02 18, 2013 | Tag,資産運用,


ブログ更新してます。

 >> 投資家が陥りやすい3つの心理パターン | メタノート.com

資産運用関連の話題。

まだまだです。コツコツ投資するといいながら、株価に翻弄されることもあり、反省しながらも運用を続けています。

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ウラ「お金学」講義


08 14, 2011 | Tag,資産運用,,,投資

こんな時代を生き抜くためのウラ「お金学」講義
この本はウラでもなんでもないですよ。とてもまっとうな本です。

著者内藤さんのお金に対する考え方にとても共感しました。

例えばバーゲンに行くのをやめるとか、マイホームを衝動買いしない、ゴールドカードは持たない、などなど。

だいたい世の中のおいしい話には売り手が特をするような仕掛けがあって、買い手は気づかないうちに貧乏くじを引かされることがあるんですよね。特にタダという広告文句には要注意ですよ。

お金持ちと貧乏人の大きな違いはお金に対する考え方にあります。

お金を増やすためには収入を増やすか支出を減らすか、このどちらかしかありません。


まず収入面について。

お金持ちは大きな収入を得るためには人と同じことをしていてはダメだと考えます。需要は大きいけど、供給が少ないようなものに目をつけます。ところが貧乏人はなるべく皆と同じことをして安定な収入を得ようと頑張ります。

また、お金持ちは、稼いだお金は銀行にただ預けておくのではなく、きちんと運用してお金自身に働いてもらうことで増やしていこうと考えます。


次に支出面。

ゴールドカードを持つことで必要な年会費の大きさ(本当に必要なコストか?)とか、車は買うときだけでなく維持するために結構なお金がかかってくることなどをきちんと考えます。マイホームを購入することのリスク、住宅ローンを組むことのリスクも正しく考えることができます。


なんとなく生活していると、売り手にうまいこと乗せられることが多いのが現実です。

お金に対する基本的な考え方。なるべく早めに身につけておいたほうがいいでしょう。


それにしても今の世界同時株安は投資家にとってきついですね。まあ、チャンスと捉える見方もありますが。


こんな時代を生き抜くためのウラ「お金学」講義こんな時代を生き抜くためのウラ「お金学」講義
(2011/04/16)
内藤 忍

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なぜ投資のプロはサルに負けるのか?


07 19, 2010 | Tag,資産運用,


なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
資産を増やしたいときに常に成り立つ方程式は

資産形成=(収入ー支出)+利回り×運用資産

です。


が、収入を増やすために転職や副業をしたりするのは、結構労力のいることです。

手っ取り早いのは支出を減らすことでしょう。

あまり友人や後輩といるときにお金のことに厳しいいといい顔をされません。しかし、いつも割り勘のあの人は、自分の資産形成という意味においては優れた感覚を持っていると言えるでしょう。


今日紹介する本は上の式にある、どの項にも焦点があてられています。

著者の結論は極めて現実的かつ明快で、私たち一般人は

「販売手数料と信託報酬、その他のコストがなるべく安いインデックスファンドを買って、後は投資したことなど忘れて、自分の本業に打ち込んでお金を頑張ってかせぐのが一番。」

というものです。


株や債権、不動産などなど金融資産はいろいろありますが、特定の資産を短期的に売買することで儲けようと思っても、そうはいきません。

長期投資でもウォーレン・バフェットさんのように、市場から割安な銘柄を探しだすことができると思うのも危険なことです。四六時中、市場とにらめっこしているプロのファンドマネージャーができないことが素人にそうそうできるものと考えない方がいいでしょう。

株式市場では多くの参加者が毎日しのぎを削っています。その中で市場のゆがみに目をつけて割安な銘柄を探し出せればいいですが、通常そのような銘柄は誰かに見つかって、あっという間に適正な価格に落ち着いてしまうのです。

彼らが売買を繰り返してくれているからこそ、市場に存在する株式は適正な価格に落ち着いています。そういう意味では、敵対視されがちなファンドマネージャーは資本主義社会においてとても大きな役割を果たしています。


では、私たちはどのように資産形成をしていけばいいのでしょうか。


せっかくなので、彼らの努力にのっかるのがいいと思います。つまり、インデックスファンドを買うということです。インデックスファンドとは、TOPIXや日経平均株価、アメリカのS&P500などの平均株価指数(インデックス)と連動して、そのファンドの基準価格が値動きをするような運用成果を目指すファンドのことを言います。(インデックスファンド - [政治・経済用語集]All About


インデックスファンドを買ったとして、どういう資産配分をするかはその先の話で、とても大事なことなのです。まずは日本株、海外株、日本債権、海外債権等バランスよく配分することです。そうして一点集中買いのリスクを減らします。



著者は金融日記というブログでとても興味深い洞察を示してくれるので、私はそのブログを読んでいます。本文中で著者が語っていた、「僕は経済合理的に行動するようにしている。」という姿勢に私も賛成です。

なるべく噂や欲望に流されず、合理的に行動できるようになれればと思っています。本書は著者のそういった信条がよく反映された、良書であると思います。

資産運用を始める前に読むと参考になるし、効果的です。


なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
(2006/12/08)
藤沢 数希

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【関連記事】
臆病者のための株入門 - メタノート
 この本も投資を始める前に読んどいた方がいい良書です。




バーベル戦略


06 20, 2010 | Tag,資産運用,投資,

手堅く投資をする方法として、「インデックスファンドに分散投資をする」というものは広く知られています。

わたしもこの方法を採用しています。しかし、「ブラックスワン」という本にこれとはちょっと違う、よさそうな方法が載っていました。


黒い白鳥(誰にも予測できないが、ときどき起こる事象)のせいで、自分が予測の誤りに左右されるのがわかっており、かつ、ほとんどの「リスク測度」には欠陥があると認めるなら、とるべき戦略は、可能な限り超保守的かつ超積極的になることである。

だいたい中ぐらいのリスクといっても、それが本当に中ぐらいのリスクなのか?どうしてわかる?ということだそうです。


だとしたら、「中ぐらいのリスク」の投資対象にお金を賭けるのではなく、お金の一部、たとえば85%から90%をものすごく安全な資産に投資する。たとえば国債とか。残りの10%から15%はものすごく投機的な賭けに投じる。たとえばオプションとか、あらん限りレバレッジのかかった投資をする。

というのが、合理的ではないかと言うのです。

こういうやり方をすれば、間違ったリスク管理に頼らずにすむし、どんな黒い白鳥が来ても怖くない、と。

わたしはこれを読んで「なるほど」とおもわず頷いてしまいました。

そんなにすぐには自分のポートフォリオを動かすことはできませんが、今後行ってみる価値のある方法だと思いました。

投資に興味のある方、この方法についてどう考えますか?


ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質
(2009/06/19)
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【本】スノーボール ウォーレン・バフェット伝


03 10, 2010 | Tag,バフェット,,投資,伝記,偉人,名著

スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝
世界で最も有名な投資家、ウォーレン・バフェットさんの伝記です。
上巻、下巻合わせて約1200ページの大作。

本人が書いたわけではないのですが、これが公認の自伝だそうです。生い立ちから現在にいたるまで詳細に書かれています。株式投資をしている人にとっては必読の一冊でしょう。

スノーボール (下) ウォーレン・バフェット伝
かくいう私はインデックス、分散投資、のあまり何も考えなくてもいいポートフォリオを組んでいて、固有銘柄はわずかしか持っていません。今後、固有銘柄を買い増して長期に保有したいと思っているので、参考になる部分がたくさんありました。

本書には含蓄のある言葉が満載なのですが、その中からメモ書き代わりにここに書いておきます。短文でも意味が分かるようなものを集めたつもりです。


「私は小さな雪の玉(スノーボール)をずいぶん若いときから固めた。10年遅く固め始めたら、いまごろ山の斜面のずいぶん下にいただろう。だから、私は学生たちに、ゲームの先を行くように勧める。」

「ちょうどいいぐあいの雪があれば、雪の玉はかならず大きくなる。私の場合がそうだった。お金を複利で増やすことだけをいっているのではないよ。この世のことを理解し、どういう友人を増やすかという面でもそうだった。時間をかけて選ばなければならないし、雪がよくくっついてくれるには、それなりの人間にならなければならない。自分が湿った雪そのものになる必要がある。雪の玉は山を登って引き返すことはできないから、転がりながら雪をくっつけていったほうがいい。人生とはそういうものだ。」

「市場は、短期的には投票計です。長期的には重量計です。最終的に重さが肝心なのですが、短期的には投票数が重視されます。しかも、まったく非民主的な投票の仕方です。みなさんが身をもって学んできたように、残念なことに投票の質については、読み書き能力テストがありません。」

「投資とは、消費を延期することです。いまお金をだして、あとでもっと大きなお金になって戻ってくるわけです。本当に大事な問題はふたつだけです。ひとつは、どれだけ戻ってくるか、もうひとつは、いつ戻ってくるか。」

「株式は長く持っているものだ。生産性が上がれば、それにつれて株価も上昇する。(中略)他人が怖がっているときには貪欲に。他人が貪欲なときにはおそるおそる。ただし、市場を出し抜けるとは思わないこと。」

「自分の頭では理解できないようなテクノロジーが投資の判断に関わってくるような企業には手を出さない。たとえ素晴らしい利益が見込まれるとしても、その企業の成長にとって大きな人的問題が存在するような投資案件には参加しない。」

「投下資本に対して全体として満足できるリターンを達成出来ている時に、小刻みな状況変化にあわてて対応することでさらに数パーセントを稼ごうとするのは愚かしいことです。」

「私はブローカーやアナリストに相談したりはしません。物事は自分の頭で考えるべきです。」

「どういうところで働けばいいでしょうかとよく聞かれますが、いちばん尊敬している人のところで働くべきだと、いつも助言します。」

「株式市場が年10%以上の上昇をつづけられる条件は3つしかない。ひとつは金利が史上最低レベルに下がり、それが持続すること。つぎは、経済的なパイの取り分のうち、労働者や政府その他ではなく投資家に帰属する分が、すでに史上最高レベルになっている現状からさらに増えること。あるいは、経済が通常よりもずっと早く成長し始めること。」こうした楽観的な想定を用いるのは、希望的観測だとバフェットは評した。

師匠ベン・グレアム:「まずいアイデアよりもいいアイデのほうが、厄介なことになりやすい。いいアイデアにも限界があることを忘れてしまうから。」
ケインズ:「過去から類推して未来の成果を期待するのは危険である。」

バフェットとマンガーの共通項:考え方も似ていて、ビジネスは一生をかけて解決するパズルだと惚れ込んでいる。ふたりとも、合理性と正直が最大の美徳であり、興奮や自己欺瞞は過ちを犯す大きな原因だと見ている。成功のルールを導き出すために、失敗の理由をじっくり考える。

バフェット11歳頃、シティーズ・サービス株で売り時を見誤った時の教訓:
  1. 買った時の株価ばかりに拘泥してはいけない
  2. 良く考えないであわてて小さな利益を得ようとしてはいけない。
  3. 他人のお金を使って投資してはいけない

ミスターマーケットは主人ではなく、しもべである。グレアムはミスターマーケットという架空の気まぐれな人物を創造した。この人物は毎日株を売買している。不合理な価格をつけることも多い。ミスターマーケットが気まぐれにつける価格に惑わされてはならない。しかし、彼はときどき安く買って高く売るチャンスを与えてくれる。



バフェットさんのポートフォリオについてはコチラ↓のブログに詳しいです。

バフェットのポートフォリオ-2009年12月31日段階 | 投資十八番


株式投資って買いのタイミングと売りのタイミングを判断するのが難しいですよねぇ。

スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝
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ヘッジホッグ


11 11, 2009 | Tag,資産運用,,ヘッジファンド

資産運用を本格的に始めるようになって約1年経ちました。なんだかんだ、始める時期がよかったのか、ポートフォリオはプラスリターンで推移しています。

銀行の普通預金だけでの資産運用は効率的ではないと気づいてみたものの、本業もあってチャートに目を光らせて売買できない人にとってはノーロード型のインデックスファンドで分散投資を行うのが無難じゃないかと思っています。


今回読んだのは興味深いヘッジファンドの世界を描いた一冊。

ヘッジホッグ―アブない金融錬金術師たちヘッジホッグ―アブない金融錬金術師たち
(2007/01)
バートン ビッグス

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本書を読むと一般的に高収入なファンドマネージャーの仕事というのがいかに大変でリスクの高いものか分かります。こんなに浮き沈むの大きい職業もないかもしれません。

投資の世界においてコンスタントにパフォーマンスを出すことは決して容易なことではありません。プロのファンドマネージャーでもその平均的なパフォーマンスはインデックスファンドに負けるほどです。

負けてるファンドマネージャーもいれば、勝ち続けるファンドマネージャーもいるわけですが、どうすれば勝ち組になれるかは分かりません。それは本書を読んでもそうです。例外なく言えるのは勝ち続けるファンドマネージャーは勤勉であるといううことです。トレーディングはギャンブルではないので、毎日たくさんの経済誌に目を通して分析し続ける必要がある。優秀なファンドマネージャーにはそういう傾向があるということです。

また、ファンドマネージャーが受ける精神的プレッシャーは考えるだけでもぞっとしますね。成績が悪ければ、解雇、倒産と容赦なく厳しい現実が突き付けられます。それまで高収入で贅沢な暮しをしていた家族が、運用成績が悪くなったばっかりにいきなり質素な暮らしを迫られたりします。家を手放し、子供を私立学校から公立学校へ、というのもよくある話のようですよ。


私が今投資で興味を持っていることは、企業のファンダメンタルを見極めるということもそうなのですが、株式をいつ手放すかのタイミングです。

保有している株式のパフォーマンスがいいと、どうしても「まだ上がるかもしれない」、「もうちょっと様子をみよう」という欲望が顔を出してきます。

今の上昇傾向が続くとは限らないのは分かっているのですが。

本書を読むと、うまい投資家は必ず損切りのルールを決めているようです。だいたい10%下がったら手放した方がいい、というようなことが書かれていました。

感情に頼らず、冷静に数字による損切りのルールを確立しておいた方がよさそうです。

もっともいいパフォーマンスを上げた時から10%下がった場面。損切りのラインはこの辺にしておきましょうか。株価を細かくチェックできるほど余裕はないので、1か月単位で見直してみることにしますかね。


資産運用関係の基本書はコチラ▼




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【書評】史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール


04 22, 2009 | Tag,バフェット,投資,

史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
(2009/03/19)
メアリー・バフェットデビッド・クラーク

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引き続きウォーレン・バフェットさんに関する著作です。本作は以前に当ブログでも紹介したことのあるバフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵の続編とも言うべき本です。前作は哲学的な内容が多かったのに対し、今回の作品は財務諸表をどう読み解くか、株の売り時、買い時など、より実戦的な内容になっています。

以下の4点についてまとめてみます。

1.選ぶべき企業
2.財務諸表を読む
3.いつ株を買うか、いつ買ってはいけないか
4.いつ株を売るか

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【書評】バフェットの株主総会


04 20, 2009 | Tag,バフェット,投資,

バフェットの株主総会バフェットの株主総会
(2009/01/23)
ジェフ・マシューズJeff Matthews

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世界で最も有名な投資家、ウォーレン・バフェットさんに関する本です。バークシャー・ハサウェイという会社のCEOかつ投資家かつ慈善事業家という側面を持っています。フォーブズ紙ではビル・ゲイツさんを抜いて世界1位の大富豪と評価された時もありますが、このことだけでも投資家として飛びぬけた能力を持っていることが分かります。

投資家以外に、自分の資産を少しでも効率よく運用させようと考えている人にとってもバフェットさんの投資術は気になるところです。

本書はバフェットさんがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社の年次総会で、株主の人たちに丁寧な質疑応答で答えている様子を元に、著者のジェフ・マシューズさんがもともとブログで公開していた内容を書きおろしたものになっています。

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「私の財産告白」


04 06, 2009 | Tag,投資,資産運用,

私の財産告白私の財産告白
(2005/07/10)
本多 静六

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本書は活かす読書の管理人ikadokuさんがかなり影響を受けたという本です。気になっていたので読んでみました。著者の本多静六さんは明治時代の人で、現在の東大農学部の助教授をつとめた程の学者なのですが、一代で莫大な財産を築き、その財産のほとんどを慈善事業に寄付したというすごい人です。

どうやって学者という本業の傍ら莫大な財産を築くにいたったかという点や、どのようにしたら自分が築き上げてきた財産を他人に寄付できるのかその境地とは?という点が気になるところだと思います。

本書を読んで得られるのは裏ワザ的秘密の財テク術のような特殊解ではありません。得られるのは誰でも実践できる、簡単だけど実際にはきちんとできていない一般解です。

しかし、一般の人にとって本当に必要なものは特殊解ではなく、単純な誰でもできる一般解の方だと思います。

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投資について考える。「天才数学者はこう賭ける―誰も語らなかった株とギャンブルの話」


02 13, 2009 | Tag,投資,数学,,ランダムウォーク,ポートフォリオ,ケリー基準,シャノン方式

天才数学者はこう賭ける―誰も語らなかった株とギャンブルの話天才数学者はこう賭ける―誰も語らなかった株とギャンブルの話
(2006/11)
ウィリアム パウンドストーン

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数学の理論を投資の場で応用できないか考えるのは自然なことなのかもしれません。

机上の理論を現実の世界に応用しようというのは科学者なら誰でも考えることだと思います。これがお金を増やす方法とくれば、天才が見逃すわけがありません。


本書に登場する天才数学者たちも、数学の理論を現実の世界に応用しようとして、ギャンブルで勝つ理論や投資でリスクをおさえて儲けを多くする方法などを考え出しています。どの理論も誰にでも利用可能な実用的な理論ではないと思いますが、ポートフォリオの話などは一部参考になりました。


長期的に見ると市場が効率的であるということに議論の余地はなさそうですが、短期的に見ると非効率な部分が多くありそうです。そして株価がランダムウォークするということも誰もが認めることのようです。非効率な短期的変動に対してどの程度、どうやってつけこむかが儲けるポイントなのだと思います。

ジョン・L・ケリー2世さんが考えたケリー基準という理論がありますが、これは
今なすべきことは関係ない。ポートフォリオにもそれが言える。今の時点でなしうる最善のことは、現在の平均、分散などの頭頚数学から計算して、結果の確率分布の幾何平均が最高になるポートフォリオを選ぶことだけである。自分の投資のリターンと変動のしかたは、時間とともに変わる。その変化にしたがってポートフォリオを修正すればよい。この場合も、幾何平均を最大にすることだけが目標となる。


という考え方にもとづくものです。

クロード・シャノンさんという数学者が考えたシャノン方式という方法があります。これはケリー基準の特殊な型ですが、「定率再配分ポートフォリオ」とも呼ばれます。

例えば、最初の資金が1000ドルあったとして、500ドルは株、500ドルは現金にするとします。初日に株価が半分になったとすると、これにより持っている資産は株が250ドル、現金が500ドルになります。ここでポートフォリオを現金から125ドルとって、株に変えます。こうして375ドルの現金と375ドルの株という風につりあいを回復させるのです。これを繰り返していきます。
翌日、株価が2倍になったとします。
そうすると、現金375ドル、株750ドルとなりトータルで1125ドルになります。このような操作を続けていくことでポートフォリオの配分をこまめに変え、全体として資産を増やすというのがシャノン方式定率再配分ポートフォリオです。


驚くことに過去30年での投資による平均リターンはウォーレンバフェットさんが27%に対し、シャノンさんはそれを上回る28%だったそうです。

数学的な投資理論を考えついたシャノンさんなので、過去の値動きを分析して未来の値動きを予想するテクニカル分析を行っていたのかと思いきや、実際に彼が行っていた投資法というのは、バフェットさんと同じで会社の経営や製品に対する将来の需要を評価して買うファンダメンタル投資だったようです。本書ではそのポートフォリオの一部が公開されていますが、ヒューレットパッカードのような今となっては世界的な大企業に成長している企業の株式を長期保有していたことが分かります。


個人の投資に数学的な理論を取り入れるのは難しいと思いますが、ポートフォリオを定期的に見直すことはやはり大切なようです。また、本書を参考にすると、結局テクニカル分析よりもファンダメンタル分析を重視した方がよさそうだと感じました。少しでもファンダメンタルを読み解けるように勉強を続けていきたいと思います。




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