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【書評】ビジネスマンのための40歳からの本を書く技術


02 25, 2009 | Tag,本を書く,知的生産,知的創造

ビジネスマンのための40歳からの本を書く技術ビジネスマンのための40歳からの本を書く技術
(2009/01/18)
三輪 裕範

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本書は仕事をしながらでも効率よく情報の収集と整理を行い、最終的には出版という形で究極(言いすぎ?)の知的生産を行おうというものです。

タイトルには「本を書く技術」とありますが、本を書く以外にもブログ書きにも参考になる点が多いと感じました。やはり、商業誌、本という形で多くの読者に読まれようと思うと、内容もさることながら構成や文章法など、磨かないといけない部分は多いわけで、しかも著者がプロの書き手でないところが余計に参考になります。


本を出版するまでのプロセスは以下の5つに分かれます。


1.ネタ探し

2.ネタにまつわる情報の収集

3.手に入れた情報の整理

4.文章にしてアウトプット

5.そして出版


1,2.

情報収集の部分では読書術についても書かれていました。著者は自宅に二万冊以上の本を所有しているそうで、読書を通じて情報を収集することが一番効率がよさそうです。

著者の読書スタイルは読書のギアチェンジこそするものの、速読とは違って、根本には読んだことが刺激になって自分自身で考えることが大切、ということがあります。


3.

情報の整理という点では、著者はパソコンで読書メモ作りをする本田直行さんのレバレッジメモも試したけれど、手書きによるノート作りが一番いいと主張されています。それは、手書きの方が頭に入るし、何より手書きのノートはパラパラめくることで復習しやすいからだそうです。

たしかに、パソコンはデータ保存という点では優れているのですが、それを参照するときは手書きノートの方がはるかに使いやすいと思います。

といっても、私はこのブログで読書記録を書き続けるつもりなのですが、著者のメモ術で一つ参考になったのは、引用したらページを記しておくという基本的なことです。

心に響くフレーズは時間が経ってからも参照したいはずです。そうした時、メモの中に参照ページを書いておくと便利そうです。これは今までやっていませんでしたがやってみようかと思います。


4.

全体を通じて最も参考になったのは文章づくりの項でした。物書きを本業にしない人にとって「よい文章」とは美しい文章ではなく、「わかりやすい文章」という考え方に基づいています。

①.文の長さを1文40~100時程度の短いものにする

②.あいまいさをなくす

③.接続詞を大切にする

④.数量化する


①.一つの文で読みやすい量というのはある程度決まっています。

②.あいまいさをなくすために修飾語と被修飾語は文の中で近くに配置するといいようです。

③.わかりやすい文章を書くために接続詞を多用して文と文のつながりを考えてみる。あまり接続詞が多いと、実際には読みにくい文章になるので、推敲したら不要な接続詞は削っていく。

④.「非常に」、とか「とても」という言葉でなく、具体的な数字を用いて説明する。


5.

書籍として出版するためには出版社に売り込んだり、最近ではブログから発信し続けるという方法もあるようです。出版社もビジネスを行っているわけですから、時流に沿ったテーマ(売れるテーマ)でなくてはいけません。最近は専門家でなくても出版するチャンスは増えてきているようですので、テーマを見つけた後は行動に移すかどうかが一つのハードルになってくるのでしょう。



文章を書くにあたって最終的に最も大切なのは、とにかく書き続けることでしょうか。「クリティカル・マス」、「クォンタム・リープ」といった言葉があるように量が質に転化するよう日が来るよう努力を続けたいと思います。

そういうわけで今日も私は書き続けます。



本書の至るところに私も好きな本「思考の整理学」が引用されていて、その点も共感できる点でした。

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