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政治家の殺し方


02 18, 2012 | Tag,政治

政治家の殺し方
組織の何かを変えるって大変なことですよ。その組織が大きければ大きいほど。

特に政府や自治体などの公務員が作る組織は簡単に制度を変えることは難しいようです。

国民や市民のためにあるはずの組織がいつの間にか自分たちの利益や立場を優先するための組織に変貌しているからです。

そこにはさまざまな利権も絡みます。


横浜市はまさにその象徴で、増え続ける財政赤字の前に為す術がありませんでした。その状況を変えたのが前横浜市長の中田宏さんです。

職員の数を減らしたり、なんだかよく分からない”手当”を減らしたり、横浜国際総合競技場のネーミング権を日産に買い取ってもらうことで運営費を削減したり。あの手この手で財政再建に取り組みました。

こういう改革でぬるま湯に浸かりきっていた職員や甘い汁を吸っていた業界団体は猛然と反発します。

その点はある程度想像できていたのですが、驚かされたのがマスコミの対応でした。まさに言葉の暴力です。裏付けなしに盛り上がりそうだと判断すれば報道する。そういう一面があるようです。


改革を断行するには強力なリーダーシップが必要なんでしょうね。抵抗勢力を蹴散らせるような。最近だと大阪市長の橋本さんが思い浮かびます。

なにも市とか国とかそういう大きな組織じゃなく、身近な職場でも規模を小さくした同じことが言えそうです。

リーダーには抵抗勢力を納得させるようなきちんとした説明、一貫した態度、少しくらいの嫌なことは耐える忍耐力、そういったものが必要なのだと思います。


政治家の殺し方政治家の殺し方
(2011/10/26)
中田 宏

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大阪から日本は変わるかもしれない(期待)


12 17, 2011 | Tag,政治

体制維新――大阪都 (文春新書)
民主党体制になって早2年が経過しました。

自民党政権にもはや期待が持てなかったので、民主党なら何とかしてくれるのかと期待していました。

それから2年がたちましたが、残念ながら期待はずれとしか言いようがありません。

国会を開いても何も決まりません。首相や大臣が変わっても状況は変わらず、何の意味もないように感じます。


どうしていつまでもいつまでもこのような状況なのでしょうね。


先日、大阪市長選で橋本さんが当選しました。

彼が言っていることは僕にとって非常に腑に落ちる内容でした。


彼は今の日本をパソコンに例えて、

「ハードは変わらないのに、ソフトばかり変えようとしている」

と言っています。

ハード(体制)が変わらないのに、ソフト(総理大臣や政権)が変わっても何も変わらないと。

たしかになぁと思います。20年前のパソコンにwindows7を乗せようと思ってもきちんと動きませんよね。


一人の政治家が悪いとかそういうことではなく、根本的に体制を変える必要があると。


橋本さんは西の大都市である大阪を舞台にその改革を進めようとしています。

例えば大阪府と大阪市で二重に管理しているものとして水道行政、大学、高校、美術館や図書館などがあります。どちらか一方の行政が管理した方が無駄な人件費や経費を削減できるだろうなんてことは素人でも考えつきます。

ところが今までの体制では、思いついたとしても実行に移すことが極めて困難だったそうです。大阪府にも大阪市にも既得権益を手放さない人たちがいるからです。

また、現在の大阪市内の区長は住民から選ばれているわけではありません。市長に指名されているのです。そんなことでは区が住民のために、地域に合わせた行政を行うのは難しいでしょう。

橋本さんの大阪都構想にはこれらの改革が含まれています。

国に頼っていても日本に明るい光は見えてきそうにありません。地方がそれぞれにある程度自律して、独自の行政を行うことが必要なのではないでしょうか。


また、改革を行うためにはそれを主導するリーダーが必要です。リーダーは小さなことを決めるのではなく、橋本さんのように根源的な問題を見抜いて、改革を押し進める行動力が必要なのだと思います。

彼が大阪市長に当選したのは明るいニュースです。今後の活躍に期待したいと思います。

そして政治システムの改革が国政にまで広がることを願います。


体制維新――大阪都 (文春新書)体制維新――大阪都 (文春新書)
(2011/11/01)
橋下 徹・堺屋 太一

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この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議


10 22, 2011 | Tag,政治

この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議 (角川SSC新書)
知らなかったな。驚いた。議員ってものすごく高待遇なんだって。

そして、彼らが官僚と離れられなかったり、議員という職業に固執する理由もよく分かった。あれだけの高待遇ではその身分からなかなか離れられないだろう。一度得た権益を手放そうとするわけがない。

国会議員の場合、歳費が年間1561万円2000円で、さらにボーナスが年間632万円。

さらに、文書通信交通滞在費というよく分からないお金が毎月100万円与えられる。

毎月100万円だから年間1200万円だ。このお金は経費として与えられているものなのだから、領収書の提出が当然あるのだろうと思っていたらそうではないらしい。税金もかからない。丸々1200万円が一人の議員の懐に。うーん、よくわからない。

もろもろ合わせて総収入が3500万円。さらに支部交付金500万円がもらえる。

想像以上に高額所得者ですよね。これが僕達の税金から支払われているわけですか。。。

国会議員はお金がかかるという論理の元、どんどん収入が増やされていったのだそう。

そこには官僚が自分たちの給料を増やすために、まずは議員の収入を上げていったという裏もあるらしい。

僕が本書を読んでなるほどと思ったのは、河村たかしさんの”議員はパブリックサーバント”であるという考え方だ。

議員が”職業”であるから、既得権益に執着して、甘い汁を吸い続ける議員がいなくならない。

そりゃそうだ。贅沢な暮らしに慣れたらそう簡単に元には戻れないだろう。

だからこそ議員というものはボランティア型にしたほうがいいのだと。

そして、議員は報酬を受け取るのではなく、寄付金を受け取って政治活動を行うべきだと。寄付金で政治活動を行うなら、別に職業を持つ必要があるが、それでいいのではないかと思う。

これは現実にアメリカなどで行われている形式なのだそう。

その方がほんとうの意味で国民の生活が分かる議員になれるのではないか。年間3500万円ももらって国民の生活とか語れるわけないだろう。

この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議 (角川SSC新書)この国は議員にいくら使うのか―高給優遇、特権多数にして「非常勤」の不思議 (角川SSC新書)
(2008/09/10)
河村 たかし

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この本初版が2008年だから、もっと早く読んでおけばよかった。

恥ずかしい話、河村たかし議員がテレビを通じて減税、減税と叫んでいてもあまり関心が持てなかった。

本書を読むと、彼の言う減税がまずは政治の無駄金を削ることにあるということがよく分かった。さらに河村さんが自ら率先して減税のために議員の待遇にメスを入れようとしていることがよく分かる。

こういう政治家がいてくれることに希望を感じる。




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政治は権力 「職業としての政治」


11 17, 2009 | Tag,政治,権力

マックス・ヴェーバーは

 政治の本質的属性は権力であり、政治とは国家相互の間であれ、国家内部においてであれ、権力の分け前にあずかり、権力の配分関係に影響を及ぼそうとする努力である。政治の背後には暴力が控えている。

と書く一方、

 政治家は権力の中に身をひそめている悪魔に身を渡さぬよう、道徳的に挫けない人間であるべきである。

と言っています。

職業としての政治 (岩波文庫)職業としての政治 (岩波文庫)
(1980/03/17)
マックス ヴェーバー

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善良な政治家でいつづけることは難しいんでしょうか。最初の志は権力の中に身をひそめている悪魔にむしばまれていくのでしょうか。

たしかに、選挙で当選すること、さらに当選した後も所属する党内でどういうポジションにつくか、権力をめぐる争いはつきなさそうです。

民主党が無駄をなくすと言って、事業仕分けを行っています。何その基金?と思わず言ってしまいたくなるような様々な基金があるんですね。驚きです。助成金もたくさんもらっていたようです。こういう財団に官僚が続々と天下って高給をもらっていると思うと憤りを感じます。

おそらく旧自民党政権が続いていたら、このように税金の無駄遣いをなくすという観点からの事業仕分けは行われなかったでしょう。

自民党は長く大きな権力を保持していたせいで、マックス・ヴェーバー的には政治家としての魂を悪魔に売り渡してしまっていたのかもしれません。

これと同じことが民主党にも言えるようになるかもしれません。今は権力を手にしたばかりで、道徳的にくじけていないかもしれませんが、長く政権が続けば、変わってくる可能性はあります。

ですが、今回の政権交代を機に民主党がおこなっていることを私は評価しています。民主党が政権を執らなければなんだかよく分からない基金や事業に税金がつぎ込まれていく状況は変わらなかったでしょう。

どこの世界でもそうですが、大きな権力を長い期間持ち続けることはよくありません。流れが滞るというか、体質として変化を拒みたくなってしまうものなのだと思います。

職業としての政治 (岩波文庫)職業としての政治 (岩波文庫)
(1980/03/17)
マックス ヴェーバー

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