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道は開ける


11 17, 2008 | Tag,悩み,批判,自己啓発

本書は、人として生きていれば避けることが出来ない悩みについてどう考え、どう対処するかを示唆してくれる本です。

同じ問題に直面してもある人には悩みに感じられて、ある人にはそう感じられないことが多々あります。つまり、悩みというのは私たちの心が感じさせている個人的な感情なんだと思います。だから、考え方次第で悩みは克服できるのです。

そうは言っても悩みのネガティブスパイラルに陥りやすいのが私たち人間なのです。

本書はその”悩み”についての解決策を提示してくれる本です。

道は開ける 新装版道は開ける 新装版
(1999/10)
デール カーネギーDale Carnegie

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人は悩んでこそ人なんだと思いますが、悩みが生むデメリットの一つに、他の事を考える余裕をなくしてしまうということがあると思います。

悩みの多くは過去や未来に対する絶望から生まれることが多いのですが、それと同時に感じている悩みが一体どうして生じているのか、どうしたらいいのか、という漠然とした不安から生まれていることが少なくないでしょう。


まずは事実や自分の感情を分析することから始めることが有用です。精神科で用いられる認知行動療法(いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法)がアプローチの方法として近いと思います。

本書でもこのような解決法が提示されています。

  1.問題点は何か紙に書いてみる
  2.ではその問題点はなんなんだろう?と考えてみる
  3.さらに、問題点を解決するためにはどれくらいの方法があって、
    それらはどんなものだろう?と考えてみる
  4.解決法の中でどれが一番望ましい方法か?選んだ選択枝を実行してみる



このアプローチでは自分の内面に目を向けるところから始まり、思考を繰り返すことによって未来に対する不確定要素が明らかになり、感情の折り合いをつけることができるようになるのだと思います。



上記の方法を利用して、以下の考え方を身につけます。

  ・悩みを考える余裕がなくなるくらい忙しい状態であること
  ・気にする必要もなく、忘れてもよいことは忘れてしまう
  ・小さなことで心を乱さないこと
  ・平均値の法則
  ・避けられない運命は受け入れてしまうこと
   受け入れた上で何かこの状況を利用できることはないか考えてみる
  ・終わったことについてクヨクヨしないこと
   ”挽いたおがくずは元には戻らない”


  例えばテレビで、ものすごく大変そうな病気がクローズアップされ、
  私たちは不安をかんじることがあります。
  この時、一度立ち止まってどうして不安に感じるのだろう?と考えてみるのです。
  次に、この不安を解決するために情報を集めてみます。
  そうすると、その病気になる確率は1万人に1人とか100万人に1人とか
  その程度だったりするわけです。
  これが”平均値の法則”なのですが、
  このように、情報の断片で判断するのではなく、別の視点から見ると考え方が変わり、
  悩みへの対処として使えます。


さらに、本書では批判に対して

  ・注目されている人しか批判されない
  ・批判は他人から注目されている証拠
  ・どう考えても受け入れ不可能な批判は気にしない


恩知らずな他人に対して

  ・そもそも恩を感じてもらうことを気にしないこと。与えることに喜びを感じること。


嫌なことをされて、仕返ししたくなるような相手に対して

  ・リンカーンの言葉
   「われわれ人間は皆、その場の事情、境遇、周囲の状況、教育、身についた習慣、
   現在から未来にかけて人間を形成する遺伝子などが生み出した産物なのだから」
   と考え、相手を許す

などの考え方が提示されています。



なるほど、多くの人に愛読されている本だということが良く分かりました。
本書の冒頭に折に触れて読み直すようにというようなことが書かれていましたが、本当にそうした方が良さそうな本です。おそらく次読んだときにも新しい発見があるような気がします。


途中、時間との付き合い方や、疲労との付き合い方など仕事術などの話も出てきて、その部分もおもしろかったですよ。

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