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残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 


02 28, 2011 | Tag,橘玲,幸福論

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
世の中が残酷なものだということは認めざるを得ないかもしれません。能力に関して少なくとも公平には出来ていません。

薄々我々が気づいてきたこの事を、著者は冒頭近くで

能力は遺伝的なものに決定されるため、後から意識的に開発することはできない。


ときっぱり主張し、読者を落胆させます。これに関しては反論もあると思いますが、ここではこれ以上触れません。

仮に能力が遺伝的に決められていて、後からはどうすることもできないものだったとします。だとすると能力のない人は初めから幸せな人生を送れないのでしょうか。

そうではありません。与えられた能力は何も学校の成績に限らず、様々なジャンルがあります。

MI:個性を生かす多重知能の理論」でハワード・ガードナーは人間に固有の8つの知能と1つの候補を挙げています。言語的、論理数学的、音楽的、身体運動的、空間的、博物的、対人的、内省的、実存的知能です。

自分がずば抜けて人より優れた何かしらの能力を持っていれば、それを生かすのが一つの方法です。

他に、”幸せ”というものについての考え方そのものが”幸せ”になれるかどうかを分けているということもあります。考え方って大事です。

さらに、本書において著者は本当の幸せは”お金”ではなく、他人から”認められる”ことだと主張しています。

だとすれば、この世の中で個人が幸せになるためには、好きなことをやって、それをみんなに評価してもらう。そして、タダで効率的な情報社会が到来した今、それは可能である。必要なのはやったことをみんなに評価してもらい、それを収入に変えるちょっとした工夫である。

これが著者から読者への”残酷な世界で生き延びる”ための処方箋です。

本書は橘玲さんの作品らしく、直感的に納得しにくいような内容も豊富な参考文献をもとにしているため、説得力のある作品になっています。

橘ワールドは相変わらず魅力的です。


残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
(2010/09/28)
橘 玲

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