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医師の給料は高い?安心の担保をどう確保するか


02 18, 2010 | Tag,学歴,コラム

なかなか刺激的な記事です。みなさんはどう考えますか?

金融日記:なぜ理系の秀才はみな医学部に行くのか? ―標準的ファイナンス理論からの考察―


金融市場に健全な流動性をもたらす仕事と、人の命を救う仕事、どちらにも優劣をつけられるものではない。

立場が変われば意見も変わるでしょう。僕は医師の立場から考えています。



おそらくこのブログ記事が提案するように医師の給料を減らしたら、医師の低学歴化は進む。

たしかに成績のいい学生が、年収と、クビ切りのない安定した職業という点から医学部を目指すということはよくあるのだ。実際に医学部に行くとそういう声もちらほら聞こえる。なかなか体面上そのような本音は言いにくいだろうが。



特に僕が思ったのは、仮に医師の低学歴化が進んだとして、それで国民はいいのか、満足するのかということ。外来にくる患者は、正確な診断を求めてくるというのももちろんだが、安心を求めにやってくるという面もある。

安心はどこで担保されるのだろうか。

ある程度学歴というものが効いていそうな気がする。

見ず知らずの医師に自分の命を託すとする。
ちょっと極端だが、
「遊びはあまりだけど、勉強は真面目にやってきました。」
という集団と、
「勉強はあまりだけど、遊びは相当やってきました。」
という集団、どちらの医師に命を預けたいか。

僕だったら、勉強を真面目にやってきた人を、無難に選択する。

医師に求められる診断、治療といった問題解決能力。これを期待できるのは、他に有用な評価尺度がない今の時点では学歴保有者の方じゃないだろうか。


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それでも学歴はあった方がいい


02 14, 2010 | Tag,受験勉強,教育,学歴,コラム

勉強になるのでいつも読んでいる金融日記さんのエントリから。


個人的には中学受験を経験したことがないので、ふむふむそうなのか、すごい人たちがいるもんだと思いながら読んだ。


ブックマークコメントでいろんな人がいろんなコメントをつけていて、興味深かった。
この記事を読んで僕が思ったのは、べつに小学生の時に遊んでいたって、勉強していたってどっちでもいいけど、学歴はあった方がいいよということ。
中学受験で天才小学生を目指すのにはあまり賛成しないんだけど。

学歴があった方がいい理由は選択肢が増えるから。
職業を選ぶ幅が広がるということ。
世の中にはまだまだ学歴が就職に影響することも多いと思うけど、それは仕方がない。
どこどこ大学がいいということではない。学歴を持っている人は、つまらない勉強でも最後までやり通した忍耐力とか、合格にたどりつくために勉強法に創意工夫をこらしていたとか、仕事を完遂するための一定の能力が期待できるのではないかと思う。
採用試験には面接とかもあるけど、他に評価対象になるような実績がある場合は別として、ある程度学歴というフィルターで選別して採用した方が無難という話になるでしょう。
例外もあるけど、ふるい分けという意味では有効。



でも、誰でも中学受験できるわけではないよね。
まず親の影響が大きい。経済力がないと中学受験なんてできないでしょう。
だから、中学受験できるのは幸運なこと。
それは親の優しさ、愛情の表れなのだろう。
勉強なんてある程度強制的にやらせないと、自発的にやるものではないし。



ただ、学歴は大事と思うんだけど、小学生の時に天才小学生を目指して猛烈に勉強することにはやっぱり違和感を感じる。
彼らが自ら望んで勉強しているならいいけど、熾烈な受験戦争に巻き込まれて大変な思いをしている小学生もいるのではないかなと。
受験勉強させるのは世間体を気にした、親のエゴという一面もあるかもしれない。
小学生の時に勉強するのもいいけど、外で友達と遊んだりすることも大切なんじゃないかな。

そう思ったのは天才小学生の以下の発言を読んで。
当然のことながら彼らエリート中学受験生は、小学校の先生よりはるかに頭がよく、はるかに多くのことを知っている。
特に理科や算数のような科目ではできる子供は際限なくできるので、小学校の教員の無能さには耐えられなくなる時が来る。
当時ひとりの生徒が「うちの学校の先生はぜんぜんわかってなくて、よく間違ったことを教えるんだ。あんな授業受けたくないよ」と僕に打ち明けてきた。

いろんなことが分かるのはいいけど、学校の先生に対してこういう感情をいだくことは、彼らの精神的な発達に良くない気がする。勉強ができるということと、良好な人間関係を形成できるということは全然別次元の話。目上の人に対する接し方とか今後の人間関係の形成にあまりいい影響を与えないんじゃないだろうかと心配になってしまう。

だからといって勉強ができすぎることを否定するわけではない。
それは素晴らしい才能だと思うよ。
でも、人と人との関係っていい思いや痛い思いをしながら、実際に他人と関わらないと身につかないと思う。
受験勉強を黙々とやっていても身につかない。

医者の仕事をしていると、ちょっとKYな発言をする同業者とかがいたりする。
もしかしたら彼らの中に元天才小学生がいたりして。
東大理Ⅲの知り合いとかもいるけど、中学受験の話はしないから分からない。

僕の知っている東大理Ⅲ出身の医者はすごく仕事ができて、性格も良かったな。
彼は高校から開成高校に入ったって言ってたけどね。



それで、、気になった天才小学生たちのその後は、
結論からいうと「みんなただの人になった」が答えだ。
もうちょっというと、ただの人だけど、やっぱり普通よりちょっと高収入で、ちょっとばかり社会的地位の高い人たちだ。
残念ながら世界的な企業家やノーベル賞級の科学者というのはぜんぜんいない。
(中略)
理系だと年収1500万円ぐらいの勤務医か年収700万円ぐらいの大企業のエンジニア、文系だと年収1000万円ぐらいの官僚や弁護士ぐらいが典型的な進路だ。
(中略)
あの天才小学生達の将来だとすればなんとも小さくまとまったという感じがするのである。

だそうだ。


小さくかー。
たしかに年収という尺度で比較すれば、もっといい職業はあるだろう。
でも、彼らは少なくとも高校生の時、自らの意思で進路を選択したはずだ。
だったらそれでいいのではないか。

彼らは数ある選択肢の中から自分の納得する職業を選ぶことができたのだから。



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どんなに優秀な集団でも、その能力は上と下に散らばっていく


07 10, 2009 | Tag,コラム,学歴,才能,能力

どんなに成績優秀な集団でも何年かすると、その成績はばらけてきて、劣等生が生まれます。これは自分が今まで見てきたコミュニティを振り返って感じたことです。

以前に記事にしたこの本にも書いてありました。

「個人の能力は個人の才能だけでなく、周辺の環境による」

この考え方からすると、子供の才能を引き出したかったらやはりより良い教育環境におくべきということは明白です。ここで言う、より良い教育環境というのは簡単に言うと、世間で認められている平均偏差値の高い一流校です。一流校に行くと上昇志向の強い良いライバルに巡り合える確率が高まります。また、勉強の面では代々培われた勉強する雰囲気のようなものがありますので、勉強することが自然なことだったりします。これこそ環境の強みだと思います。環境が能力を引き出してくれます。

ところが、よかれと思い名門一流校に子供を進学させたと思ったら、3年後には劣等生になっていて大学進学に相当苦労した、ということが実際には起こります。

これは高学歴集団であるはずの医学部でも言えることです。入学した当初はみんな優秀な成績だったはずなのに、6年間のうちにいつの間にか成績は上下に分かれていくのです。

だから、例えば大学進学に関しては名門一流校で落ちこぼれるより、二流校でトップを行く方がよかったりします。

しかし、どの集団においても能力が上下に分かれていくのなら、平均のレベルが高い方に子供を進学させる方が無難と言えます。その集団において子供が上にのぼるのか、下に落ちるのかは予想がつきません。

一流校を目指すべきかどうかの答えは「目指すべき」です。

しかし、一流校を目指したけど合格できなかった場合でも悲観することはありません。二流高でも上位の成績を目指せばそこに逆転のチャンスは十分存在します。かく言う私も一流校出身ではありません。

Inspired by
天才!  成功する人々の法則天才! 成功する人々の法則
(2009/05/13)
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【関連記事】
「能力=才能×環境」だと思う。【書評】天才!成功する人々の法則



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医学部のこと。医者の学歴のこと。


09 11, 2008 | Tag,医学部,学歴

当ブログ過去記事学歴についてを多くの方が見てくださっているみたいなので、もう少し追加で記事にします。


医学部受験ですが、大学の種類には大きく分けて2つあります。
国立大学の医学部と私立大学の医学部です。


国立大学と私立大学の大きな差は学費にあります。

私立大学に入学するためには、入学するときに必要な費用だけで1000万円を超える場合もあります。
国立大学は医学部も他の学部も関係ありません。同額です。
それだけではなく、1年間にかかる費用も国立と私立では大きな開きがありますので、私立大学の医学部に入れるのは基本的に裕福な家庭に育った人ということになります。



勉強すべき科目にも両者では大きな違いがあります。

国立大学の医学部は基本的にセンター試験があるので、5教科7科目の勉強が必要です。
5教科7科目というのは国語、英語、数学(2科目)、理科(2科目)、社会ですね。

この国語、社会というのが曲者です。
センター試験だけとは言え、医学部合格のためにはセンター試験での成績がどの科目も9割以上とるつもりで勉強しないといけないので、2次試験で必要のない科目まで勉強するというのは結構大変なんです。

私立大学だけ考えている場合は英語、数学、理科2科目といった具合に理系の主要な教科のみ勉強すれば良いので集中的に勉強できます。




入学後のことですが、どちらの大学に入学したとしても同じ医学部の課程を勉強することになります。
同じように6年間だし、医師国家試験も全員同じものを受けます。

大学によって医師国家試験の合格率には多少の差こそあれ、そう違いはありません。
全国的には約9割の受験者が合格します。



こうして無事に医者になることができたとして、
その後、前にも言ったとおり、出身大学で差別されることはほとんどありません。
実力主義です。

一部の大学医局では自大学の出身者をあからさまに優遇しているところもありますが、一般的ではありません。今の時代どこの医局も人手が欲しいので、どこの大学出身かなんて問題にしているところは少ないと思います。

注:私は全てを見ているわけではないので、あくまで個人的な経験の範囲内で書いています。内科系と外科系では雰囲気や考え方、文化が違うとも聞きます。

結局は”個人の実力”が重要です。
優秀な人はそれなりに評価されます。



ではこの”実力”というものですが実際には出身大学によって大きな違いがあるんでしょうか?

今までの意見と反してるように聞こえるかもしれませんが、ある程度はあります。

というのも、日本最高峰と言われる、T大学の卒業生を何人も見たことがありますが、この人たちのほとんどはとても優秀です(例外を除く)。情報処理能力、問題解決能力が高いことが多いと思います。

そういうわけで、T大学の関連病院の要職(関連病院の部長クラス)にはT大学出身者が多いのです。
「T大学出身者じゃないと、そういうポストには就けないんでしょう?」
という声も聞こえてきそうですが、他大学出身者で要職に就いている人はいます。
それに、優秀な人材は医局も手放したがりません。

ただ、大学病院(これは一般社会で言うと、その会社の本社みたいな感じです。それに対して地域の病院は支社という位置づけです。)の要職にはなかなか就けないみたいですが。

だから、基本的にはやっぱり学歴というよりは個人の能力だと思うのです。



有能な人は優秀な集団にいることが多いので、そういう意味では有名高校しかり有名大学に行くメリットはあると思います。

優秀な集団に属せなかった人はだからといって腐る必要は全くありません。

同じ能力を身につけることはできないかもしれませんが、努力をすればその差を埋めることは必ずできると思います。







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学歴について


09 07, 2008 | Tag,医学部,学歴

先日高校生のクイズ選手権をテレビで観ました。

高校野球を観ていても思うのですが、高校生が目標に向かって頑張っている姿にはいつも感動してしましまいます。

参加校は全国のそうそうたる進学校でした。
みなさんの知識量、思考力に舌を巻くばかりでした。

優勝は愛知県の東海高校でしたね。
おめでとうございます。


進学校の価値は東大京大にどれくらい合格者を出したか、とか医学部にどれくらい合格者を出したかが一つの尺度になっています。

分かりやすいとは思いますが、テレビの性質か報道がいささか過剰な気がしてしまいました。

別に東大がすべてだと思わないし、医学部に進学するのがいいとも思いません。
自分の目的に適う大学ならどこの大学でも良いと思います。



医学部受験に関しては何も超有名進学校に通わなくても合格することはできます。
大学受験に必要なのは高卒の資格だけです。

私自身は地方のありふれた公立高校の出身で、受験勉強を始めた時は偏差値50しかありませんでした。色々苦労したのは確かですが、最終的には偏差値70まで到達し、国立大の医学部に入学できました。



有名進学校に入るメリットについて考えてみました。

それは、環境、これにつきると思います。

人間は周囲の環境、友人に大きく影響されます。
特に多感な高校生なら余計にです。

同じ目標を持った仲間が近くにいれば自分の力をより引き出すことができます。
また、合格のためのノウハウ、勉強法みたいなものを習得するチャンスが有名進学校じゃない場合に比べて多いと思います。

受験勉強にはコツがあるんです。頭を良くするというより、偏差値を上げるためのコツです。
私もやっていて気付きました。


有名進学校に通っていない人にも十分チャンスはあります。

ただ、自分を強く持つことが必要になってきます。
誘惑に負けてしまいそうになるのが人間です。
目標を達成するためにはどんなことも厭わない、くらいの強い意志が必要です。

それがあれば道は拓けると思います。



ちなみに、他の職種がどうかは知りませんが、医師になると、どこの高校出身かはもちろん、どこの大学出身かすらあまり重要視されませんよ。



医学部のこと。医者の学歴のこと。





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