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フレッシュマンにおすすめ 「ハイコンセプト」


04 12, 2010 | Tag,ダニエルピンク,大前研一

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
著者はアルゴアの元スピーチライターで作家のダニエル・ピンク(Daniel Pink)さん。訳者は大前研一さんです。

フレッシュマンに、というのはこの本が未来に必要とされるのはどのような人なのかを予想しているからです。内容は奇抜なものではなく、とても受け入れやすいです。まずはこれを受け入れて、未来に最適化していくのがいいのではないかと思いました。準備は早ければ早い方がいいですよね。


さて、本書の内容です。

社会は以下のように変遷してきました。

第一の波:農耕社会
第二の波:産業社会
第三の波:情報化社会

ここまではいいのですが、これからの時代は次の第四の波がくる、いや、きているそうです。

第四の波:情報化社会からコンセプチュアル社会、つまり、既成概念にとらわれずに新しい視点から物事をとらえ、新しい意味づけを与えていくという流れ。創意や共感、そして総括的展望を持つことによって社会や経済が築かれる時代、すなわち「コンセプトの時代」。

第四の波にうまく乗るためには、”ハイコンセプト”が必要というのが本書の主張です。

ハイコンセプトとはパターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見バラバラな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力です。

答えのない問題に対処する力、それが求められていると。そのために必要な力があるそうです。


これから求められる6つの感性(センス)は
  • 機能だけでなく「デザイン
  • 議論よりは「物語
  • 個別よりも「全体の調和
  • 論理ではなく「共感
  • まじめだけでなく「遊び心
  • モノよりも「生きがい
です。

どちらかというと、右脳的な能力です。論理を重視する左脳的な考え方の上に、これらのセンスを身につけておくのがいいと。


今回僕が個人的に特に参考したのは、3番の「調和(シンフォニー)」です。

シンフォニーとは、バラバラの断片をつなぎ合わせる能力です。「分析する」というより「統合する力」であり、「一見、無関係に思える分野に関連性を見出す力」、「特定の答えを出す」というよりも「広範なパターンを見つける力」、そして誰も考えなかったような要素の組み合わせから新たなものを創造する力」と説明されています。

シンフォニーの一つに”比喩”があります。なかなか気の利いた比喩を言うのは難しいものです。比喩がうまくなるためには、うまい比喩に出会ったらそれを書き留めておくといいそうです。僕はひとまず本書のアドバイスにしたがって、見つけたらメモしていこうと思います。


ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
(2006/05/08)
ダニエル・ピンク

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必要とされる人材になろう 【書評】「知の衰退」からいかに脱出するか?


05 17, 2009 | Tag,読書,勉強,自己啓発,大前研一

「知の衰退」からいかに脱出するか?「知の衰退」からいかに脱出するか?
(2009/01/23)
大前研一

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  • 「納豆がダイエットにいい」と報道されると即座に納豆に食いつく日本人

  • 中国産の冷凍ギョウザに毒性農薬が検出されると、ろくに検証もせずに中国産食材が食卓やスーパーから消えてしまう日本の現象

  • 貯蓄が好きな日本人

  • B層と呼ばれ、派手な首相のパフォーマンスやメディアの扇動に踊らされる日本人

本書で大前研一さんは、このような日本人が自分でモノを考える力が低下していることを危惧しています。舌鋒鋭く、いずれの指摘も説得力のあるもので、私も少なからず危機意識を持ちました。


メディアで報道される内容は常に正しいとは限りません。一つの事実を部分的に拡大して報道したり、特定の人に都合の悪い事実はあえて報道されないこともあります。偏った見解が堂々と報道されている場合もあります。テレビでは時々実感することかもしれませんが、新聞もそうで、新聞社ですら既存の既得権益に汚染されている可能性があるといいます。このため、大前さんは既に新聞の購読をやめたそうです。その代りインターネットのRSSを利用してたくさんの情報を収集し、その中から取捨選択して情報の妥当性を吟味した後、ストックしておくそうです。


こういった状況の中で大切になるのが「自分で考える力」です。



「考える力」を養うために有効な一つの手段として読書が紹介されています。

大前さんが強調しているのは本を読むのに必要とした時間を1とすれば、5ぐらいの時間を「何が書いてあったのか?」「ようするにこれってどういうことなんだ?」「それは自分にとってどういう意味があるのか?」と、とにかく考える時間に充てることです。

たしかに、本を読むことは、読むこと自体が目的となってしまって、後に何も残らないということが起こりがちなので要注意ですよね。



考える力はどんな時にも役立つ基礎力になりますが、もっと具体的に、この時代に身につけておくべきものは何かというと、「英語」・「ファイナンス」・「IT(それを駆使した論理思考、問題解決法を含む)」だそうです。これを三種の神器と言います。

グローバル化された今の世の中では英語が出来なければ生き残れない。タンス預金ではなく、株式投資を含めた資産運用法など、ファイナンスの知識がなければ個人がより豊かになることも日本の経済が活性化することもない。これだけ様々な情報にアクセスできる世の中になっているのに、これにアクセスする方法を知らなかったり、必要な情報に検索してもたどりつけないようではITの機能を活かしきれていない。

だから、個人が力をつけるためにはまず、これら三種の神器を身につける必要があるというわけです。



ぼーっとしていると何も考えずに与えられた情報に流されがちです。私も手にした情報はいったん内容を吟味してから飲み込むように意識していきたいと思います。



A層:財界勝ち組企業・大学教授・マスメディア・都市部ホワイトカラー
B層:「主婦層&子供を中心」「シルバー層」「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層」
C層:構造改革抵抗守旧派
(竹中平蔵経済財政大臣(当時)が起用した有限会社スリードという広告代理店が作成した資料による)





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